ファッ!? 前回の投稿から4ヶ月以上も経っとるやんけ!しかもタイトル淫夢と関係ないとか…はーつっかえ。
というわけでどうぞ(素)
〜ポケモンセンター〜
グレイシア『んっ……』
ユウキ「あっ、気付いた?」
グレイシア『ここは?』
ユウキ「ポケモンセンターだよ」
グレイシア『ポケモンセンター?』
僕は彼女が気絶してから今までの経緯を説明した。傷だらけでポケモンセンターまで間に合わないので勝手にゲットしたこと、再戦を約束したこと。危うくお尻の穴を開かされるとこだったこと。
グレイシア『お尻の穴? どういうこと?』
ユウキ「うん、僕もよくわらない」
しばらく沈黙が続いた。
ユウキ「ごめんね」
グレイシア『どうして謝るの?』
ユウキ「その……、怒ってるかなって」
グレイシア『何が? お尻のこと?』
ユウキ「いやそっちじゃなくて、君を捕まえたこと」
グレイシア『ああ……、別に気にしてないわ』
ユウキ「どうして? ゲットされるの嫌がってたのに」
予想外の反応に僕は思わず聞いてしまった。
すると彼女は少し考えこんでからこう答えた。
グレイシア『あんなにおいしいアイスを食べたのは初めてなの。あなたと一緒にいればあのアイスを毎日食べられる……そうでしょ? だったらあなたと一緒にいた方がいいかもって思っただけよ』
ユウキ「そっか……でも実はあれ、お店のなんだよね。あんまり勝手にあげると……」
グレイシア『あら、あなたが買い取ればいいだけの話じゃないの?』
ユウキ「ははは……なるほど」
出費がかさむなぁ〜……。まあ僕もまんざらでもないんだけどね。
グレイシア『それで、これからどうするの? 再戦まではもう少し時間があるんでしょ?』
ユウキ「うん。でも体はもう大丈夫なの?」
グレイシア『大丈夫よ。それに負けっぱなしは嫌だもの、早くリベンジしたいわ』
彼女の目からひしひしと闘志を感じた。負けず嫌いなんだろうな。
グレイシア『それと……私もこの前はごめんなさい』
ユウキ「どうして謝るの?」
同じ質問をしちゃった。
グレイシア『あなたの指示を聞かず勝手に行動したからよ。あんなバラバラの状態じゃあの変態サングラスには勝てないわ。今度こそ“一緒に”戦いましょう』
ユウキ「うん! じゃあ早速バトルの作戦なんだけど」
グレイシア『待って』
ユウキ「えっ?」
作戦会議を始めようとしたら、グレイシアが食い気味にキャンセルしてきた。なんだろう。
グレイシア『まずゲットしたらはじめにすることがあるでしょ?』
ユウキ「はじめにすること……ポケモンとトレーナーのスキンシップとか!?」モフモフ
グレイシア『触らないで』
ユウキ「えぇ……(困惑)」
グレイシア『名前よ名前。ニックネームと言ったほうがいいかしら。それを私に付けてよ』
ユウキ「ニックネームかぁ。んーそうだなぁ〜」
ユウキ「フロンはどうかな? 女の子っぽくていいと思うんだけど」
グレイシア『あなたらしいセンスのかけらも無い名前ね』
ユウキ「さっきからひどくない!?」
グレイシア『ふふっ、冗談よ。素敵な名前だわ』
ユウキ「ではあらためて……よろしく、フロン!」
フロン『ええ、よろしくね』
次回はなるべく早めに投稿できるようにします…。