聖りりかる   作:岌斗

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後一話で描き溜め尽きるけど修正する気満々だから実質これがラストのストック。

こんなザマなのに脳内ではネギまと血界戦線のオリ主クロスオーバーが浮かんでたり

(´・ω・`)…


第24章 ~介入~

 

 

 

 

 

 感傷を理由に戦う事は、戦いそのものに対して迷いを持ち込む事には繋がらない。

 

 己の信念を貫く為。

 

 己が仲間を護る為。

 

 どのような虚飾で彩ろうが、その刃は敵を砕く為に振るわれる事に変わりは無い。どれだけ戦いを忌避しようが、いざとなれば躊躇いなく頸を撥ねる事を求められる。

 

 そして、此処に祈りを捧げる様に慟哭を上げる者が居る。彼は哀しきかなその『戰の理』を、余す事なくその身の隅々にまで刻み込んでいた。

 

 

 

「……レーメ、装束を変化させてくれ。ナルカナも、何の変装でも良い。初見のイメージを変えるんだ」

 

 

 

 先の嘆きなど微塵も感じさせない冷徹な声音で、望の口から指示が飛ばされる。一瞬の驚きと疑問は挟んだものの、レーメとナルカナの身体は望の命令を実行すべく行動を開始していた。

 

「……!」

 

 先に気付いたのは、望と限定的ではあるが意識感覚をリンクさせているレーメ。僅かな空間のたわみと、更にその向こう側の歪みを感じ取り、その出所を探る。

 

 しかし、その知覚からの行動よりも相手のアクションは疾かった。

 

 

 

「…せぇぁああああぁぁぁ!!」

 

 

 

 空間転移の余波を最小限に留め、望に鋭く切り込むのはフェイト・テスタロッサ。その狙いは言うまでも無く、望の掌に収まるジュエルシードであろう。

 

「!」

 

 咄嗟にフェイトの攻撃への阻害を謀るも、彼女と望の距離を考えると望に任せた方が有効打である事は明白。ならば話に聞く従者とやらの奇襲を考慮し、レーメは視線を巡らせる。すると、案の定視界の端に結界を張ろうとするアルフの姿を捉え、そちらの対処へと思考を切り換えた。

 そんなレーメの一瞬の思惑に気付く道理など微塵もなく、フェイトはその手に握った光の鎌を望の首筋に宛てがおうと、目標への肉薄を試みる。

 

 最小の運動で最大の効率を。

 

 最速の挙動で場の流れを掴む為に計算され尽くした動きで。

 

 歩幅を変える事で相手のリズムを狂わせながら、一直線に突撃する。

 

 そして、レンジ内に望を捉えバルディッシュを振りかぶったその瞬間、フェイトは間違いなく勝利を確信した。

 

 

 

 油断は無かった。相手はあのジュエルシードを押さえ込む程の強者だ。

 

 

 

 慢心は無かった。敵は己と互角に立ち回って見せた『あの少女』よりも、確実な高みにいる。

 

 

 

 

 

 だが、

 

 それでも、

 

 世刻 望はフェイト・テスタロッサの全てを凌駕する。

 

 

 

 

 

「……ぬんッ!」

 

「あああぉぉぁ!?」

 

 望の掛け声が聞こえたと思った瞬間、フェイトが空中で大きく回転し始める。バルディッシュを振りかぶった身体が一番大きく伸びた瞬間、望はフェイトの攻撃の軸となっている左肘を強烈な力で押し込んだのだ。空中にいながら、遠心力を最大限に使おうと飛行魔法を慣性任せにしていた事も相まって、フェイトはバランスを崩して盛大に回転し始めた。すかさずフェイトの隙を狙いバルディッシュを搦め捕り、それを横に放り投げる。

 

 

「おうらい!」

 

 

 すると狙い澄ましたかの様にナルカナが反物状の布でバルディッシュを回収した。俗に布槍術と言われる技法の応用であり、ナルカナは危なげ無くバルディッシュをその右手にしまい込む。

 

 そんな彼女の足元には、既に反物で簀巻きにされ、レーメに上から座られたアルフが何かを罵っていた。

 

「きゃあぁあぁあぁあぁあぁあぁ!?」

 

 だが、今のフェイトにはそれを確認する余裕など無い。望の頭上で上下を逆さまにされ、ビュンビュンと強烈な回転をさせられる。

 

「……アレは中々にキツイぞ…」

 

「だったらさっさと解放しなよ!!」

 

 過去にお仕置きで喰らった事があるレーメは顔を若干青ざめさせ、引き気味にフェイトの様子を伺っている。

 そんなレーメにもはや暴論ですらない様な罵りを撒き散らすアルフ。その瞳には、余裕などといった悠長さは感じられない。何かに急き立てられる鬼気と、若干の狂気を孕ませた眼光をレーメとナルカナに叩き付けた。

 

「生憎だが」

 

 しかしそこは『慣れたもの』

 

 アルフの威嚇を飄々と受け流し、アルフの上に座り込んだズボン姿でボーイッシュな出で立ちのレーメが何気ない風に話し掛ける。ともすれば独り言とも受け取ってしまえそうなその言葉は、しかし間違いなくアルフへと向けられていた。

 

 

 

「汝等が吾らの都合を蔑ろにするのと同じく……吾らも汝等の思惑など『知った事では無い』のだぞ?」

 

 

 

 敢えて言葉を変え、より口汚い言葉に変える事で闘争心を煽る。通常であれば追及の手を緩めずに怒り任せの情報(ホンネ)を探る所だが、残念な事に『時間が無い』ので煽るだけに留め置いた。

 

 

シパァン!!

 

 

 不意に聞こえた音に目を遣ると、望がフェイトの身体を掬い上げ、大きく宙に舞ったフェイトを受け止めんとその腕を広げていた。その様子に戦闘の終了を感じ取ったレーメがその腰を上げ、望に歩み寄ろうとする。

 

 

ヒュッ、ガシッ!!

 

 

 その途端、横合いから二つの布が飛来してフェイトの身体を瞬く間に簀巻きに仕上げた。下手人は言うまでもないだろう。

 

「せぇのっ」

 

 微妙に気の抜けた掛け声を発し、その両手に掴んだ布を更に握り込む。

 

「そりゃあぁぁぁっ!」

 

 次の瞬間、ナルカナはフェイトに巻き付けた布を引っ張り、恰も独楽(コマ)を回すかの勢いで以てフェイトを更に回転させ始めたではないか。

 流石にこれは望にも想定外だったらしく、両腕を開いたままの姿勢で唖然と固まっている。アルフやレーメもその例に洩れず、アルフは罵りも忘れて呆然と、レーメは立ち上がろうとした中腰のままで事の成り行きを見ていた。

 

「よいではないかよいではないかー♪」

 

 完璧に悪ノリしたナルカナ。その額に僅かながら青筋が見受けられる事を考えると、どうも望に『お姫様抱っこ』をされようとしている事が気に喰わないらしい。

 

「にゃああぁあぁあぁぁぁぁぁ!?」

 

 そんな中、ついに残像を残す速度にまで至ったフェイト。本人はとっくに目を回しているのだが、そんな瑣事を気に留めるナルカナではない。まだ足りないと言わんばかりに速度を上げ続ける。

 

 しかし、その狂宴にも終焉は訪れる。

 

 ナルカナの暴走に誰よりも早く順応し、事態を何より疾く鎮圧している『対ナルカナ制圧兵器』と化したレーメが咆哮と共にその鉄槌(ハリセン)を振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

バ ッ ガ ァ ァ ン !!!!!

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

「………まったく! 少しは加減を弁えよ!!」

 

 

 

 一撃で使用不能に追い込まれたハリセンを肩に担ぎながら、レーメは陥没したアスファルトの中心に倒れ伏すナルカナに冷たい視線を送る。だが当のナルカナは目を回し、それに気付く事も無い。

 

「まあ、瑣末事である事に変わりはないか………ノゾム、そちらはどうなのだ?」

 

 溜息もそこそこに、近くにある建物の軒下で目を回したフェイトを膝枕している望に声を掛ける。目を向けられた望はフェイトの状態を見るが、

 

「きゅぅぅぅ〜……」

 

 静かに首を横に振る。レーメも短時間での復活が見込めない事は理解していたようで、眉間を揉み解すだけに留まった。

 

 不意にぐるりと周りを見渡し、その街並を確認する。

 

 雨に彩られた人気ないゴーストストリート。思い起こされるのは先程まで展開していた結界内部の惨状。いくら結界を敷いていたからとは言え、抉り抜かれたコンクリートや薙ぎ倒された街路樹、陥没したアスファルトを想起すると一般人が巻き込まれた時の事を想像してしまう。背筋が冷えるのを自覚しながら、それでも今は関係ないとばかりにナルカナの首根を掴む。

 

 ふと、ナルカナを引き摺り出した直後にレーメがあることに気付いた。ナルカナが刺さっていたクレーターは結界を解除した後に造られた為、修復されないのだ。

 

 

「…ぬかった……」

 

 

 忌々しそうに呟きながら、懐に手をやり『時の螺旋』を顕現。それを事象の小匣へと変換して、何気なく鍵を開く。

 

 カチャリと小さな金属音を立てて小匣が開き、中から形容しがたい歪(イビツ)な空気が溢れ出した。

 

 

「因りに果てては、応えに報う」

 

 

 そうレーメが発した瞬間、匣から出て来た空気がぎゅるりと形を変える。レーメから紡がれた言葉に呼応し、彼女が視線を送るクレーターに殺到した。クレーターを包み込む様に滞留する中、空気に包まれた空間の景色が捩れ、次第にその形を崩していく。

 

 

「報せに応じよ、果たせし因りへ」

 

 

ぱんっ!

 

 

 レーメの柏手を合図に、歪んだ空気が形を成した。先程まで周りの景色を吸収したかの様に濁り、澱んでいた空気が、急速に固定化する。

 後にはまるで『何事も無かった』と言わんばかりに、整然と均されたアスファルトがその姿を見せていた。

 

「多用は禁物。戒めねばな……」

 

 そう独り言を漏らしながら、匣を仕舞い込む。

 

「ノゾムー!」

 

 流石にこれ以上、この場に留まる訳にはいかない。結界を解除しているにも関わらず、相変わらずの噛み付きを見せるアルフに猿轡をねじ込んで黙らせる。

 

 視線の先には既に変装を終え、カーゴパンツにダブついたシャツで前後を逆にした野球帽を着用する、いかにもな悪ガキを演出している望。根の生真面目さとのギャップにクスリと笑いが込み上げるが、今は自重の時だ。

 

「さて……と。レーメ、これからの説明は要らないな?」

 

 主語もなく望はレーメに確認を取るが、レーメには正しく伝わっている様だ。不敵に笑い、軽い調子で返す。

 

「うむ。精々うまくやるとしよう」

 

「ナルカナ?」

 

「はいはーい、問題ナッシング!」

 

「ぬぁっ!?」

 

 いつの間にか復活し、しかも変装まで終えていたナルカナが威勢よく手を挙げる。レーメが一瞬ビクリと反応したものの、それも特に問題ない。

 

「……んじゃま、アクションと行くか」

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

 何の前触れもなく、アルフの戒めがハラリと解けた。驚くよりも早く身体は反応し、咄嗟に猿轡を外してフェイトに駆け寄る。

 

「フェイト! 大丈夫かい!?」

 

 ユサユサと揺すっていると、フェイトが小さく息を吐いて薄く目を開く。無事だった事に安堵し、アルフはフェイトを抱きしめた。

 

「アルフ…そんなに心配しなくても大丈夫だよ……」

 

 そう言ってフェイトはアルフの頭を撫でる。涙目のアルフは嬉しそうに目を細め、しかしすぐに犬歯を剥き出しにして低く唸った。

 

「そうだ、あの人達は……」

 

 呟いた刹那、二人は封時結界の発動を感知する。望達が仕切り直したのかという予想が頭を過(ヨ)ぎるも、真相はすぐに判明する事となる。

 

 

 

 

 

「時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ」

 

 

 

 

 

「「ッ!!」」

 

 ほぼ真上から突然掛けられた声。望達に対する警戒を優先していた故に、フェイト達は完全に虚を突かれた形だ。

 

「今より約二十分前、この近辺にて自然現象と思われる中規模な次元震の予兆が観測された。使い魔を連れている所を見るに、恐らく魔導士であると見受ける」

 

 そんなフェイト達の様子を知ってか知らずか、クロノと名乗った少年はつらつらと基本に乗っ取った口上を並べ立てる。

 

「済まないが事情聴取を行う為に同行を願いたい。手間を掛けて申し訳ないが、貴方の名前と登録IDの提示を」

 

 そう言ってクロノがIDスキャナーを取り出そうと懐に手を掛け、

 

 

「「ッふ!!」」

 

 

 …た瞬間、フェイトとアルフが同時に動く。協力的な姿勢を見せる物と完全に思い込んでいたクロノは咄嗟の反応が出来ず、アルフの蹴りが右肩に直撃する。

 

「ぐぁっ!?」

 

 その衝撃に自らのデバイスを取り落とし、視線を上げた直後には二人の姿は消失していた。

 

「…この時空振とは別口なのか…ッ! エイミィ!?」

 

《ダメ! 完全にロストしてる!!》

 

 エイミィをしても追えない相手の隠密性に内心舌を巻きながら、クロノは自らの迂闊さに歯噛みする。

 最善は逃したが、次善策を打つ事はまだ間に合う。 気を取り直したクロノは封時結界の中にいる『もう一組』の魔力へと急いだ。

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

 

「時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ! 先程この近辺で……」

 

 魔力の反応があった場所へと全速力で飛び、同じ轍は踏むまいと今度は少しばかり威圧する口調で名乗りを上げる。しかし、それすらも裏目に出た事を発言してすぐに悟った。

 

 視線を下ろした先にいた魔力を発している者達が、『如何にも悪ガキと言わんばかりの跳ねっ返りな恰好をして、空を飛ぶ自分に目を輝かせる少年』と、『自分に対し恐怖を滲ませた瞳を送り、少年の手を握る遊び友達らしきボーイッシュな少女』。そして『二人を守る様に手で制しながら、こちらを睨みつける女学生らしき少女』だったからだ。

 

「姉ちゃん! スゲェよあれ!! 空飛んで肩にトゲつけてる!!」

 

「リョースケ、そんな事いってる場合じゃないってば! いきなり街の雰囲気が変わったんだよ!? 雨もいきなり止んじゃってさ!」

 

「二人とも! とにかく私から離れるんじゃないわよ!?」

 

 警戒心も露に、こちらから目を離さない少女が二人を一喝して黙らせる。クロノは暫し呆然としながら、エイミィの通信により三人が一般人であろう事を聞く。

 

「………ああもうッ!!!」

 

 己の選択が悉く裏目に出た事に頭を掻きむしりながら、今であれば相手の白昼夢として終わらせられると打算を働かせ、封時結界を無言で解除する。

 

「っきゃ! また雨!? どーなってんのよ!!」

 

「どぅわ!! ……ってアレ?」

 

「っく! リョースケ、コゥちゃん! 大丈夫!?」

 

「大丈夫だけど、さっきのアレ……」

 

 突然の雨粒に驚き、姉はそれでも二人の身を案じる。姉の言葉に答えながらも、呆然とリョースケが指差した先は、先程まで少年が空を飛んでいた場所だ。

 

「「……」」

 

 そこには既にクロノの姿は無く、風すら伴い始めた雨が降る空間があるばかりだった。

 

「なんだったのかな……」

 

「何でもいいわ。とにかく、さっきのが幻だったとは思えないし、二人とも早く帰りましょう」

 

そう姉が急かし、三人はそのまま家路を急ぐ。

 

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

 

「クロノ・ハラオウン執務官」

 

「はっ」

 

「今回のケース、魔導士の攻撃は予測不能だったにせよ、その後の一般人に対する対応については少々の問題があったと見做します」

 

「…申し訳、ありません……」

 

 アースラ艦橋、クロノの報告に対してリンディの叱責が飛ぶ。通常であればアースラ内の雰囲気もあり、軽い小言で済むのだが、今回はそうも言ってられなかった。

 

「魔力量だけでSSランク相当……手落ちと焦りでサーチャーを飛ばせなかったのは痛いわね…」

 

 そう。

 

 リンディ達が取り逃した子供達は、いずれも大魔導士となりえる凄まじい才能を秘めていたのだ。年々人手不足が深刻化する管理局に於いて、この損失はあまりにも痛すぎた。

 

「しかも警戒心も全開…か。唯一可能性がありそうな少年には姉がついていて、説得されるのは必至……」

 

 逃した魚の大きさに頭を抱えながら、リンディが情報を整理する。いずれにしても、現段階ではあの三人を諦めるより他に道はなさそうだ。

 

 

「…うーん……」

 

 

 呻くリンディを、申し訳ない気持ちでクロノが見詰める。今回の落ち度は自己嫌悪になって然るべき程の物であった。

 

「とにかく、クロノ・ハラオウン執務官。貴官に処分を言い渡します」

 

「はっ!」

 

「今より二週間、緊急時を除く間でのデバイス所持の禁止。こちらは暫定的に封印処理とし、エイミィ・リミエッタ執務官補佐と私の封印解除の承認が無い限りは使用出来ません。更に本日より二日間、営倉入りを命じます」

 

「謹んで、お請け致します」

 

 クロノはリンディからの通達にそう答えると、自らのデバイス『S2U』をリンディに預け、踵を反す。

 

「クロノ」

 

 艦橋を後にしようとした背中に、母親としてのリンディが声を掛ける。

 

「……」

 

「…失敗は誰にだってあるわ。この躓きを、糧になさい」

 

「…………うん」

 

 辛うじてその言葉だけを絞りだし今度こそクロノは艦橋を後にした。

 

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

 

「ただいまー」

 

 ガラリと玄関の扉を開き、ずぶ濡れになった望達が帰って来る。途中何度か尾行の確認をして、随分と時間を食ってしまった。

 

「おっかえりぃ……ありゃ、また随分とびしょびしょになったモンだね」

 

 玄関口で革靴の手入れをしていた美由希がそう言いながら、バスタオルを取りに家の中へと引っ込む。途中、二階に向かって「なのはー! 望君達帰ったよー!」と言いながら、洗面所へと入って行った。

 

「足元だけ拭いてサッサと風呂入っちゃいなー。さっきまでなのはとイルカナちゃんが入ってたからね」

 

 一緒に入っちゃえ入っちゃえと言って、バスタオルを一人ずつに投げて寄越し、美由希は革靴の手入れに戻る。靴下を脱ぎ、家へと上がろうとした瞬間。

 

 

 

 庭から『どぼーん』という爆音が聞こえてきた。

 

 

 

 

ガラッ!!

 

 

 

 

「また濡れちゃったからお風呂に入り直すの!!」

 

「つける薬はナシ……と」

 

 

 

 

 

 

 

 




ちょっぴり補足。

望のクライシス・オーバードライブで次元震予兆(天然のマナだから自然現象として管理局は認識)

オーラフォトンレイジで浄化と鎮静(天然のry)

到着した時にフェイト達を発見。自然現象で鎮静化したんじゃなくこの人達がやってくれたのかも!

ソフトに接触した結果がコレだよ!





またいつか、お会いしましょう(・ω・)ノシ
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