バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

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江川ヒロミ 行動す…

沼津 江川ヒロミの研究所

 

IA[お父様、イムートの起爆完了しました。]

 

ヒロミ[だから言ったのに〜〜、大人しく流君を差し出せば被害は大きくならない〜〜ってさ〜〜!ま、もう少し暇つぶしの相手をしてくれるみたいだから良いけど〜〜〜!さぁてIAちゃん、流君をおびき出すもう一つの方法を実行しますか〜〜〜!]

 

IA[はい、お父様…]

 

ーーー

 

イムート襲撃後から2時間後……、バディポリスにある男が呼ばれた

 

 

職員[局長、到着したようです。]

 

局長[うむ、通してくれ]

 

サツキ[誰か来るんですか?]

 

局長[ああ]

 

 

その時、ある男が司令室に入って来た。

 

 

????[会議室が爆発とは、随分な有様じゃないか、ヒノムラ…]

 

Aqours[え⁉︎]

 

梨子[この人は…⁉︎]

 

サツキ[あ、あんた…]

 

局長[やあ、久しぶりだな、ツキムラ]

 

サツキ/Aqours[ツキムラ(さん)!]

 

流[……誰…?]

 

ツキムラ[君が問題の少年だね?]

 

局長[ああ、星野 流君だ。]

 

流[どうも…‥]

 

ツキムラ[うむ……]

 

 

ツキムラは流の身体に探りを入れる……

 

 

ツキムラ[なるほど……、確かに作り物ではないちゃんとしたウロコと身体の肉付きだな……、それに、この竜を模した顔、明らかにクリムゾンに似ている……]

 

サツキ[何か分かるのか?]

 

ツキムラ[流君、君は人の姿に戻れないらしいね?]

 

流[はい……]

 

ツキムラ[化学室と医療室を借りてもよろしいか?]

 

局長[ああ、構わない]

 

ツキムラ[では行こう、流君とサツキ君、君達は…、来るかい?]

 

千歌[私達は……どうしよう?]

 

果南[とりあえず、付いて行こう。]

 

 

ツキムラ達はまず医療室に向かう

 

 

ツキムラ[まずは採血をする、腕を出したまえ]

 

流[あ、はい]

 

 

流は腕を出す。少しだけ人間の肌に戻っている。更にツキムラは腕のウロコも1枚剥がして、化学室へ向かう。

 

ーーー

 

天音のライブ会場

 

 

天音は今ライブを行っていた。小さい会場だが人は満席、地元アイドルと言えども地元の若者には人気なのだ。

 

 

天音[皆ー!今日は集まってくれてありがとーーーー!]

 

ワァァァァァァ!!

 

天音[皆!知ってると思うけど、私の夢はこのギター1本とこの歌声でプロアイドルになる事です!]

 

ウォォォォ!!!

 

ガンバッテ--!!

 

オウエンシテマ--ス!!

 

天音[皆ありがとう!じゃあ早速1曲目!「星の鼓動」]

 

 

1曲目、2曲目とライブはMCを挟みながら順調に進んでいった。それから2時間後……

 

 

天音[じゃあ皆!これが今日のライブのラストソングです!]

 

エエ----!!

 

モット キキタイ!!

 

アト2キョクダケ-!!

 

天音[ごめんねー!でも皆の前で歌えて私は最高にハッピーだよ!またいつかライブする時に会いましょう!じゃあ今日のエンディング曲!聞いてください、「流星LOVER」]

 

 

切ないバラードの曲調が流れた時

 

 

ドゴガァァァァァァァン!!!

 

 

ライブ会場に爆発音が響く……

 

 

ナ ナンダナンダ?

 

バクハツ?

 

スゴイオトガシタケド!

 

ナニカノ エンシュツ?

 

天音[え?いったい何?どうしたの⁉︎]

 

 

その時、ライブ会場の上空から機械型の巨大なモンスターが現れた。その中には江川ヒロミが座っている。

 

 

天音[な、何よ!あれ!]

 

ヒロミ[やあやあ、ライブ中に失礼しま〜〜〜す!いきなりですみませんがぁ〜〜〜、今からこのライブをジャックします〜〜。IAちゃ〜〜ん!]

 

IA[了解しました。お父様…]

 

ーーー

 

しばらくして(1時間くらい)…、ツキムラが化学室から出て来た。

 

 

サツキ[何か分かったのか?]

 

ツキムラ[うむ、流君が自由に人間に戻れない理由は分かった。]

 

サツキ[ほんとか⁉︎]

 

ツキムラ[まず司令室に戻ろう、ヒノムラにも聞かせたいからな]

 

 

司令室

 

 

局長[結果が出たのか?]

 

ツキムラ[うむ、まず、流君が人間に戻れない理由は幾つかある、まずは、彼にはクリムゾン細胞が無い事だ。普通の人間ならば誰にもそんな物は存在しないから大した問題にはならない……、次に彼に同化しているレッドグリムのウロコを調べた。普通ならば同化したモンスターならばクリムゾン細胞があると思われるが……]

 

局長[まさか……]

 

ツキムラ[ああ、レッドグリムにもクリムゾン細胞は存在しなかった……]

 

サツキ[そんな⁉︎それじゃあ……流君は……]

 

千歌[あのー、クリムゾン細胞と流君が戻れないのと何の関係が?]

 

ツキムラ[そうだな、サツキ君には話したが……改めて教えよう、私やエース達が人間とモンスターに自由にファイナライズ出来るのは、クリムゾン細胞があってこそだ。モンスター化する際はクリムゾン細胞が活性化する事でモンスター同様の身体に変化させることができる。人間より硬い皮膚や、人間より高い身体能力を得る事ができる。だがその代わりファイナライズしている間、人間の細胞はクリムゾン細胞と入れ替わりで、その機能を一時停止した状態になる。つまり人間を完全なモンスターに進化させてしまうのだ……、だがクリムゾン細胞は使用者の意思に忠実な所があってな、人間に戻ると意識れば自由に人間に戻る事ができる。だが流君達にはそれが無い。]

 

梨子[それじゃ流君はもう人には戻れないんですか⁉︎]

 

ツキムラ[いや、1つだけ流君が自由に人間に戻れるかもしれない方法がある。]

 

サツキ[それは……?]

 

ツキムラ[一度、レッドグリムと完全に同化してしまう事だ…]

 

流[…!]

 

サツキ[それって、流君に完全なモンスターになれって事か⁉︎]

 

ツキムラ[うむ、流君とレッドグリムはまだシンクロできていない、と言うより、流君とレッドグリムのどちらかが無意識に拒絶反応を起こしている可能性もあるのだ、だから人間とモンスターの中間で同化が止まっている。だから一度完全に同化してしまえば、流君の意思でレッドグリムとの同化を解けるかもしれない!]

 

ダイヤ[でも、完全に同化するなんて、どうすれば……]

 

職員[局長!また謎の通信が届きました。]

 

局長[! まさか また、繋いでくれ!]

 

 

モニターに再び江川ヒロミが映る。

 

 

ヒロミ[あ〜〜、テストテスト、IAちゃん、音声届いてる?]

 

IA[はい、バッチリです。]

 

ヒロミ[OK〜〜、やあやあバディポリスの皆さんと流君、見てますか〜〜〜!]

 

局長[江川ヒロミ……!]

 

ヒロミ[今私がいる場所分かりますぅ〜?ここは今絶賛売れっ子アイドル響 天音ちゃんのライブ会場に来ていまぁ〜〜〜す!]

 

流[天音のライブ会場だって⁉︎]

 

ヒロミ[バディポリス諸君に告ぐ、今すぐに星野 流君を連れて来なさぁい!連れて来ないと天音ちゃんにあんな事やこんな事しちゃうかもよ〜?場所は分かるよね!じゃあ早く連れて来てね〜〜ん!]

 

 

そこで通信は切れた……

 

 

サツキ[何てふざけた奴だ]

 

流[天音…!早く助けないと!]

 

ツキムラ[江川ヒロミか、厄介な者を相手にしているな……]

 

局長[知ってるのか?]

 

ツキムラ[ああ、だが早く行った方がいい、あんなふざけた言動をしてはいるが、言い出したら実行する男だ。]

 

サツキ[仕方ない、流君!]

 

流[分かってます。天音は僕が助ける!]

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