家出神喰〜探さないで下さい。いやマジで〜 作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神
ギャグ全開です。
↑月↓日
ラケル博士と一緒に寝た次の日、朝起きるとラケル博士が俺の上に乗っていた。
とりあえずこのままではまずいので起き上がろうとすると、関節が痛い。
見てみると寝技を仕掛けられているようだ。
ちょ、無理です。(諦め)
俺は二度寝した。
この状況についてはラケル博士が一番驚いていた。故意じゃないのか......。
後に聞いたが、レア博士も過去に寝技を決められ腰をやられたそうだ。それからは絶対に一緒に寝ないようにしたそうだ。寝相悪すぎない?
ラケル博士は赤面していた。
ここで俺は極東支部で決められたクエスト曜日表を思い出した。
今はまだ火曜日。俺はまだ出撃できない日だ。
となると......支部に帰っても暇なのだ。特にすることもないし、これと言って趣味や生きがいがあるわけでもないし。それに支部に居るとトラウマを思い出して落ち着けない。
.....ラケル博士、日曜まで居ても良いですか?
↑月(゚レ゜)日
ラケル博士に言って日曜までフライアに泊まることになった。やったぜ。
早速(自主的な)クエストに行くことにする。
適当に歩いてればアラガミなんかすぐに出てくるでしょ。
コンゴウの群れ×8
シユウの群れ×4
ハンニバル×3
今日の戦果だ。いやぁ大量大量。
やっぱり、陽の光を浴びて全身を動かすのは気持ちがいい。
―――今戻りましt「貴方様ぁ♡おかえりなさぁい」キュイィィン
博士、車椅子でチョロQみたいに突撃してこないでください。
「あぁ、貴方様だぁ♡うふふ、すりすり」スリスリ
最近妙に上機嫌だ。何かあったのだろうか。
―――――――――――――――――――――
うぅ.....恥ずかしい。
あの方に寝相が悪いのがバレてしまった......。
あ、でも、そのお陰で、そのぉ、あの方の.....(ゴニョゴニョ)がお腹に押し当てられてて......。
そう一人で恥ずかしさで蒸発しそうになっていると、あの方が甘えてくれた。
―――ラケル.....お前と離れたくない......ずっとここに居ても、良いか?(脳内フィルター全開)
うふ、うふふ、えぇ、良いですわぁ。
ずっと、ずっと、一緒にいましょう♡
※実際は「あ、日曜まで居ちゃだめですかね?」みたいなテンションだったのだが、もう今更な話である。
あの方が狩りから帰ってきた。
ブースター全開でお迎えに行く。
お迎えに、行く。お迎えに行ってあの方のお腹に顔を埋める!!!(煩悩)
「貴方様♡おかえりなさぁい♡」キュイィィン
バフッ!!と顔を顔を埋めて抱きしめる。
体温と拍動、呼吸の音が聞こえてきて多幸感に襲われる。
「あぁ、貴方様だぁ♡うふふ、すりすり」スリスリ
少し動揺したけれど、それでも引き剥がさずに背中を撫でてくれるこの人はやっぱり私の運命の人なのね♡
『そんな感情がなんになる。早くなすべきことをなせ。羨ましい』
アラガミの意識が語りかけてくる。
うるさい。私は今この人への奉仕で忙しいのだ。すりすり。
――――――――――――――――――――――――
ラケル博士が飼ってる猫のように擦り寄ってくるのでとりあえず軽く撫でて落ち着かせようとした。
結果はまぁ、逆効果だったが。
離れてくれないので俺が歩くと抱きついているラケル博士も車椅子と一緒に動くのでさながら電車ごっこだ。なんだか楽しんでいるようなので良しとする。
メガネかけた研究員っぽい人がなにか絶望した顔で去っていった。どこかで見た気がするが.....?
今夜もラケル博士と一緒に寝ることになった。
ま、まさかと思うがまた寝技を仕掛けられるのだろうか。
ラケル博士は、俺が背を向けて寝ようとすると力ずくで自分の方に向けて胸に抱きついて寝た。
抵抗もさせてもらえない、か......。
今回は少し短いですね。500文字ほど。
本格的なネタ切れだぜ......。か、感想欄にリクエスト等があれば少し番外編にしたいと思ってます!!(焦り)
訂正:リクエストは活動報告に掲示板を貼ったのでそちらに....。