次回から注意します・・・
それと、少しお礼を。
朝凪さん、お気に入り登録ありがとうございます!
・・・・・・では本編へどうぞ。
見た瞬間、僕は怯んだ。
「何……あれ……バケモノ……?」
「小さな光球になったキャラクターを探しているんだな。……光汰。お前、剣は慣れてないだろ。」
「う、うん……。剣道の授業での竹刀くらいしか……。……?」
固くなっている僕の左手を、キリトが右手で包んでくれた。そして、前を見て言った。
「……アスナの力は……お前に無意識にやらせてくれるはずだ。……来い!」
僕は今日何度目かわからない深呼吸をして、強くキリトの手を握り返す。そして、言い返す。
「足手まといには……ならないようにするわ!!」
……女言葉にいちいち泣いてなんかいられない。
キリトが僕の手を離し、僕は彼と同時に走り出した。
ふと後ろから他の仲間の声がする。
「!! 別の個体が!!!」
「……あちらはお2人に任せましょう!!」
…悠二とフィオナさんの声。それから、とぎれとぎれに聞こえる祐太郎と純の声。
キリトが先制攻撃を入れ、僕も怪物に追撃を加えようとしたが。
……それより、一手先を取られた。
突然、眼前に巨大な拳が見えたかと思ったら、
―――――――バシィッ!!
「ああっ!!」
まともに一撃を食らった。
歩道に頭を思い切り打ち付け、何回かバウンドして止まった。
……意識が開始早々朦朧としてきた。
「ちっ、本人じゃないのをわかっているのか!? ……くそっ!!」
……ダメだ。視界もはっきりしない。
「スター・バースト……ストリーームッ!!」
「ガッ!!」
……キリトがエクストラスキル・『二刀流』で……。
「キリト君ばっかりに……任せてたら……わ、私がこんなことになったのが意味ないじゃないの……。」
ふらふらと立ち上がる。
「! オイ! よけろ!!」
「!!」
とっさに顔を上げたら、怪物の左拳がすでに接近していた。レイピアを盾にして受け止める。
「く、く……」
拳が大きくて、他が見えにくい。
不意にまた、キリトが叫んだ。
「アスナ姿の光汰ばっかりやらせるかぁ~~っ!!!」
――――――ドンッ!
と近くで鈍い音。
「ぐうっ! 何てパワーだ……って、しま…」
キリトが言葉を言い切らないまま、
――――――ゴッ!
「うわっ!!」
「ああーっ!」
僕とキリトは互いに衝突した。
計り知れない運動エネルギーで20メートル以上吹っ飛び、今度はコンクリートの壁を頭でぶち壊してしまった。
……僕が中途半端な気持ちで、読みを間違えたから悪いんだ。
「ご、ごめんなさい……き、キリト……君……。う、うう……。」
痛みで頭の左側を押さえた。それと同時に伝わる温かい液体の感触。
「!! お前……血が……。」
キリトが心配してくる。
「結構、頭をぶつけたり……、コンクリートの壁……、頭で壊したりして……。う、うう……。」
そうキリトに伝えもって、僕はある思いに至った。
――――――――……中途半端なんじゃ、絶対にダメなんだ。僕たちの……この戦いは。
生半可な気持ちを捨てないと、負けて、殺されて、僕たちの世界は壊されてしまうに違いない。
これが……『世界を守る』ってことなんだ。
もっと……強くなるんだ。
消されるのは、嫌だから。
さてさて・・・・・・前回後書きで嘘ついちゃいましたので・・・
次回、本当に女神さんの能力が判明して、光汰君も覚醒しちゃいます!
あと、手に入れた別の姿への変身方法も明らかに・・・・・・!?