W&ARTHUR スピンオフ大戦ブレイク   作:名もなきA・弐

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 アーサーとウェルシュメインのスピンオフです。若干カー君のキャラが崩壊している気がしますが、司会進行なので妙なテンションになっているだけです。
 
後、活動報告の方である募集を行っていますのでお時間があったら覗いてみてください。


アーサーの、みんなでチャレンジゲーム!!
1stステージ パーフェクトクイズ


「『アーサーのみんなでチャレンジゲームッ!!』」

『イエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッ!!!』

 

仮面ライダーアーサーがベルトに意識を転送させたウェルシュと声を合わせてタイトルコールすると本日の参加メンバーたちが歓声をあげる。

歓声が静まったのを確認すると、アーサーはコーナーの説明をする。

 

「さぁ、このコーナーは参加者全員に様々なゲームをチャレンジしてもらい優勝賞品をゲットしてもらいます!」

『その前に、今回のチャレンジャーたちを紹介しよう!…まずはこのチームッ!!』

 

そう言って、ウェルシュが参加者席にいる二組のチームにスポットライトを当てる。

同時にアーサーがチーム名の紹介を始める。

 

「風の都で悪人たちに投げかけ続ける永遠のハーフボイルドとクールなツンデレ妻っ!『凸凹左チーム』!」

「ハーフじゃねぇっ!ハードボイル…」

「ツンデレは余計です。まぁ、よろしくお願いします」

 

翔太郎の言葉を遮って雷華は司会者に注意すると、お辞儀をする。

アーサーは気にせず二つ目のチームを紹介する。

 

「続きまして!個性がない?相手との因縁が薄い?違う、無個性が個性だっ!活躍が少ないのを汚名返上出来るかっ!?『カエルさんと焼き鳥チーム』!!」

「悪意を感じるんだけど、気のせいかな戒君っ!?」

「焼き鳥じゃありません、鳳凰ですっ!確かに燃えてますけど!」

 

飛鳥と斑鳩のツッコミを無視して、アーサーは三組目の紹介に移る。

この男と機械、妙にノリノリである。

 

「三組目の紹介だっ!どうしてこうなったっ!?誰が決めたか異色のチーム、『本棚とお薬チーム』ッッ!!」

「色々と気になるけど、ぞくぞくするねぇ」

「私たちも聞きたいわ」

 

妙な紹介でも平常運転のフィリップと、選抜理由を問いたい春花…だがアーサーは無情にも最後のチームの紹介を始めた。

 

「最後のチームの紹介だっ!乳なんて脂肪だっ、飾りだっ!!空前絶後な下剋上魂を見せてやるっ!!『永久なる虚無チーム』ッッ!!」

「「てめぇブッ飛ばすぞごらぁっ!!」」

 

あんまりにも酷い紹介に琴音と未来が鬼の形相で怒鳴り立てるも、ウェルシュが今回のゲームの紹介に移る。

 

『さて、今回君たちに挑戦してもらうゲームは…「パーフェクトクイズ」だ。ルールは簡単、出題された問題にボタンを押して答えるだけ。間違えた場合は解答権を一時的に失うから気を付けてくれ、最終的にポイントが多かったチームが勝利だ』

「さぁ、ゲームスタートだっ!!」

 

説明を終えた彼に続いてアーサーが開幕の合図を送ると、巨大なモニターから問題文が照らされた。

 

【第一問 4月30日に放送された仮面ライダーエグゼイドでパラドが変身した仮面ライダーパラドクスのフォーム名は?】

「…て、アーサーとかWに関する問題じゃないのっ!?」

「文句なら作者に言えー。さぁ分かる人は?」

 

問題の内容に琴音がツッコミを入れるがアーサーはそれを無視して司会を続ける、そんな中でいち早く解答ボタンを押したチームがいた。

 

「飛鳥さん、どうぞ!」

「えっと、仮面ライダーパラドクス パーフェクトファイターあれ?パズルファイターだっけ?」

「飛鳥さんっ!あれほど解答は慎重にと…」

『不正解だね…と。翔太郎、解答どうぞ』

「仮面ライダーパラドクス パーフェクトパズルノックアウトファイターだっ!」

「長いっ!Wみたいにフォーム名をくっつければ良いってもんじゃないからっ!!」

「翔太郎さんのバカァッ!」

 

飛鳥と翔太郎が不正解になり、次の解答権がなくなってしまう。

斑鳩と雷華が自チームの相方に文句を言う中、次にボタンを押して解答したのは琴音。

 

「仮面ライダーパラドクス パーフェクトノックアウトゲーマー!!」

「ぶっぶー、不正解」

「はぁっ!?今のは琴音の正解でしょっ!!」

『惜しいね、実はもう一つ付け加えなきゃいけない物がある』

 

「えっ」と琴音と未来が驚く中、ボタンを押したフィリップが正解を述べた。

 

「仮面ライダーパラドクス パーフェクトノックアウトゲーマー レベル99だね」

「『正解っ!!』」

 

フォーム名の後にPKOゲーマーのレベルを述べた彼にアーサーとウェルシュが声を揃えて賛辞を送る。

そう、エグゼイドのライダーにはレベルの概念が存在するのでフォーム名を言うだけでは駄目なので琴音の解答は不正解となったのだ。

悔しそうな表情を見せるメンバーを余所に問題は二問目へと入る。

 

「それでは、第二問!」

【第二問 仮面ライダージョーカーと仮面ライダーWサイクロンジョーカーエクストリームが戦った場合、勝つのはどっち?】

「…っ!」

 

問題文が映った瞬間、素早く解答ボタンを押したのは雷華。

あまりの早押しに驚きながらもアーサーは彼女の方を向く。

 

「雷華叔母さん。答えをどうぞ!」

「仮面ライダージョーカーです」

『残念、不正解!!』

「何でですか!?ジョーカーは強いんです、翔太郎さんが変身しているから強いはずですっ!!絶対、絶対そうに決まっています!」

「やめろ、雷華。何だか悲しくなってくるから…」

 

執拗にジョーカーを推す雷華に対して翔太郎が彼女を宥めていると春花がボタンを押し、解答準備へと入る。

 

「はいっ、春花さん」

「二人で一人だし、何より最強フォームは強いのが基本だから…正解は仮面ライダーW CJX」

「ぶっぶー、外れです」

「嘘っ!?私たちもそれだと思ったのに…!!」

 

春花の解答が不正解だと分かった琴音たち残りのチームは驚愕する、なぜなら彼女たちもそれが正解だと思っていたので焦りが生まれる。

少し騒々しくなった中、ボタンを押す音が聞こえた。

 

『おっと。お手付きから解放された凸凹左チームか…では翔太郎、答えをどうぞ』

「勝敗は、なし……だ」

「正解っ!!」

 

アーサーの言葉を聞いた途端、翔太郎が「っしゃ!」とガッツポーズする。

無論、その解答に対して周りからブーイングが飛ぶがウェルシュが説明を始める。

 

『仮面ライダージョーカーの変身者は、左翔太郎。そして仮面ライダーW CJXに変身するのはフィリップ…そして左翔太郎だ』

「同じ人間同士で戦うことは出来ない…よって答えは勝負が出来ない、または勝敗は存在しないが正解ってわけ」

 

捻くれた問題と答えに琴音と雷華は文句を言いたくなるも、それを抑え次の問題へと取り掛かろうとする。

アーサーが「第三問!」と指を鳴らした。

 

【第三問 2017年3月16日に発売された閃乱カグラのタイトルは?】

「「はいっ!」」

「おっ、まさかの同時押し。じゃあ斑鳩さんと琴音、一度にどうぞ」

「「閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASHッ!!」」

「大正解っ!特別サービスで二チームにポイントを上げます!」

 

喜びの表情を見せる斑鳩と、未来とハイタッチを交わす琴音。

 

「髪を団子状にした斑鳩さん綺麗でしたよ、大人っぽくて」

「そ、そうですか?ありがとうございます///」

「「「……」」」

『さぁて、そろそろ最終問題に入ろうか!!うん、そうしよう!』

 

アーサーの言葉に顔を赤くする斑鳩…心なしか満更でもない表情を見せる彼女と天然発言をした彼に対して、無言のプレッシャーを出す琴音、飛鳥、未来の三人に寒気を感じたウェルシュが次の問題に突入させる。

春花は「子供ね、三人とも」と年長者としての余裕を出しながらも、次の出題に対して身構える。

 

『最終問題は、間違い探しだ。これから映像を流すからその間違いを君たちは指摘してくれ、では始めるぞ』

 

そう説明を終えると、間違い探し専用の映像を映した。

 

 

 

 

 

(※)ここからは、間違い探しの映像が流れます。

「うるせぇ!女は黙ってろっ!!」

 

酒瓶を持った男(演者:村雨)は自分に文句を言う妻に対して平手打ちをした。

愛する夫に叩かれた妻(演者:真希奈)はぶたれた頬を手で押さえながら、涙声で話す。

 

「ひどい…昔は、暴力を振るうような人じゃなかったのに…酒を飲むようになって。あんた、変わったよ……!」

「やかましいっ!俺の稼いだ金で飲んで何が悪いっ!?」

「もうこんな生活耐えられないっ!!」

 

無駄に演技の上手い妻の言葉に、これまた無駄に演技派な男は怒鳴り声をあげるが彼女は目に涙を流しながらも彼を睨む。

 

「こんな家、出て行ってやるわっ!!」

「おーおーっ!何処へでも行っちまえっ!!」

「っ!…この、意気地なし!」

 

最後まで、互いにまともな言葉を伝えられぬまま、妻は自分の子どもと共に出て行ってしまった。

勢いよく戸を閉めた音が反響する。

 

「はっ、うるせぇのがいなくなってせいせいしたぜ。はは…」

 

一人だけになった男は胡坐をかくと、酒瓶を傾けてコップに酒を注ぎ自分の口に持っていく。

しかし、それを飲まない…飲むことが出来ないのだ。

 

「…畜生、分かっているんだ。俺が間違ってるってことぐらい。何処で間違えちまったんだ、俺の人生…何処で間違っちまったんだああああああああああっっっ!!!!」

 

頭を抱えて蹲る男…だが、その答えを教えてくれる者は何処にもいなかった。

ただ、哀れな男の悲痛な叫びだけが木霊していた。

 

 

 

 

 

「さて、何処で間違ったでしょう?」

 

映像が終わり、アーサーが問いかけた途端、最初に反応したのはもちろん琴音だった。

 

「そういう間違い探しいいいいいいいいいいいっっ!!?これ間違い探しじゃないじゃん!ただの薄っぺらいホームドラマじゃん!てか何この映像っ!?」

「何でお兄様が参加しているのですかっ!!」

『いや、試しに頼んでみたら喜んで参加してくれたが』

「意外とノリが良いよなあの人…さぁて解答者は?」

 

「いるわけないだろっ!!」とメンバーの大半が出題内容に対してブーイングを行うが、一人だけボタンを押した者がいた。

 

『では、翔太郎。解答をどうぞっ!!』

「簡単だっ!自分のことばっかりで己と過去や周囲の人と向き合おうとしない、その精神そのものが間違ってたんだーーーーっ!!!!」

「『大正解っ!!』」

『嘘おおおおおおおおおおおっっ!!!?』

 

翔太郎の提示した答えと「正解」と告げたアーサーとウェルシュにメンバーが一斉にシャウトした。

 

 

 

 

 

全ての出題が終了し、メンバーは解答者席からステージの方へと向かう。

ステージの中央にいる翔太郎はドヤ顔を、雷華はいつものクールな表情だったが僅かに笑みを浮かべているため勝利を喜んでいるのだろう。

アーサーとウェルシュが勝利チームに拍手を送る。

 

「今回のゲームの勝者は、凸凹左チームでしたーーーっ!!」

『君たちには、優勝賞品であるドリームアイランドのペアチケットを渡そう』

 

遊園地のペアチケットを渡された雷華は少しだけ笑みを浮かべると、大事そうに財布へとしまった。

メンバーが二人に拍手を送る中、アーサーとウェルシュは締めの挨拶をする。

 

「今回は、ここまでっ!!以上、アーサーのチャレンジゲームでした!」

『Good luck!!』

 

ウェルシュの言葉に続くように参加者メンバーは再び、大きな拍手をした。

 

「カー君、ちょっとこっち来ようか」

「えっ、ちょ…チーム名のことは許し…」

 

こうして、誰も被害を受けることなく、1stステージは無事に終了したのであった。

 




 今回はクイズでしたが様々なゲームを行います。ではでは。ノシ
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