ひなこのーと だいありー   作:naogran

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13話「きせいとしょうたい」

ある冬の日のひととせ荘。晴人のスマホに電話が入った。

 

晴人「もしもし?・・・あぁ将仁さん。急にどうした?・・・帰省?・・・ああ明日に行く予定。・・・え?ひな子ちゃん達も?・・・話してみるわ。じゃあ後でな。」

 

通話終了。喫茶店に居るひな子達と話す。

 

晴人「ねぇ皆、ちょっと良いかな?」

 

くいな「何ですか?」

 

晴人「俺と姉ちゃん、明日に帰省するって聞いてるよね?」

 

くいな「はい。聞いてます。」

 

晴人「そこでなんだけど、皆も一緒に来ない?」

 

ひな子「私達も?」

 

晴人「将仁さんから言われてな。どうせなら皆も一緒に来いって。」

 

尋華「良いねそれ!ねぇ、皆はどうする?」

 

くいな「私行ってみたいです!」

 

晴人「真雪ちゃんは?」

 

真雪「そうねぇ・・・行ってみようかしら。」

 

尋華「千秋ちゃんは?」

 

千秋「おじさんの家久し振りに行きたい。」

 

晴人「ひな子ちゃんはどう?」

 

ひな子「あ、あの、私も行っても良いんですか?」

 

晴人「うん。」

 

ひな子「じゃあ、私も。」

 

晴人「そうだ。ゆあちゃんも来る?」

 

ゆあ「え?私もですか?」

 

尋華「そうだよ!ゆあちゃんも来たら私嬉しいよ!」

 

ゆあ「えっと、じゃあ・・・行ってみたいです!」

 

尋華「本当!?私嬉しいよ〜!」

 

嬉しくなって、ゆあを抱き締めた。

 

ゆあ「ひ、尋華さん!?」

 

晴人「じゃあ決まりだな。ちょっと将仁さんに電話して来る。」

 

 

 

 

 

 

数分後。

 

晴人「明日将仁さんが迎えに来るって。」

 

尋華「分かったわ。あ、晴人はどうする?バイクで行く?」

 

晴人「そうだなぁ・・・将仁さんのビアンテは8人乗りだから丁度良いな。俺も乗る。」

 

尋華「OK。」

 

 

 

 

 

 

翌日のひととせ荘。

 

晴人「将仁さんもうすぐ来るって言ってたけど、ゆあちゃん遅いな。」

 

ひな子「どうしたんだろう?」

 

ゆあ「お待たせ〜〜!!」

 

丁度そこにゆあが到着した。

 

千秋「おはようゆあちゃん。」

 

ゆあ「お、おはようございます千秋先輩!」

 

尋華「何か忘れ物とかしちゃったの?」

 

ゆあ「いえ、ちょっと荷物を積むのに時間が掛かっちゃって・・・」

 

旅行カバンが2つあった。

 

尋華「そ、そうなの・・・?」

 

するとそこに、1台のビアンテが停まった。

 

真雪「あ、将仁さん!」

 

将仁「よう皆!久し振り!」

 

晴人「久し振りって、この前会ったばかりだろ。」

 

将仁「そうだったな。じゃあ荷物を後ろに置いてくれ。」

 

ひな子「はい。」

 

皆が荷物を後ろに積んで、乗車した。晴人は助手席、ひな子とくいなと真雪は2列目、千秋とゆあと尋華は最後尾。

 

将仁「じゃあ行くか!」

 

アクセルを踏んで、南条家へ向かう。

 

 

 

 

車内。

 

ひな子「晴人さんの家は何処にあるんですか?」

 

晴人「港区にあるんだ。ひととせ荘から徒歩で1時間程度だ。」

 

ゆあ「そんなに遠いんですか?」

 

晴人「まあね。」

 

将仁「晴人、尋華、最後に帰省したのは何時頃だ?」

 

尋華「確か・・・私が去年の1月で。」

 

晴人「俺は去年の2月頃だったな。」

 

将仁「晴人、帰ったら七美が何をしでかすか分かんねえぞ?」

 

晴人「そう言えばそうだった・・・」

 

真雪「ん?晴人さん、七美さんが何をしでかすの?」

 

晴人「実は、俺が帰って来たと同時に色々やってくるからね・・・1回目の帰省は急に飛び込んで来た。2回目の帰省はお菓子を作って待ってくれてた。3回目と4回目は色々あって、そして今日5回目の帰省は、何が出るか分からん・・・」

 

千秋「でも、七美さん凄く優しいよ?」

 

晴人「優しいのは知ってる。けど俺が好きだなんて・・・」

 

ゆあ「晴人さん大丈夫ですよ。何かあったら私達にも言って下さい。」

 

晴人「ゆあちゃん・・・」

 

ひな子「だ、大丈夫ですよ晴人さん!」

 

晴人「ひな子ちゃん・・・」

 

ひな子「愛があれば何でも出来ますよ!」

 

晴人「ひな子ちゃん・・・それフォローしてんの・・・?」

 

 

 

 

 

 

そして南条家に到着した。家は2階建て。

 

将仁「よし着いたぞ!」

 

くいな「立派なお家ですね!」

 

尋華「それじゃあ入ろうか!」

 

 

 

 

南条家・リビング。

 

将仁「皆さんようこそ!」

 

依子「あら晴君に尋ちゃん!おかえり!」

 

尋華「叔母さんただいま〜!」

 

ジャンプして依子に抱き付いた。

 

依子「もう相変わらずね〜尋ちゃんは。」

 

尋華「だってぇ〜、今まで外で出会ったじゃん。家の中なら大丈夫だもん!ギュギュ〜!」

 

依子「あらあら♪」

 

晴人「ただいま依子さん。」

 

依子「おかえり晴君。」

 

真雪「尋華さんって、依子さんに甘えてるの?」

 

尋華「違うよまゆちゃん。これは私と叔母さんのスキンシップなの。」

 

真雪「スキンシップ?」

 

依子「この子、子供の頃から何時もやってるの。家の中だけだけどね。」

 

真雪「そうなんですか・・・」

 

晴人「ん?依子さん、七美姉は?」

 

依子「七美?数分前から2階へ上がって行ったっきり戻って来てないの。」

 

晴人「2階?分かった。ちょっと見て来る。」

 

2階へ上がった晴人。

 

依子「皆さん、いらっしゃい。」

 

千秋「叔母さん、お招きいただきありがとうございます。」

 

ゆあ「ありがとうございます。」

 

依子「いえいえどういたしまして。」

 

将仁「依子、今日の晩飯はどうする?」

 

依子「今日は豪華な食事にするわ。」

 

真雪「私もお手伝いしましょうか?」

 

依子「あらまゆちゃん、手伝ってくれるの?」

 

真雪「はい!」

 

依子「あらまあ頼もしい子ねぇ〜。」

 

ひな子「あ、あの、私も手伝っても良いですか?」

 

依子「ひなちゃんも?」

 

ひな子「私に出来る事があったら言って下さい。」

 

依子「分かったわ。」

 

くいな「将仁さん、何処に荷物置きましょうか?」

 

将仁「彼処に置いてくれるか?」

 

くいな「はい!」

 

将仁「くいなちゃんすまないな。手伝って貰って。」

 

くいな「いえ!これぐらいお安い御用ですよ。」

 

 

 

 

 

 

一方その頃晴人は呆れていた。自分の部屋に七美が居たからだった。七美は晴人のベッドの上で俯せになっていた。

 

晴人「・・・おい七美姉、何やってんの?」

 

七美「おかえり〜晴人〜。」

 

晴人「俯せになりながら言うな。今回は何を仕出かすかと思ったら、まさか俺の部屋に引き籠ってたとはな。」

 

七美「引き籠るなんてニートみたいに言わないでよ!私はこれでも働いてるんだよ?」

 

晴人「コスプレ喫茶でな。今回は巫女服か。しかも霊夢のドーラーしてやがる。」

 

七美「どう?巫女服可愛いでしょ?」

 

彼女は博麗霊夢の巫女服を着て、ドーラーをしている。

 

晴人「ってかそれ、俺から見たら引くんだけど・・・」

 

七美「えぇ〜?私から見たら可愛いのにな〜。」

 

霊夢のマスクを取った。

 

七美「これで晴人と一緒にデートしたら、周りから注目される事間違い無しよ?」

 

晴人「コミケだけにしといてくれ。」

 

七美「えぇ〜?」

 

晴人「1回目の帰省はセーラー服、2回目の帰省はメイド服、3回目は水着、4回目はゴスロリ、そして今回の5回目は霊夢とは・・・」

 

霊夢のマスクを晴人の机の上に置いた。

 

七美「さてと、そろそろ下りましょうか!」

 

晴人「ああ。ってか机に置くなよ。怖えよ。」

 

 

 

 

 

 

1階のリビングに下りた。

 

七美「皆〜!いらっしゃ〜い!」

 

ひな子「あ!七美さん!」

 

くいな「お邪魔してま〜す!」

 

七美「あらまゆちゃん、今日もメイド服?」

 

真雪「はい!ひなちゃんと依子さんと一緒に晩御飯を作ります!」

 

七美「楽しみね〜!千秋ちゃんゆあちゃんもいらっしゃい!」

 

千秋「七美さん、お邪魔してます。」

 

ゆあ「七美さん、巫女服ですか?」

 

七美「どう?可愛いでしょ?」

 

ゆあ「凄く可愛いです。」

 

七美「ありがと〜ゆあちゃん!」

 

くいな「七美さん、何で巫女服着てるんですか?」

 

晴人「まだ言ってなかったね。七美姉は近くのコスプレ喫茶でコスプレ店員をやってるんだ。常連客達からも人気があるんだ。」

 

将仁「そうだ晴人、兄貴達に会うか?」

 

晴人「そうだった。仏壇はこっちだったな。」

 

仏壇部屋へ行く。

 

 

 

 

仏壇部屋。

 

晴人「父さん、母さん、ただいま。」

 

仏壇の前で拝む。

 

ひな子「晴人さん。」

 

そこにひな子達が来た。

 

晴人「ん?ああ皆。」

 

ひな子「お父さんとお母さんですか?」

 

晴人「そうだよ。俺の両親だ。」

 

遺影には晴人の両親が写ってる。

 

晴人「父さんと母さんは何時も優しくて良い両親だった。」

 

ゆあ「優しいご両親だったんですね。」

 

尋華「でも、私達が小学校の頃に事故で死んじゃったんだよね・・・」

 

真雪「可哀想・・・」

 

将仁「でも、事故を起こした犯人はすぐに逮捕されたからな。」

 

晴人「父さんと母さんは何時も天国で見守ってくれてるから大丈夫。」

 

くいな「良かったですね晴人さん。」

 

晴人「皆、父さんと母さんに挨拶してくれる?」

 

千秋「うん。」

 

ひな子達も拝んだ。

 

 

 

 

その後。

 

七美「そうだわ!ちょっと待ってね?」

 

急に七美が何処かへビュンと行った。

 

ひな子「七美さん、どうしたんだろう?」

 

七美「お待たせ〜!」

 

すぐに戻って来た。

 

七美「皆に色々コスプレさせようと思って持って来たわ〜!」

 

持って来たのは、七美が使ってる数多くのコスプレ衣装だった。

 

くいな「コスプレですか?」

 

晴人「始まったよ・・・」

 

七美「まずはひな子ちゃん!こっちこっち!」

 

ひな子「え!?七美さん!?」

 

七美がひな子を引っ張って別室へ行った。

 

 

 

数分後。

 

七美「お待たせ〜!」

 

尋華「わぁ〜!」

 

ひな子のコスプレはナース服。

 

くいな「ひな子ちゃん可愛いです!」

 

七美「ひな子ちゃんはナース服がイメージに合うと思ったの。ひな子ちゃん可愛いよ!」

 

ひな子「そ、そうですか?」

 

真雪「可愛い!」

 

千秋「可愛いよひなちゃん。」

 

ゆあ「似合うじゃないひな子。」

 

七美「じゃあくいなちゃん!」

 

くいな「おわっ!」

 

今度はくいなを引っ張って別室へ。

 

 

 

 

数分後。

 

七美「じゃじゃ〜ん!」

 

全員「わぁ〜!」

 

くいなのコスプレはメイド服。

 

真雪「くーちゃんはやっぱりメイド服が似合うわ〜!」

 

くいな「でもスカートだと走れないじゃないですか・・・」

 

尋華「そんな事ないわよ!」

 

七美「そうそう!くいなちゃんは可愛いんだから、もっとおしゃれしなくちゃね!」

 

くいな「か、可愛いですか?」

 

七美「可愛いよ!次はまゆちゃん!」

 

真雪「わ、私も〜!?」

 

今度は真雪を引っ張って別室へ。

 

 

 

 

数分後。

 

七美「まゆちゃんどうぞ!」

 

全員「わぁ〜!」

 

真雪のコスプレはロリータファッション。

 

七美「やっぱり真雪ちゃんはこう言うのがぴったりだね〜!可愛い〜!」

 

真雪「もぉ七美さん!恥ずかしいですよ〜!」

 

ひな子「まゆちゃん可愛い!」

 

千秋「可愛いよ。」

 

ゆあ「まゆ先輩可愛いです!」

 

くいな「可愛いですよまゆちゃん!」

 

尋華「まゆちゃ〜ん!」

 

急に真雪を抱き締めた。

 

尋華「可愛過ぎて持ち帰りた〜い!」

 

真雪「尋華さん止めて下さい!」

 

依子「こらこら尋華。止めなさい。」

 

尋華「はぁ〜い。」

 

七美「今度は千秋ちゃん!ゴー!」

 

千秋を引っ張って別室へ。

 

 

 

 

数分後。

 

全員「わぁ〜!」

 

千秋のコスプレはシスター。

 

尋華「千秋ちゃん、私達に恵みを私達に!」

 

千秋「え、えっと・・・」

 

一方で晴人は呆れてた。

 

晴人「アカン・・・もう七美姉が狂い始めた・・・」

 

将仁「ちょっとお灸を添えねえとな。」

 

七美「じゃあ最後はゆあちゃん!」

 

ゆあ「私もー!?」

 

今度はゆあを引っ張って別室へ。

 

 

 

 

数分後。

 

七美「じゃじゃーん!」

 

ゆあのコスプレはゴスロリ。

 

全員「可愛い〜!」

 

七美「やっぱりね、ゆあちゃんはこう言うのが似合うと思ってたんだ〜。」

 

ゆあ「・・・似合ってます?」

 

七美「似合ってるよ可愛いよ!」

 

尋華「そうだよゆあちゃん!可愛過ぎて抱いちゃうくらい〜!」

 

もう既に抱いてる。ゆあは尋華に抱き締められて気絶中。

 

ひな子「ゆあちゃーん!」

 

晴人「おい七美姉、もうそろそろいい加減にしろよ。」

 

七美「なぁに晴人?もしかして晴人もコスプレしたいの〜?」

 

晴人「やんねえよ!」

 

将仁「そうだぞ七美。これ以上は止めなさい。」

 

七美「ごめんなさい。」

 

将仁「コスプレなら・・・」

 

 

 

 

 

 

「尋華でやりなさい!」

 

 

 

 

 

 

尋華「私?」

 

晴人「そっち!?」

 

七美「尋華なら良いんだ!じゃあ尋華、懐かしい奴があるからこっち!」

 

尋華「懐かしい奴?何だろー?」

 

考え中に七美引っ張られ別室へ。

 

 

 

 

数分後。

 

尋華「本当に懐かしい〜!」

 

コスプレは、母校である藤宮高校の制服だった。

 

尋華「皆どう?」

 

ひな子「尋華さん可愛い!」

 

くいな「そう言えば尋華さんは藤宮高校出身でしたね!」

 

ゆあ「尋華さん綺麗!」

 

尋華「これなら高校に入っても違和感無いわ!」

 

千秋「いや、それは無理だと思いますけど・・・」

 

晴人「まだ持ってたのか七美姉?」

 

七美「だって私の母校の思い出だもん!」

 

真雪「え?七美さんも藤宮高校出身なんですか?」

 

七美「そうなの!隠しててごめんねまゆちゃん。」

 

将仁「七美は高校時代はよく追試を受けてたよなぁ。」

 

晴人「あったなそれ。」

 

七美「も〜お父さん!その話は止めてよ〜!」

 

 

 

 

その後真雪はメイド服に着替えて、依子の手伝いをする。

 

そして晩御飯が出来た。

 

依子「皆出来たよ〜!」

 

今回の献立は、ハンバーグカレー、ビーフストロガノフ、ポテトサラダ、サイコロステーキの豪華メニュー。

 

ひな子「わぁ〜美味しそ〜!」

 

将仁「それじゃあ、食べるか!」

 

全員「いただきま〜す!」

 

豪華な晩御飯をいただく。

 

尋華「美味しい!」

 

ひな子「美味しい〜!」

 

依子「おかわりはまだあるわよ?」

 

将仁「ほんじゃ晴人、久々の乾杯だ。」

 

晴人「ああ。」

 

ビールを持って乾杯して、ゴクゴク飲む。

 

将仁「くぅ〜!美味え!」

 

晴人「ぷはぁ〜!久々のビール美味い!」

 

くいな「そう言えば、将仁さんは何の仕事をしてるんです?」

 

将仁「お!くいなちゃんからそう言う質問が来るとは。なら教えてあげよう。俺はIT企業で働いてるんだ。」

 

ひな子「IT企業?」

 

ゆあ「何処のIT企業なんですか?」

 

将仁「それは秘密で。そして俺はそのIT企業で主任(チーフ)をやってるんだ。」

 

真雪「主任(チーフ)!?凄いです!」

 

晴人「将仁さんは部下のみならず、上司達からも信頼されてるんだ。」

 

将仁「いやぁ〜それ程でも〜。」

 

依子「何調子に乗ってんのよ。」

 

将仁「そうだ千秋ちゃん、彼奴は元気してるか?」

 

千秋「父は今でも世界中を回っています。」

 

将仁「彼奴たまには帰って来いよ・・・」

 

そして話は盛り上がった。

 

 

 

 

 

 

数分後、完食した。

 

七美「ごちそうさま〜!」

 

尋華「私もうこれ以上無理・・・」

 

くいな「私はちょっと物足りないですね。」

 

真雪「くーちゃんまだ食べたいの?」

 

くいな「まだお腹が・・・」

 

依子「くいなちゃんは良く食べる子ね。良く食べる子は良いわね〜。」

 

その後ひな子、くいな、真雪、千秋、ゆあ、尋華、七美、依子、将仁、晴人の順に風呂に入った。

 

 

 

 

 

 

全員が風呂から上がったリビング。10人分の布団が敷かれてあった。

 

依子「晴君、布団敷いたわよ。」

 

晴人「ありがとう依子さん。そうだ。久し振りにこいつを観るか。」

 

カバンから宝塚のBlu-rayを取り出した。

 

ひな子「それは何ですか?」

 

晴人「宝塚だよ。」

 

くいな「おお!宝塚ですか!」

 

晴人「俺宝塚のファンでもあるんだ。東京宝塚劇場で宝塚公演を観に行くのも俺の楽しみなんだ。」

 

ゆあ「そうだったんですね。」

 

晴人「皆も観る?スズランを目指すには丁度良いし。」

 

くいな「良いですね!」

 

ひな子「何を観るんですか?」

 

晴人「ベルサイユのばらの「フェルゼンとマリーアントワネット編」だね。評判が高い演目だよ。」

 

Blu-rayレコーダーに入れて、ベルサイユのばらのフェルゼンとマリーアントワネット編を観る。

 

将仁「晴人お前、何時もはゴジラとか観てるのにな。」

 

晴人「毎回俺が特撮好きだと思ってんじゃねえよ。こう見えて宝塚のファンでもあるんだ。」

 

将仁「そうだな。」

 

 

 

 

その後、ベルサイユのばらが終わった。

 

晴人「いやぁ〜良い舞台だったねぇ〜。皆どうだった?」

 

くいな「とっても良かったです!」

 

真雪「感動しちゃった〜!」

 

ゆあ「凄く面白かったです!」

 

千秋「ありがとう晴人さん。」

 

晴人「いえいえ。ひな子ちゃんは?」

 

ひな子は泣いてた。

 

尋華「あれ?泣いてるの?」

 

晴人「感動して泣いてるようだね。ひな子ちゃんどうだった?」

 

ひな子「感動しました・・・凄く良かったです・・・」

 

晴人「良かったね。」

 

尋華「私も感動しちゃったよ〜〜〜!!」

 

将仁「ひな子ちゃんより泣いてる・・・」

 

 

 

 

 

 

そして翌朝。

 

ひな子「ん・・・?」

 

将仁「ひな子ちゃんおはよう。」

 

ひな子「あ、おはようございます将仁さん・・・」

 

将仁「晴人、ひな子ちゃん起きたぞ。」

 

晴人「起きたかひな子ちゃん。最後に起きたね。」

 

ひな子「皆は?」

 

晴人「もう起きてるよ。依子さんと真雪ちゃんが朝飯作ってるよ。早く食べよ?」

 

ひな子「はい。」

 

 

 

 

朝食を食べる。

 

晴人「皆どうだった?俺の家に来て。」

 

くいな「楽しかったです!」

 

ゆあ「楽しませてもらえました。」

 

将仁「それは良かった。」

 

晴人「なぁ将仁さん、何で皆を誘ったんだ?」

 

将仁「どうせなら皆一緒に居た方が楽しいだろうって。」

 

晴人「そう言う事か。まぁ確かにそうだな。皆楽しそうだな。」

 

楽しそうに会話してるひな子達を見てそう思った。

 

晴人「七美姉、まだ巫女服着てんのか?」

 

七美「これが私のお気に入りなの。今からでもデートしない?」

 

晴人「何か嫌だ。」

 

 

 

 

 

 

昼になり、ひととせに帰る時間になった。

 

将仁「よぉし!皆準備は良いかい?」

 

ひな子「はい!」

 

晴人「じゃあ依子さん七美姉、また帰って来るから。」

 

依子「向こうでも元気で居てね。」

 

七美「また帰って来たら新しいお持て成ししてあげるから!」

 

晴人「事前にメールくれよ?」

 

七美「それじゃあお持て成し出来ないじゃん!む〜!」

 

晴人「はいはい。」

 

尋華「じゃあ叔母さん、お姉ちゃん、また今度ね。」

 

依子「行ってらっしゃい尋ちゃん。」

 

七美「元気でね尋華!晴人!」

 

晴人「じゃあね。」

 

将仁の車に乗り、ひととせに帰って行った。楽しい帰省を満喫した晴人達であった。

 

「END」




         キャスト

      南条晴人:内山昂輝
      南条尋華:楠田亜衣奈

     桜木ひな子:M・A・O
     夏川くいな:富田美憂
       柊真雪:小倉唯
      萩野千秋:東城日沙子
      中島ゆあ:高野麻里佳

      南条将仁:松風雅也
      南条依子:藤井ゆきよ
      南条七美:辻あゆみ
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