戦姫絶唱シンフォギア 歌姫と死神の十一重奏(ウンデクテッド)   作:ナルカミトオル

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大っっ変お待たせしました!更新から約半年以上…駄目な作者ですがそれでも呼んでくれると嬉しいです!

シオン「今回は戦闘映写があるけど…あまり期待しても仕方ない。でも、最後まで呼んでくれると俺も嬉しい」


Chapter2:戦闘 VSミカ 逃走

ーS.O.N.G.移動本部 指令室ー

 

 

 

今までの話はS.O.N.G.の指令室にも聞こえていた

 

 

?「切歌ちゃん達をお姉ちゃんって、言ったよねあのロボット…」

 

?「ああ…つーかあのロボット3年前のあのライブの時に助けてくれたのに似てるんだけど…」

 

?「はい。わたしもそう思いました」

 

?「あのロボットが響を助けたの?」

 

響「うん…」

 

モニターを見ている病人服に頭や腕に包帯を巻いている少女ー立花響はロボット(ガンダムベリアルレイヴンヤタガラス)が切歌達を姉と呼んだを気にする。響の言葉に同意したオレンジ色の髪の女性ー天羽奏は切歌達を守りながら戦うベリアルが3年前、自分達ツヴァイウィングのライブでノイズと戦ったロボット(ガンダムベリアル)に似ていた言えば響は奏とともに助けてくれたロボットに似ていることに同意した。

同意した響を支えている少女ー小日向未来はそのことを聞けば響は頷きモニターを再び見る

 

 

?「・・・・・」

 

?「マリア姉さん…」

 

?「マリア、あの機体のことを知っているのか?」

 

?「知っているならあたし達に教えてくれよ」

 

同じようにモニターを見ている桃色の髪の女性ーマリア・カデンツァヴナ・イヴは何も言わずモニターを見つめている。マリアの妹ーセレナ・カデンツァヴナ・イヴはそんなマリアに呼びかけ視線を向ける。

青髪の女性ー風鳴翼はマリアにベリアルのことを聞けば翼の隣にいる銀髪の少女ー雪音クリスも聞いてくる

だが、マリアは何も言わずただモニターを見ている。まるで、目を離すことはできないと言わんばかりに

 

クリス「おい!聞いていんの…か…」

 

翼「雪音?……!」

 

クリスはマリアの態度に痺れを切らしたのか顔を見てみると言葉を濁られる。翼もクリスの反応が気になったのかマリアの方を見ると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリアは…涙を流していた

 

 

 

 

 

 

 

翼「マリア……?」

 

クリス「お前…なんで泣いたんだよ」

 

響「マリアさん?」

 

奏「どうしたんだよ一体…」

 

未来「セレナさんは何か知っていますか?」

 

セレナ「…うん」

 

 

それぞれが驚いている中、未来は理由を知っていそうなセレナに聞くとセレナは少し間をおいて答えた。そして、マリアのそばに寄り優しく肩を抱いた

 

マリア「よかった…本当にッ……よかったッ」

 

セレナ「マリア姉さん…」

 

マリアは手で顔を覆い涙を流し膝をついた

 

 

?「ねえ、あの機体は一体なんなの?」

 

?「ふん!あんなの俺の敵じゃない」

 

?「はあ…まだ敵としたわけじゃないでしょ?(あの機体…モビルスーツはフロンティア事変に出てきたのと同じ。でも、切歌達を守ってる…どうゆうこと?)」

 

響達と同じようにモニターを見ている1組の男女がいる。この人達は本来ならばいない存在…謂わば、シオンとは別の世界の転生者だ

男の方の名は神崎薫(かんざきかおる)、女の方は神楽坂朱音(かぐらざかあかね)。どちらも奏者であるが、自動人形(オートスコアラー)と戦いギアを破壊されてしまった

 

 

?「あの機体は一体…今までこちらに攻撃してきていたのに何故守っている?」

 

?「それに関しては何とも言えません」

 

赤服の男ー風鳴弦十郎は機体(ベリアル)が守っている理由を疑問に思うとそれをスーツを着ている男ー緒川慎次が答える

 

?「でもあの機体、今までのとは外装違いますよ」

 

?「!確かに…言われてみればそうね」

 

コンソロールを操作している二人の男女ー男のオペレーターは藤尭朔也、女のオペレーターは友里あおいは機体が今までのとは外装が異なることに気付く

友里はサブモニターを出しフロンティア事変の時に現れた機体と比べた

 

弦十郎「…フロンティア事変の時に現れている機体と比べてみると外装、武装、そして性能が大幅に違うな」

 

緒川「…もしかしたら、マリアさん達の様子からすると知り合いかもしれませんね」

 

緒川は泣いているマリアと彼女に寄り添っているセレナの二人を見る

 

 

 

そこに指令室に誰かが入ってきた

 

 

 

?「お待たせしました!翼さん、クリスさん!これを!」

 

指令室に入ってきた少女のような外見の子ーエルフナインは手に持っている赤いペンダントを翼とクリスに渡した

それは自動人形(オートスコアラー)に壊されエルフナインによって改修された2人のシンフォギア『天羽々斬』と『イチイバル』だった

 

翼「終わったのかエルフナイン!?」

 

エルフナイン「はい!これならアルカ・ノイズの分解能力を無効化できます!」

 

翼「よくやった!行くぞ、雪音!」

 

クリス「おう!」

 

 

自身のギアを受け取った翼とクリスは指令室を出て行く

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

シオン(ベリアル)『・・・・・』

 

シオン(ベリアル)は大量のアルカ・ノイズを手に持っている双剣刃で斬りつけていく

 

調「すごい…」

 

切歌「圧倒的デス…」

 

調と切歌はシオンの強さに呆気にとられ見惚れていた

 

弦十郎『切歌くん、調くん!大丈夫か!』

 

切歌・調「「司令!」」

 

弦十郎『今そちらに翼とクリスくんが向かっている。君達を守りながらアルカ・ノイズと戦っている機体にできれば敵ではないということを伝えてほしい』

 

調「わかりました」

 

切歌「了解デス!」

 

切歌と調がシオンの強さに見惚れていると弦十郎から翼達が向かっていることと敵でないことを伝えてほしいと通信越しから頼まれ2人は了承し通信を切り、アルカ・ノイズと戦っているシオンを見ながらどう伝えるかを考える

 

 

シオン(ベリアル)『・・・?』

 

淡々と襲い掛かってくるアルカ・ノイズを倒すシオンだがミカがいないことに気付き辺りを見回す

 

ミカ「隙だらけだゾ!」

 

シオン(ベリアル)『ッ!』

 

ミカはアルカ・ノイズに紛れて背後から迫る。シオンは不意を突かれミカは腕のカーボンロッドを放ち周りのアルカ・ノイズごと当てる

 

切歌・調「「シオンッ!」」

 

カーボンロッドの直撃によりシオンの周辺は土煙が充満する。その状況を見て切歌と調は悲痛の声をあげる

 

 

 

 

 

ミカ「これであの妙な奴はこれで木っ端微塵だゾ!後はお前達ジャリンコどもをバラバラに解体するだけだゾォォ!?」

 

切歌「えっ」

 

調「……あ!」

 

ミカは切歌達に目標を変え歩み寄ろうとするが土煙から投擲された斧のようなものが体に当たり吹き飛ばされ瓦礫にぶつかり埋もれる

切歌と調は土煙の方を見ると煙は晴れ左腕に白とベージュ色の盾のようなものを持っている無傷のベリアルがいた

 

切歌・調「「シオンッ!」」

 

ミカに視線を向き切歌達の前に左手の盾ーリベイクシールドを突き刺し自身はシールドの前に立つ

ミカは吹き飛ばされた影響の邪魔な瓦礫をどかし立ち上がる

 

シオン(ベリアル)『……しぶと』

 

ミカ「お前しつこいゾ!とっととバラバラになるゾッ!」

 

シオン(ベリアル)『…誰がなるか赤髪人形女。ウェポン、メイス』

 

シオンは持っている武器ではパワーが足りないと知り、初期のバルバトスが愛用していたメイスを右手に持ち肩に担ぐ

 

 

 

 

するとそこにS.O.NG.のマークがついたヘリが到着しハッチから翼とクリスが飛び降りて来た

 

 

 

 

シオン(ベリアル)『!(あの青髪の女…あの時のライブで歌って戦っていた片割れ…)』

 

シオンは飛び降りてくる翼とクリスを気にするが、ミカの方に向き直り警戒する

 

 

翼「行くぞ、雪音!」

 

クリス「おう!」

 

翼「Imyuteus amenohabakiri tron」

 

クリス「Killiter Ichaival tron」

 

2人はエルフナインによって強化されたギアを詠唱し纏う

 

 

 

翼は青と白、クリスは赤と白の戦闘服に変わり着地する。着地したと同時に武器ーアームドギアを持ちミカに向けて構える

 

 

 

2人はアームドギアを向けながらもシオンのことも警戒しながらも共闘を持ちかける

 

 

翼「あなたが敵かはまだわからない。だが、暁達を守ってくれたのは事実だ」

 

クリス「お前とは今は一緒に戦ってやる。でも妙なことすりゃすぐにぶち抜いてやっからな!」

 

シオン(ベリアル)『共闘か…お前たちと敵対する理由は俺にはない。こっちはそれでいい』

 

翼「…そうか」

 

シオンの共闘の了承に翼は安堵する

 

クリス「なら行こうぜ先輩!」

 

翼「ああ!風鳴翼、参る!」

 

クリス「それとお前!足引っ張んじゃねえぞ!」

 

シオン(ベリアル)『足引っ張るなと言いたいのはこっちの方だ弓使い、防人女』

 

シオンはそれだけ言いミカに攻めかかり行く。ミカも両腕の大きな爪で応戦する

 

クリス「何だよあの呼び方よ!」

 

マリア『それは仕方ないのよ。許してあげて』

 

クリスがシオンの呼び方に不満の声を上げるとそこへマリアが通信してくる

 

翼「どうゆうことだマリア?」

 

マリア『あまり詳しく話せないけど…あの子(・・・)は昔大人に酷いことをされて人を信じられないのよ。声を聞いている限り今は違うみたいね』

 

クリス「んだよそりゃ…」

 

翼「…何故声を聞くだけでわかるんだマリア?」

 

マリア『あの子は私やセレナ達の家族よ。だから、声だけでわかるのよ。あの子は…シオンには仲間ができたって…』

 

翼・クリス「「・・・・」」

 

翼とクリス、指令室にいるセレナを除く待機しているメンバーはマリアの言い分に少し唖然とする

ミカと攻防を繰り広げていたシオンが下がってきた

 

シオン(ベリアル)『…いつまで話し合ってる気?』

 

翼「ッ!?す、すまない」

 

シオン(ベリアル)『戦う気ないなら下がってろ。邪魔で仕方ないから』

 

クリス「なッ!?」

 

シオンはそれだけ言い背中と脚部のスラスターを使い一気にミカに接近しメイスを振り下ろす

ミカはメイスを両手のカーボンロッドを取り出し受け止めるも勢いがあるからか足元が凹みカーボンロッドに罅が入る

 

ミカ「ッ…今のはちょっと『これで終わりにする』なッ!?」

 

シオンは振り下ろしたメイスの勢いを利用してミカの背後に着地しライフルを手にし連発する。両手が塞がっているミカは防げずに全弾くらい吹き飛ばされる

 

ミカ「ギャアアアアアアアアア!?」

 

シオン(ベリアル)『最後に…これはお前に傷付けられた切姉と調姉のぶんだ!』

 

さらに追撃と言わんばかりに宙にあるメイスを手にしミカに思いっきり投げる。カーボンロッドで防ぐも簡単に壊され吹き飛ばされ瓦礫に埋もれる

 

 

翼「あの自動人形(オートスコアラー)をいとも簡単に…」

 

クリス「どんだけ強えんだよあいつは…」

 

シオン(ベリアル)『・・・・』

 

翼とクリスはシオンの強さに呆然としているが、シオンは投げたメイスを拾い吹き飛ばされたミカの方向をじっと見ている

 

 

切歌「シオン?」

 

調「どうしたの?」

 

シオン(ベリアル)『……仕留め損ねたか』

 

 

 

 

シオンの呟きとほぼ同じタイミングで瓦礫が突風により吹き飛ぶ

 

 

 

 

『ッ!?』

 

翼とクリスは武器を構え直し、シオンは拾ったメイスを担いだ

 

 

 

?「情けない姿ねミカ。…でも、あれは予想外ね」

 

ミカ「…助かったゾ」

 

そこには緑の洋風のドレスの服装で剣を携えた女性ーファラ・スユーフがいた。その後ろには両手が壊され所々スパークが生じているミカがいた

 

 

翼「ッ!あれは…!」

 

翼はその姿を見てアームドギアを力強く握りしめる

 

 

シオン(ベリアル)『……見た感じお前も同じか』

 

ファラ「ええ。私はファラ・スユーフ。以後お見知りおきを、ロボットさん」

 

シオン(ベリアル)『敵を覚える気はない。ここでお前も叩き潰す』

 

 

シオンはスラスターで一気に加速しようとすると、ファラは剣を振るい前方に竜巻を起こし近づけさせなくする

 

シオン(ベリアル)『…チッ』

 

ファラ「私はただミカを回収しに来ただけよ。あなたと戦うことじゃないのよ」

 

シオンが竜巻で近づけない間にファラは懐からテレポートジェムを取り出し足元に落とす

テレポートジェムが砕ければ魔法陣が展開され潜っていく

 

ミカ「お前!今度会ったらバラバラにしてやるゾ!」

 

ファラ「また会いましょ、ロボットさん?」

 

 

2人はそんなことを言い残して消える

 

 

 

 

ハロ『反応ナシ!反応ナシ!』

 

シオン(ベリアル)『そう…次は絶対に叩き潰すだけだ』

 

シオンは自動人形(オートスコアラー)の消えたところを見ながら言う

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

戦いが終わりクリスは切歌と調を抱きしめて説教しているのを離れて見ているシオンはこれからどうするかを考えた

 

 

シオン(ベリアル)(これからどうするか…切姉達と共に戦うのはいいけど気になることがある)

 

翼「すまないが、少しいいだろうか?」

 

シオン(ベリアル)『…何?』

 

考えていると翼が近寄って話し掛けてくる

 

翼「お前はフロンティア事変の時に私達を襲った機体か?」

 

シオン(ベリアル)『フロンティア事変でお前達を?いや、俺はお前達を襲ったことは一度もない』

 

翼はフロンティア事変で襲ったことはあるかと聞かれればシオンは首を横に振り一度もないと答え考える

 

翼「そうか…だが、お前に似た機体がライブの時に私達を襲って来たから気になってはいた」

 

シオン(ベリアル)『(俺の相棒に似た機体…まさか)お前達を襲った機体はこの機体か?』

 

 

シオンはベリアルのツインアイから初期の頃のベリアルの映像を出す

クリスも説教が終わったからか話に加わる

 

 

クリス「ッ!こいつだ!」

 

翼「…ああ。この機体を知っているのか?」

 

シオン(ベリアル)『ああ(初期の相棒を見てこう言ってる。つまりあの世界(鉄血の世界)から俺以外(・・・・)にもいる。そして初期の相棒から推測すると…)』

 

切歌「シオン?どうしたデスか?」

 

調「シオン…?」

 

ツインアイから映像を消して考えているシオンに毛布をかけ応急処置をした切歌と調は心配そうに声をかける

 

シオン(ベリアル)『…それより俺に何の用?』

 

シオンは話を晒し翼達から用件を聞く

 

翼「私達と共に来てもらいたい」

 

クリス「お前はあのロボットについて知っているみたいだしな。あたしらと来てもらうぜ」

 

切歌「シオンが一緒だと嬉しいデス!」

 

調「あの頃のように一緒にいたい」

 

 

翼とクリスは情報を得るため、切歌と調は共にいたいためにシオンを勧誘する。

 

 

 

それに対するシオンの答えは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シオン(ベリアル)『……今は一緒に行けない』

 

拒否だった

 

 

 

 

翼・クリス「「なッ!?」」

 

切歌「シオン…?」

 

調「どうして…?」

 

4人とも動揺を隠しきれずにいるが何故一緒に来れないか調が聞く

 

 

シオン(ベリアル)『俺の勝手な事情だ。それを話すことはできない…ごめん切姉、調姉』

 

そう言ってシオンはスラスターを使い大きく後ろに跳びクタン参型を呼び出して空を飛んでいく

 

 

切歌・調「「シオン……」」

 

 

 

切歌と調はシオンが飛んで行った方向をずっと見つめる

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