三日月「ねぇ、なんでおくれたの?」
ヒィッ!?引っ越しとかの都合で原作と照らし合わせるのに時間がかかっただけなんです!
三日月「駄目だよ作者、おれはまだ止まらない、止まれない」
書きますから阿頼療治はやめてぇ!?
パーティを組んでクエストに向かったカズマさん一行、しかしそこに待っていたのは想像を上回る厳しい現実(アクアが役に立たないという意味で)だった。
現状を打開するために新たな仲間を募集した3人、そこに現れたのは―――
「我が名はめぐみん!紅魔族随一の魔法使いにして爆裂魔法の使い手!」
―――なんか痛々しい魔女っ娘だった!
「・・・冷やかしに来たのか?」
「ち、ちがわいっ!」
めぐみんと名乗った少女の自己紹介に思わず突っ込むカズマ、DQNも真っ青な名前と
「今、紅魔族って言ったかしら」
少女にアクアが尋ねる。
「いかにも!我は紅魔族随一の魔法の使い手、めぐみん!我が爆裂魔法は山をも崩し、岩をも砕く!」
と、そこでめぐみんは一拍置き、
「・・・ところで、図々しいのはわかっていますが、何か食べ物を恵んでくれませんか・・・?」
「いいよ」
もう三日も食べてないと言うめぐみんの切実な願いに三日月が即答する。こうやって誰かに食べ物を食わせてやるのは二人目である。もっとも当時の彼女とはそれなりに歳は離れているが。
「ところでその眼帯はどうしたんだ?ケガしているのならこいつに治してもらったらどうだ?」
「・・・フ、これは我が強大な魔力を抑えるマジックアイテム、もしこれが外れることがあればこの世に大きな災いがもたらされるだろう・・・」
「へー、封印みたいなものか」
「まあ嘘ですが、・・・単に、オシャレでつけてるだけぇ・・・っ」
・・・・・・
「あぁー!引っ張らないでください!ヤメッ・・・ヤメロォー!」
「・・・カズマに説明すると、彼女たち紅魔族は生まれつき高い知力と魔力を持っているわ、名前の通り紅い瞳と、変な名前を持っているの」
引っ張っていた眼帯を離すカズマ、イイッ⤴タイ⤵メガァァ⤴と勢いよく戻ってきた眼帯の衝撃に悲鳴をあげるめぐみん。
「・・・大丈夫?」
「あ、ありがとうございます・・・。変な名前とは失礼な、私から言わせれば、街の人たちの方が変な名前だと思うのです」
「・・・ちなみに、両親の名前は?」
「母はゆいゆい、父はひょいざぶろー!」
・・・・・・
「・・・とりあえず、この子の種族は優秀な魔法使いが多いんだよな?仲間にしてもいいか?」
「二人がいいなら、おれは別に」
「おい、私の両親の名前について言いたいことがあるなら聞こうじゃないか」
―――ひょいざぶろぉぉぉーーー!―――
「爆裂魔法は最強の魔法、その分魔法の準備に時間がかかります。こちらの用意ができるまで、カエルの足止めをお願いします」
「わかった、俺たちは近い方をやる、おいアクア、お前一応は元なんたらなんだろ?たまには元なんたらの力を見せてくれよ」
「元って何よ!現在進行形で女神よ私は!『アークプリースト』は仮の姿よぉ!」
涙目になりながら帰るに突っ込むアクア、違うそうじゃないと思わずツッコミたくなるカズマ。
「女神?アクアは一体何を言ってるのですか?」
「あんまり気にしない方がいいと思う」
見るからにわかるほどの神聖な光を拳から放ちながらカエルめがけて突進したアクアは―――
「『ゴォォォッドレクイエムゥゥゥーーー』!!」
―――昨日と同じようにその拳をカエルにたたきつけた
「「「・・・・・・」」」
「・・・カエルって案外かわいいと思うのぎゅぷっ」
アクア、再びカエルに食われる。どうやら文字通り身を挺して時間を稼いでくれるらしい。
そうこうしているうちに、めぐみんが構えた杖の先に巨大な魔方陣が描かれる、どうやらこちらの準備は整ったようだ。
「見ていてください、これが人類が放てる最強の魔法・・・」
小さな太陽と見間違える真紅の光が一瞬強く輝き―――
「『エクスプロージョン』っ!!」
一閃、すべてを吹き飛ばす爆焔が辺りを包み込む。視界が回復するころには、カエルがいた痕跡は周辺の地面もろとも消滅していた。
「・・・これが、爆裂魔法・・・」
「なんつー威力だよ・・・!?」
言葉を失う三日月とカズマ、その時地面から新たなカエルがはい出した。
地面の中にいたところを、先の爆音を聞いて現れたようだ。
まっすぐめぐみんに向かって動き出すカエルを見て、カズマは慌てて声を荒げる。
「めぐみん!いったん離れて、距離をとってもう一度攻撃を・・・!?」
そこから先は言葉がつながらなかった。
「ふ・・・、我が爆裂魔法は強大ゆえに膨大な量の魔力を消費する・・・。つまり、魔力切れで動けません、助けて下さあっ・・・」
地面に伏せながら息も絶え絶えといった風にとんでもないことを暴露したと同時にカエルに食われためぐみん。
アクアとめぐみん、二人の尊い命を犠牲にしながら、カズマの最初のクエストは成功という形で終わったのだった。
――次回予告――
どうやらあの坊主たち、紅魔族の嬢ちゃんと組むことになったらしいな。
あいつらからはほかの冒険者とは違う、輝きのようなモンを感じたんだ。
次回、この素晴らしい世界で本当の居場所を!
「5人目の仲間はマゾクルセイダー」
賭けをしねぇか?あいつらがどんな輝きを見せてくれるかをよ!