くいな「そろそろ学校が始まって1ヶ月ですね~。」
真雪「ひなちゃん、学校には慣れた?」
ひな子「はい!とっても楽しいです!」
千秋「演劇同好会も続いてるしね。」
ひな子「人前は相変わらず苦手ですけど・・・でも、まゆちゃんやくーちゃん、大家さんも居るし。友達も。それにひととせ荘には晴人さんも居るし・・・あ!」
すると誰かを発見した。中島ゆあだった。
ひな子「ゆあちゃん!」
ゆあ「あ、おは・・・よう。」
しかしゆあは、ひな子を見てすぐに外方向いた。
ゆあ「何よ!」
ひな子「ま!待って下さーーい!!」
真雪「友達、なのかな?」
千秋「う、うん・・・」
今日の放課後、演劇同好会の部員達が部室に集まった。
千秋「それでは、後5分で全体練習を始めます。各自準備運動は済ませておいて下さい。」
部員達「はい!!」
その中でひな子はある方向を凝視している。
くいな「ん?どうかしました?」
ひな子「あの、ちょっと気になってるんですけど・・・あの、何で部室に子供が居るんでしょうか?」
気になったのは、千秋の隣に立ってる女の子だった。顧問の黒柳ルリ子だった。
くいな「そう言えば、ここ数日居ますね。他の演劇部の皆さんは特に何も言いませんが・・・」
ひな子「て言うか、何かここ数日今まで以上に練習に力が入って来てる気が・・・」
くいな「大家さんもそんな感じですね・・・」
ひな子「もしかして大家さんの傍にいるから劇団関係・・・?」
するとひな子はルリ子の胸を見て驚いた。
ひな子「あ!あの発育の良さ!まさか大家さんのお子さん!?」
くいな「幾つの子ですか!」
ゆあ「ちょっとちょっと!あのね!あんた達本当に知らないの!?」
ひな子「ゆあちゃん、あの子が誰か知ってるの?」
ゆあ「黒柳ルリ子よ!子役にして大女優の!テレビで見た事無いの?」
ひな子「う、うん。うちの方テレビのチャンネルが3つしか無かったから・・・」
くいな「それは仕方ありませんね。」
ゆあ「黒柳ルリ子。若干9歳にして大人顔負けの演技力で百年に一人の逸材と言われてる超有名人よ!クールな性格と、情熱的な演技のギャップも魅力的で・・・」
ひな子「ルリちゃん可愛いね。飴食べる?」
説明の途中でひな子がルリ子に飴玉をあげる。しかしルリ子は拒否した。
ゆあ「今の説明聞いてた!?」
千秋「先生。」
ルリ子「うん。」
数歩前に出て、部員達に一礼した。
ルリ子「黒柳ルリ子です。私特別講師として演劇部の顧問を務めております。演劇の修行を終えて先日帰国しましたの。」
くいな「おー!」
ひな子「と言う事は、この子があの噂の先生?」
くいな「つまり、この子のせいで演劇部は休部に追い込まれたと言う訳ですね?」
ひな子「わーー!!くーちゃん!!」
ゆあ「ちょっと!!あんたね!!」
ルリ子「いえその通りです。演劇部の顧問としての仕事を放り出してしまったのですから。あの当時顧問として皆さんを教え導くということに自信とモチベーションを喪失し掛けていました。」
ひな子「へぇー。」
くいな「凄い9歳ですね。」
ルリ子「それで海外へ出て演劇を1から学んで来たのです。オペラ座、スカラ座、ウィーン国立歌劇場。各国の劇場を巡りそこで多くの方と出会いました。その中で表現者、指導者として大切な事を学びました。」
ゆあ「お~!」
ひな子「凄~い!」
ルリ子「そして日本へ戻って来たのです。今こそ私の修行の成果をお見せする時です。」
ひな子「ど、何処で!?」
ゆあ「テレビですか!?映画ですか!?」
ルリ子「いえ。今度の文化祭の演劇部の出し物です!」
ひな子・ゆあ「え?」
成果を見せる時はまさかの文化祭。
ひな子「ヨーロッパまで修行へ行ったのに・・・?」
ルリ子「はい。飽く迄顧問としての仕事ですから。」
くいな「確か文化祭ってあと1ヶ月ですよね?」
ひな子「もうすぐ!?」
その日の夜。晴人が帰って来た。
晴人「ただいま〜ってあれ?もう全消灯されてる。もう皆寝たのかな?」
今の時間は夜の11時。風呂を済ませてパジャマに着替える。
晴人「ふぅ〜。今日も楽しい仕事だったな〜。明日も頑張るか。」
そして翌日の昼。真雪が千秋を見付けた。
真雪「あ~きちゃん。お弁当食べよ?」
千秋「うん。」
2人で弁当を食べる。
真雪「へ~。顧問の先生戻って来たんだ。じゃあまた演劇部に戻るんだね。」
千秋「いや・・・何か考える所があるから文化祭は同好会のままでって言われた。」
真雪「そうなんだ・・・でも皆の気合いは入って来たでしょ?」
千秋「うん。私も・・・」
真雪「・・・あ!私もひなちゃん達の練習見たいな。」
千秋「え?部室で?」
真雪「そう!アパートの部屋でも毎日練習してるでしょ。くーちゃんと一緒に発声練習とか。柔軟とか。あれだけ頑張ってるしその成果をもっと間近で見たいなって。」
千秋「うん。良いけど。」
放課後の部室。部員達が音楽に合わせて踊ってる。しかしひな子は案の定かかしになってしまってる。
真雪「ぜ・・・全然出来てない・・・」
ひな子「まゆちゃ~ん・・・!」
音楽が終わったと同時に、ひな子が真雪に飛び込んだ。真雪がひな子を撫でる。
真雪「ひなちゃん・・・家ではちゃんと出来てたのに。」
ひな子「部員さん達が沢山居るから緊張しちゃって・・・」
真雪「まあ、分かるけど。そうだ!よく緊張した時は人を野菜だと思えって言わない?」
ひな子「野菜・・・?」
真雪「かぼちゃとか大根とか。」
ひな子「大根・・・かぼちゃ・・・?」
部員達が大根やかぼちゃや他の野菜だとイメージを膨らませた。しかしかなりホラー的なイメージが出て来てしまった。ひな子と真雪が怖がってしまった。
ひな子「まゆちゃん怖い・・・」
真雪「そうね・・・」
千秋「それじゃもう一度。」
ひな子「どうしよう・・・また固まっちゃったら・・・」
真雪「この曲はこう言うステップじゃない?」
すると真雪が音楽に合わせて踊り出した。丸でプロのバレリーナのように。そして最後は華麗なポーズを決めた。
ひな子「おおー!まゆちゃんダンス上手ー!」
真雪「こんな感じかな?」
部員達「おおおおお!!」
真雪「え?うわああ!?」
周りの部員達が真雪のダンスを絶賛していた。
ゆあ「上手いわ!」
真雪「わ、私・・・」
部員A「一緒に舞台に立とうよ!」
部員B「あなたくらい可愛い子ならすぐスターになれるわ!」
真雪「そ、そう言うの・・・苦手で・・・その、ひえ〜・・・」
千秋「ひなちゃんのかかしが伝染ってる・・・」
真雪「そ、それじゃあ・・・うわ!」
部室から出ようとした時、誰かとぶつかった。ルリ子とぶつかったのだった。
真雪「す!すみませんすみませんすみません!」
ルリ子「いえ。大丈夫です。」
落ちてしまったプリントを拾う。
ルリ子「練習中ですが、ちょっと手を止めて下さい。実は、皆さんに聞いていただきたい物が・・・」
すると誰かの鼻歌が聞こえた。ひな子だった。
ゆあ「何してんのよ!顧問の先生が話があるって!」
ルリ子「いいえ。構いません。これ、掛けて下さい。」
千秋に1枚のCDを渡した。千秋がラジカセにCDを入れて再生する。音楽が流れたと同時にひな子が気付いた。
ひな子「あ、これ・・・」
ルリ子「歌えますね?」
ひな子「え?あ、はい・・・」
ゆあ「え?」
ルリ子「それじゃあ、始めから。」
CDを巻き戻して最初から流す。そしてひな子が歌い始めた。
ひな子「帰り道~♪星の夜~♪一人っきり泣いた〜♪そっと涙を拭いたら〜♪光見上げて歩こ〜♪shinystar〜♪煌めき出す〜♪瞳は星のように〜♪そう夢を輝かせる〜為〜♪生れたshinystar〜♪」
全員がひな子の歌を聴いて拍手喝采した。ひな子が驚いた。
真雪「凄〜い!ひなちゃん歌上手!声も綺麗だし!」
ひな子「あ、あの・・・本当ですか・・・?」
くいな「本当です!!」
ひな子「そんな・・・そうですか・・・もしかして田舎でキタキツネを呼ぶ時にる~るるる~って歌ってたからですかね・・・」
千秋「前から思ってたけど・・・ひなちゃんどこの田舎出身なの・・・?」
真雪「北国・・・?」
今回のアイキャッチ「ライオンキング」。
数日後のひととせ荘。今日は休日。ひな子がメイド服を着て張り切る。
ひな子「よし!」
プレートをひっくり返してオープンにした。すると2人のお客が来店した。
真雪「ご注文の紅茶とコーヒーです。」
ひな子が頑張って皿洗いをする。
真雪「今日は朝からありがとうね。ひなちゃん。」
ひな子「いえ。私もひととせ荘の住人として、少しでも働かないと。」
真雪「まだお客さんも少ないし、そんなに頑張らなくても平気だよ?」
その後お客が店から出た。喫茶店の中はひな子と真雪だけとなった。
ひな子「お客さん居なくなりましたね。」
真雪「ランチタイムになればまた来ると思うけど・・・」
すると千秋が喫茶店に入って来た。
真雪「あきちゃん!ねぇ今空いてる?駅前のアイスクリーム食べに行かない?」
千秋「ごめん。今からお芝居・・・」
真雪「え~。また~?」
千秋「うん・・・空席やっと取れたから。」
真雪「たまにはまゆと遊ぼうよ!まゆと演劇どっちが大事なの?」
すると千秋が真雪を撫でた。
千秋「よしよし。喫茶店の店番よろしくね。」
すると1人のお客が来店した。
ひな子「い!いらっしゃい・・・ませ・・・」
千秋「それじゃあ、よろしくね。」
お芝居に向かった。
その後お客が喫茶店から出た。
真雪「ありがとうございました!」
ひな子「あ、ありが・・・!」
真雪「珍しくランチのお客さん多かったわね。助かったわひなちゃん。」
ひな子「いえ。」
真雪「あきちゃん遅いなぁ・・・」
するとひな子は何かを閃いた。真雪から離れて叫んだ。
ひな子「おいでー。」
真雪「何してるの?」
ひな子「まゆちゃん甘えたいのかなって。」
真雪「子供扱いしないで!」
その後2人で昼食を作る。
ひな子「まゆちゃん大家さんと遊びたかったの?それなら一緒にお芝居見に行ったら良かったのに。」
真雪「お店もあるし・・・」
ひな子「私が留守番しても・・・」
真雪「私演劇興味ないもん。それに今日あきちゃんが見に行った小劇団ってホラーしかやらないのよね。主演の女優さんが何時も迫真の演技で、見た日は夜眠れなくなる人が続出してるらしいし。」
ひな子「へ~。まゆちゃん詳しいね。」
真雪「く・・・詳しくないし!ただちょっと気になって調べただけだし!」
ひな子「そう言うの、興味あるって言うんじゃ・・・」
真雪「あるないで言えばあるかもだけど・・・あきちゃんが演劇の話ばっかりするから・・・」
するとひな子が真雪の頭を優しく撫でた。
ひな子「難しいお年頃なのかな?」
真雪「だから子供扱いしないで!」
するとくいなが入って来た。
くいな「美味しそうな匂いですね~。お昼ご飯ですか?」
真雪「ごめんね。遅くなっちゃって。お昼にしよう?」
くいな「いただきまーす!」
今度は晴人も入って来た。
晴人「腹減った〜。ご飯出来た?」
真雪「あ。晴人さん。丁度出来たよ。」
晴人「ありがとう。」
その後4人で昼食を食べる。
晴人「そう言えば、同好会の方はどう?俺まだ今どうなってるのか知らなくて。」
ひな子「はい。実は顧問の先生が戻って来たんです。」
晴人「え?そうなの?顧問の先生ってどんな人だった?」
くいな「黒柳ルリ子ちゃんって言って、有名な子役なんです。」
晴人「え!?黒柳ルリ子ちゃん!?」
ひな子「知ってるんですか?晴人さん。」
晴人「あ、ああ。俺の叔母がその子のファンなんだ。(ルリ子ちゃん、戻って来たんだね。)」
くいな「所で何の話で盛り上がってたんです?」
ひな子「あれ?聞こえてました?」
くいな「そこはかとなく。」
ひな子「えと・・・大家さんが演劇に夢中で・・・駅前のアイスが食べたくて・・・まゆちゃんは演劇に興味が無くて・・・あれ?よく分かんなくなって来ちゃった。」
真雪「も〜!そんな話しなくて良いじゃない!」
くいな「つまりまゆちゃんは大家さんに構って貰えないから演劇に妬いてるんですね?」
ひな子「え!?そうなの!?」
真雪「何で今ので分かるの!?」
その後昼食を食べ終えた。ひな子と真雪が皿洗いをする。
ひな子「あ、もしかしてまゆちゃんが演劇やりたくないって言ってたのはそれが原因なの?」
真雪「うん・・・あきちゃんって演劇の事になると周りが見えなくなっちゃうから・・・」
ひな子「大好きですもんね・・・」
くいな「顧問の先生も戻って来ましたし。」
真雪「うん、それでやる気になってるのは私も嬉しいんだけど・・・でもそうなると私の事なんかほったらかしだし・・・だからあんまり演劇にのめり込んで欲しくないって言うか・・・」
くいな「複雑な乙女心ですね~。」
晴人(真雪ちゃんってそんな一面もあるんだな。)
くいな「分かりました。私達が心の隙間を埋めてあげます。」
ひな子・くいな「うん!」
すると2人は真雪から距離を取る。
晴人「何してるの?」
ひな子・くいな「おいでー!」
真雪「もう!何なのよ2人揃って!」
晴人「・・・・・」
そして夜になっても、千秋が帰って来なかった。
くいな「大家さん帰り遅いですね・・・」
晴人「千秋ちゃんどうしたんだろう?」
真雪「お店放ったらかして!帰って来たら文句言ってやる!むー!」
ひな子「大家さんは働く義務無いんじゃ・・・」
すると誰かが入って来た。
千秋「ただいま~。」
晴人「あ、千秋ちゃんおかえり。」
真雪「あきちゃん遅い!」
千秋「ごめん。あの、これお土産。」
右手にお土産があった。箱を開けると、5つのアイスクリームが入ってた。
真雪「これ・・・駅前の・・・覚えててくれたんだ!」
千秋「最近遊べなくてごめん。一緒にアイス食べよ?」
真雪「うん!」
その後真雪は千秋と一緒にアイスを食べる。
千秋「美味しい?」
真雪「うん!」
ひな子「親子みたいで微笑ましいね~。」
晴人「何か見てるこっちがほっこりするな。」
くいな「私にはバカップルに見えます。」
翌日の演劇同好会。ルリ子が各国の舞台の画像をスクリーンに映す。
ルリ子「このように各国の演劇も新たな表現を模索しています。私達もそれに負けないよう日々演技を磨いていく必要があるのです。」
くいな「留学の成果って凄いんですね。」
ルリ子「それだけではありません。留学によって私は大いに創作意欲を刺激され脚本を書いたのです。」
ひな子「そんなに!?」
くいな「凄いです!」
ルリ子「中でも最高傑作はこれです。これを今度の文化祭で上演します。」
部員達に見せたのは、「そして誰もがABCの悲劇の事件簿!」と言う台本だった。
ゆあ(はっ!これはもしかしてチャンス!?そうよ!その最高傑作のヒロインにゆあが選ばれれば・・・)
自分がヒロインになってる想像が浮かんだ。ゆあがお姫様で、千秋が王子様と言う想像。
ゆあ(きゃ〜〜〜!!)
するとルリ子がゆあの方へ向かって歩いてる。ゆあが緊張してる。そして。
ルリ子「そこのあなた。ヒロインを演じてみない?」
ゆあ「はい!喜んで!」
即許諾するゆあだったが。
ゆあ「ってそっち!?」
ルリ子がゆあの隣に座ってるひな子に目を付けたのだった。
ひな子「わ、わた・・・私が、ヒロイン・・・?」
ルリ子「はい。あなたがヒロインです。」
部員達「えええええええーーーーーー!?」
ひな子「わ・・・私新入部員で演劇の事何も分からなくて・・・」
ゆあ「そ・・・そうよ!ゆあの方が演技上手いし!ひな子はズブの素人で大根役者のぺーぺーだし!とにかくこんなだめちくりんにヒロインは無理です!」
ルリ子「コホン。私の中のヒロインのイメージがひな子さんにピッタリなんです。」
ゆあ「イメージ?」
ルリ子「ええ。歌とか声とか。後プロポーションとか。」
そう言われたゆあは返す言葉が出なかった。
部員C「凄い!ヒロイン大抜擢だよ!」
部員D「ヒロイン頑張って!」
ひな子「え、えっと・・・ひゃい・・・が・・・頑張りまひゅ~・・・」
突然のヒロイン抜擢でひな子が気絶して倒れる。しかし千秋がひな子を支えた。
千秋「大丈夫?」
ひな子「大家さん・・・」
くいな「凄い汗です・・・」
ルリ子「急にこんな事言い出してごめんなさい・・・どうしてもあなたにヒロインを演じて貰いたくて・・・私は今回の脚本に絶対の自信を持っていますの。イメージ通りの完璧な舞台を作り上げたいと・・・思ってますわ・・。その為にはひな子さんの力が必要なんです!」
そう言いながら涙を流して泣いた。
ひな子「ルリちゃん・・・分かった!頑張ってみるよ!だから泣かないで!」
ルリ子「ありがとう・・・ござい・・・ます。」
そして密かに不敵な笑みを浮かべた。
その日の夜。ひな子達が晴人に今日の事を話した。
晴人「凄いじゃんひな子ちゃん!急にヒロインに抜擢されるなんて。」
真雪「本当ね!まさかひなちゃんがいきなり主役に抜擢されるなんてびっくり!」
ひな子「私もびっくりです。」
晴人「しかも発表する演劇がABC殺人事件とはね。」
ひな子「知ってるんですか?」
晴人「うん。あの推理作家のアガサ・クリスティーが書いた人気推理小説だよ。ひな子ちゃんが人気小説のヒロインだよ?凄いじゃん。」
ひな子「でも本当に私何かにヒロインが務まるんでしょうか?」
千秋「それはひなちゃんの、これから次第じゃないかな?」
ひな子「つまり、練習次第って事ですね?」
くいな「折角だからここで練習してみましょうか。」
千秋「そうね。台本も貰ったし。」
くいな「決まりですね!本番をイメージしてやってみましょう!」
早速本番のイメージを出した。舞台は仮面舞踏会。千秋とくいなと真雪と晴人が踊る。しかしひな子はイメージの中でもかかしになっていた。
くいな「ひなちゃん!しっかり!」
真雪「誰も見てないのに・・・」
ひな子「本番のつもりだと思ったら緊張してしまって~・・・」
千秋「本当にひなちゃんで大丈夫・・・かな?」
晴人「ひな子ちゃん頑張って。」
こうしてひな子はヒロインに抜擢され、日々練習を続けるのであった。
「END」
キャスト
桜木ひな子:M・A・O
夏川くいな:富田美憂
柊真雪:小倉唯
萩野千秋:東城日沙子
中島ゆあ:高野麻里佳
黒柳ルリ子:吉田有里
南条晴人:内山昂輝
女子部員:濱口綾乃
高橋美月
村田春花
結城真理
今村彩夏
鬼頭明里
小牧未侑
千秋「ひなちゃん、頑張ってるけど動きがまだまだ固い。何かアドバイス出来る事無いかな?う〜ん・・・」
次回「やさしくないやさしいこ」