もっと私に自由をください
もしくは漫画みたいな刺激のある非日常を!
PS:分かりやすくするために物語の日付を書くことにしました♪
(本当は私が分からなくなるからそれの防止策なんですけどねw)←オイ
八月二十八日
私が暗部落ちしてから一週間が経ち、この一週間で私は既に十数回暗部の任務を終えている。
ちなみに上条家でご飯を作るのはあれから3日で終わった。
理由は学園都市から『お前が第一位ぶっ飛ばしたせいで騒ぎが起きてて危ねぇから旅行にでも行ってろ』的な事を言われて強制的に外部へ旅行に行かされたからだ。
そして、私は暗部の仕事でていとくんとの合同任務になることが多いので大事な親友と呼べるほどに仲が良くなった。(最初は暗部組織に馴れ合いはいらねぇんだよクソッタレとか言ってたけどプライベートでもいろいろ付き纏ってたら心を開いてくれまちた まる)
八月二十八日の今日は朝っぱらからスクールの制御役から『第七学区某所にある廃ビル内にて、大規模なテロ計画を練っているスキルアウトを消してください』と任務の連絡がきて第七学区某所にある廃ビルの前に来ていた。
今回は私だけの単独任務だ。
ここは入り組んだ路地裏を進んだ先にあり、周りには人っ子一人いない。
まぁ、スクールの下部組織の連中が人払いをしたってのもあるけど。
とりあえずちゃっちゃと終わらせますか!
「範囲指定『廃ビル』
私が右手を空中で左から右へスライドさせると廃ビルが長方形の青色の結界に囲われた。
「『デリート』」
私が指をパチンッ!と鳴らしたのを合図に廃ビルは中にいた
「お仕事しゅゥりょォっと♪」
「お前の能力は相変わらず出鱈目だな」
私が絶対能力進化実験第9982次実験の時一方通行がやっていたもののモノマネをしていると背後の曲がり角からていとくんがやってきた。
つかあんたの能力も充分出鱈目でしょうが。
「どうしたの?今日は私だけの単独任務だったと思うけど。
まさかこれから二人で合同任務に行っきまーす✨なんて言わないよね」
私が
あ、なんだろ何だか嫌な予感がする。
「察しが良いな。これから直ぐってわけじゃねぇが今夜9時頃から妹達にちょっかいを出そうと画策してやがる研究所の破壊とその研究所で
………ハァ。
妹達のためなら仕方ないか。
彼女達はただでさえ過酷な運命の元生きてるんだから余計な障害は少しでも多く取り除いてあげたいからね。
なにより、友達の危機を黙って見過ごすほど私は薄情ではないつもりだしね。
でもだからといって不満がないと言ったら嘘になる。
9時からドラマを見ようと思ってたのに…。
よし!この憂さはていとくんを荷物持ちにすることで晴らそう!
「じゃ9時まで私に付き合ってもらうからね」
「は?突き合う?お前…何急に下ネタ言っt」
ていとくんがくだらない戯言を吐き切る前に私は両拳に高密度な魔力を一瞬だけ纏ってその一瞬で全てを終わらせた。
ていとくんは体の痛めてもさして支障のない箇所を全て感覚的にはほぼ同時に殴られて吹き飛び、壁に減り込んだ。
「ちょっと…した…冗談…だったのに…」
ていとくんは壁に減り込んだまま気絶した。
とりあえず叩き起こして連れて行こうっと。
私はていとくんを壁から出して、そのまま襟首をつかんで引きずりながらセブンスミストへと向かった。
「なんで俺がこんなことをしなきゃなんねぇんだよ」
「いろいろ理由はあるけど…、まぁ…しいて言うならていとくんしか荷物持ちになってくれるような人がいないからかな」
私とていとくんは今セブスミストでショッピングをしていた。
ていとくんは能力を使って正方形の純白の車輪付きケースを創って、そこに今まで買った大量の荷物を入れてケースに付いている紐を引っ張りながら私の横に並んで歩いている。
その表情はどこか疲れ気味だけど楽しんでるような気がする。
疲れてなんだかんだ言いながらもついてきてくれるていとくんは本当に優しいね。
こんなこと恥ずかしくて本人には絶対言えないけど。
「まぁ、いつものことだし良いけどよ。
ていうかお前って俺以外に友達いねぇの?」
「友達ぐらいたぁくさんいますぅ」
「言ってみろよ」
ていとくんのくせに信じやがらないとは生意気な!
「良いよ言ってやんよ!
ヒーローに青ピに
ほら!総勢9974人も友達がいるよ!」
私は両手を腰に添えて胸を張って威張った。
「妹達つってもお前の知り合いの妹達は4人しかいねぇから実質俺含めて10人しかいねぇじゃねぇか」
「(´;ω;`)ウッ」
そういうのはさ、分かっててもさ、黙っておくものじゃないのかな?
ていとくんだって友達少ないくせに。
「そう言うていとくんだって友達少ないでしょ?」
「まぁ、確かにそうだな。お前と上条と土御門と心理定規ぐらいだな」
「(・`ω・)ドヤァ」
「勝ったってドヤ顔すんのは良いけどお前がやっても可愛いだけだぞ」
「なに?口説いてるの?や〜らし〜」
なっ!!か、かか可愛いって。
うぅ〜嬉しいけど恥ずかしい。
「そういう割には嬉しそうな顔してるけどな。
顔、ニヤついてんぞ」
ていとくんが私の顔を笑いながら指差した。
私は慌てて顔に手をやった。
うにゃっ!?顔に出てた!?
「ニヤついてなんかないんだから!」
私は嬉しくてニヤついてる顔をていとくんに見られるのが恥ずかしかったから見られないように走った。
すると、噴水のある広場にあったオシャレなアクセサリーショップであるものを見つけた。
あ!これ良さそう!
「はい!ていとくんにプレゼント〜♪」
私は店内に入ってショーウィンドウの中にあった太陽を象ったネックレスと月を象ったネックレスを即購入した後店を出て、店の外にあった噴水近くのベンチに座って待っていたていとくんに先程買った二つのネックレスの内、月の方をプレゼントした。
これらは俗に言うペアネックレスというものだ。
「なんで俺なんだ?
そういうのって恋人同士とか仲のいい女友達とでやるもんじゃないのか?」
「う、うん、…そうだけど。
その…、今日はていとくんの誕生日でしょ?
だからその…、え〜と…これは大事な親友への誕生日プレゼントってことで!
……受け取ってくれる?」
私が両掌の上に乗せたネックレスを差し出しながらていとくんを見つめるとていとくんは耳まで真っ赤にしながらも受け取ってくれた。
「仕方ねぇから受け取ってやるよ。
でもなんで俺の誕生日が今日だって知ってたんだ?
教えた覚えはねぇんだが」
「一週間前の始めて会った時に能力を使って調べたのだ!えっへん!」
「そぉかよ。もうお前のチート加減に慣れてきてる自分が恐ろしいわ」
「ねぇ、嬉しい?」
「もちろん、嬉しいに決まってる。ありがとうな、樹」
と言ってていとくんは私の頭を優しく撫でてくれた。
「えへへ、おめでとう、ていとくん」
などと話しているうちに時刻は既に8時59分、任務開始時刻まで一分を切っていた。
だが二人にとってこれはいつも通りなのだ。
任務開始時刻ギリギリまでなんだかんだ言いつつ二人で遊び、そして『ゲート』で目的地まで移動する。
他の暗部組織からしたら異常の一言と共に目を剥くだろう。
実際垣根自身も最初はあきれていたほどだ。
だが、近頃はこの表の世界を如月と共に満喫するのも悪くないと考えていた。
それは二人の関係性が大きく影響しているのだろう。
如月が垣根をその明るい性格で照らし、それによって垣根は暗い闇の中から救い出され、自身も光となることができた。
そういう意味では二人は月と太陽の関係に本当に良く似ていた。
そして二人はいつも通りに『ゲート』で研究所まで移動した。
ちなみに妹達とはお見舞いに行った際に仲良くなって心理定規とはアジトで樹とていとくんの三人で楽しくおしゃべりして仲良くなったという裏設定があったりします(^_^;)