鎮守府改革物語   作:携帯電

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第6話

食堂につくと中にいる艦娘たちは奇異の目でこちらを見てくる、怯えた様子のやつらもまだいるが初日よりはましになったように思える

何もしないというのが少しは信じてもらえているようだ。

 

「私は先に席を取っておくから提督はご飯もらってきてね」

 

周りのことなど意に介さず、島風はそういって席に向かってしまった。

仕方ないのでここの食堂を切り盛りしてくれている間宮の所に向かい話しかける

 

「提督さんどうしたんですか、もうすぐ食事をもっていこうと思っていた所なんです」

 

間宮は部屋に食事を運んでくれている、その時に軽く話したりすることで提督様なんて呼び方を止めてくれるようになった。

他のみんなもとっととこの呼び方を止めてほしいものだ、様付けなんて薄気味悪くて仕方ない。

 

「いや、島風が一緒に食べようとしつこく誘ってきたんでな仕方なくここに来たんだ」

 

「島風ちゃんが?いつの間にそんなに仲良くなったんですか意外ですね」

 

「それが俺にもよくわからん向こうから懐いてきたんだ、理由があるなら知りたいさ」

 

「うーん島風ちゃんが懐くなんてよっぽどのことがあったとしか思えないんですけどねぇ」

 

何やら意味深なことを言ってくれるじゃないか、おそらく前の提督と何かあったのだろうがこの話題には地雷が多すぎる、二人して黙り込んでしまう

 

「提督おっそーい待ちくたびれたよ早くしてよねー」

 

島風が席のほうからこちらに呼びかけてきた、そんなに待たせてしまったか

 

「あ、ごめんなさいどうぞ島風ちゃんの分と提督さんの分です」

 

食事をもらい島風の向かいの席に座る

 

「提督のご飯ってやっぱり豪華なんだねいいなープリンまであるし」

 

「なんだそんなに違うもんなのか、特に気にしていなかったがプリンぐらいやるよ」

 

島風の食事と見比べると確かにプリンと魚がついていない、提督との差があるのはあまり良くはないがそこまでひどい差ではないらしい

 

「やったーって言いたいところだけど、私にくれるぐらいならほかの子にあげてもいいかな?」

 

「なんだ別にいいけどどうして何だ?食べたそうにしていたのに…」

 

「だって私は結構なエリート艦なんだしこの食事で満足だよ」

 

何?どういう意味だ?…まさかと思い周りを見渡すと食事の質が明らかに違う艦娘たちがいる練度の高さによって出されるものが違うのか、

いくら艦娘が人間と同じ栄養を取らなくていいとはいえ、

これでは艦娘同士に軋轢が生まれてしまう食事でこれなら他のことでも差が生まれていることは想像がつく。

書類を見るだけでは分からない問題もまだまだありそうだなこうなったらもう少し艦娘達と関わるしかなさそうだ。

 

「なあ島風おまえこれを直してもらいたくてここまで連れてきたのか?」

 

「だってこのままじゃせっかくのご飯がおいしく食べられないでしょ?見てもらうのが一番早いんだもん」

 

茶目っ気たっぷりに笑いながらそう言われる、こいつ…何も考えて無さそうに見えて油断できないな

増えた仕事に進まない調査に憂鬱になりながら食事を終えるのだった。

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