コラプスィング・ワールド   作:初霧零音Mk-Ⅱ

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いざ分けてみたら、「後編短っ!」って思いました・・・・・・
次回から注意します・・・

それと、少しお礼を。
朝凪さん、お気に入り登録ありがとうございます!

・・・・・・では本編へどうぞ。


#1 災難と「使命」 後編

 見た瞬間、僕は怯んだ。

「何……あれ……バケモノ……?」

「小さな光球になったキャラクターを探しているんだな。……光汰。お前、剣は慣れてないだろ。」

「う、うん……。剣道の授業での竹刀くらいしか……。……?」

 固くなっている僕の左手を、キリトが右手で包んでくれた。そして、前を見て言った。

「……アスナの力は……お前に無意識にやらせてくれるはずだ。……来い!」

 僕は今日何度目かわからない深呼吸をして、強くキリトの手を握り返す。そして、言い返す。

「足手まといには……ならないようにするわ!!」

 ……女言葉にいちいち泣いてなんかいられない。

 キリトが僕の手を離し、僕は彼と同時に走り出した。

 ふと後ろから他の仲間の声がする。

「!! 別の個体が!!!」

「……あちらはお2人に任せましょう!!」

 …悠二とフィオナさんの声。それから、とぎれとぎれに聞こえる祐太郎と純の声。

 

 キリトが先制攻撃を入れ、僕も怪物に追撃を加えようとしたが。

 ……それより、一手先を取られた。

 突然、眼前に巨大な拳が見えたかと思ったら、

 

 

 ―――――――バシィッ!!

 

 

「ああっ!!」

 まともに一撃を食らった。

 歩道に頭を思い切り打ち付け、何回かバウンドして止まった。

 ……意識が開始早々朦朧としてきた。

「ちっ、本人じゃないのをわかっているのか!? ……くそっ!!」

 ……ダメだ。視界もはっきりしない。

「スター・バースト……ストリーームッ!!」

「ガッ!!」

 ……キリトがエクストラスキル・『二刀流』で……。

「キリト君ばっかりに……任せてたら……わ、私がこんなことになったのが意味ないじゃないの……。」

 ふらふらと立ち上がる。

「! オイ! よけろ!!」

「!!」

 とっさに顔を上げたら、怪物の左拳がすでに接近していた。レイピアを盾にして受け止める。

「く、く……」

 拳が大きくて、他が見えにくい。

 不意にまた、キリトが叫んだ。

「アスナ姿の光汰ばっかりやらせるかぁ~~っ!!!」

 

 

 ――――――ドンッ!

 

 

と近くで鈍い音。

「ぐうっ! 何てパワーだ……って、しま…」

 キリトが言葉を言い切らないまま、

 

 

 ――――――ゴッ!

 

 

「うわっ!!」

「ああーっ!」

 僕とキリトは互いに衝突した。

 計り知れない運動エネルギーで20メートル以上吹っ飛び、今度はコンクリートの壁を頭でぶち壊してしまった。

 ……僕が中途半端な気持ちで、読みを間違えたから悪いんだ。

「ご、ごめんなさい……き、キリト……君……。う、うう……。」

 痛みで頭の左側を押さえた。それと同時に伝わる温かい液体の感触。

「!! お前……血が……。」

 キリトが心配してくる。

「結構、頭をぶつけたり……、コンクリートの壁……、頭で壊したりして……。う、うう……。」

 そうキリトに伝えもって、僕はある思いに至った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――――――……中途半端なんじゃ、絶対にダメなんだ。僕たちの……この戦いは。

 

 

 

 生半可な気持ちを捨てないと、負けて、殺されて、僕たちの世界は壊されてしまうに違いない。

 

 

 これが……『世界を守る』ってことなんだ。

 もっと……強くなるんだ。

 消されるのは、嫌だから。

 

 

 

 

 

 




さてさて・・・・・・前回後書きで嘘ついちゃいましたので・・・
次回、本当に女神さんの能力が判明して、光汰君も覚醒しちゃいます!
あと、手に入れた別の姿への変身方法も明らかに・・・・・・!?
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