「今日は、提督と二人でTea Timeデース! huuuum~紅茶が美味しいネー♪」
毎度毎度、鎮守府を騒がす艦娘。金剛型一番艦 金剛 。その影でよく謝っている艦娘がいる。
「姉がお騒がせしてすみません(汗)」
毎度のごとく金剛が騒ぎ、比叡が料理で暴走し、頭は良いが何かがズレてる霧島の言動。その度に榛名が謝りに来る。いつものお決まりである。金剛型四姉妹の中でも一番常識的な言動をとる彼女の名前は 金剛型三番艦 榛名 だ。出撃時も姉や妹の言動を心配する彼女が唯一休息を取れるのが、ここ提督食堂である。
「はぁ…。」
「榛名どうした…?」
なんだか顔色がいまいちの榛名に提督が尋ねると…。
「それがですねぇ…。」
どうやら港湾棲姫の撃退で三式弾が物凄く効果的であるということがわかり…。金剛 比叡 霧島 が三式弾開発に躍起になっているそうだ。開発そのものは悪くないのだが…。空前の三式弾フィーバーらしく開発しまくっているそうだ。
「…という訳なんです()」
「あーまた自由気ままに開発してんのかぁ(-_-;)」と、提督まで悩み顔。
「まぁ、明日…。あいつらには開発中止と言っておくよ。」
「お願いします…。」謝る榛名に提督は「うどん食べるか?」と訊ねた。
トントントン…。ジュワァ~
「はい。お待たせ。」
榛名の目の前に出されたのはツルツルの純白のうどんに大きな舞茸の天ぷらだった。
「提督?これは…。」
「群馬の水沢うどんだよ。まぁ、出来あいの物だけどな…。とりあえず本家に近づけるように作ったんだ。」
「提督は優しいのですね。榛名にまで気を遣ってくれて。」と、お礼を言う。
「ハハハf(^^;さ、天ぷらが冷めないうちに…。」
「いただきます。」
最初、揚げたての舞茸の天ぷらに塩をさっと振り掛けてかぶりつく。サクサクの衣の中から舞茸の芳醇な香りが漂い。シャキッとした食感が箸を進ませる。一緒に用意されている水沢うどんは白く透き通る美しさだ。ツルツルの食感は何杯でも行けそうな感じだ。
「提督…!美味しいですこのうどんと天ぷら!」
普段から体格を気にする榛名だったが、度重なる姉や妹の言動にお腹を空かせていたのか…。どんどん箸を進める。舞茸天と水沢うどんの協奏曲は美しいハーモニーを奏でる。
「はぁ…。提督、ごちそうさまでした。」
「それは良かった。」
「でも、お姉さま方にもこのうどんと舞茸の天ぷら食べさせてあげたいです。」その言葉に「榛名は本当に姉思いだなぁ~」と提督は感心した。
すると…。
ガラガラガラ…。
「あっ!榛名こんなところに居たのデスカ?」
「そのざるとお皿…。なに食べたんですか!?」
「私が分析する限り麺類と揚げものですね?」
と、いつもの三人組がやって来た。
「こ、これはお姉さま方…!」と、慌てる榛名に金剛は…。
「う~提督の料理を一人占めなんて許さないデース!」と、大声を上げる。
「まぁまぁ、いいじゃないか。君たちにも作ってあげるから…。」と、慰める提督の言葉は…。
「提督のハートを掴むのはこの私デース!!!」という金剛の叫び声に書き消されるのであった(笑)
今回は地味に姉と妹の板挟み?になっている榛名の話です。。自由気ままに生きてる(笑)姉妹の姿を見てる榛名はいつもヒヤヒヤしているのではないかと思い書いてみました。劇中に出てきた水沢うどんは群馬県の水沢観音周辺で食べられている日本三大うどん?のひとつです。(ま、いろいろ諸説ありますけど…。)ここのうどんのイメージって舞茸天と一緒というイメージが強いですよね?現に舞茸天と一緒に提供しているお店も多く、群馬の息吹を知ることができるうどんだと思います。あぁ、舞茸の天ぷら食べたくなってきちゃった(笑)