個性以前に個性的な奴等ばかりなんですけど   作:ゴランド

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これで風都編は後編となります。
次回は風都編は後編最後のエピソードとなります。
あぁッ!!長かった!マジで長かったよ!!

オリジナル編を書くの辛ッ!!!




第42話 Cが吹き荒れる街/自己犠牲

『アームファング』

 

音声と共に白と黒の戦士、仮面ライダーW『ファングジョーカー』の右前腕から白く輝く刃が形成される。

 

 

「うぉぉぉぉッ!!」

 

━━ギィンッ!ギィンッ!ギィィンッ!

 

 

白い刃がキャッスル・ドーパントの盾と激しくぶつかり合い、火花を散らす。

キャッスル・ドーパント自身にダメージは入っていないがファングジョーカーの勢いに押されている。

 

 

『ぐっ!コイツ……!』

 

『野郎ッ!』

 

 

すると背後からスタッグ・ドーパントが双剣を振り下ろす。

だが、Wは双剣を受け止めるとスタッグ・ドーパントを掴み、オウル・ドーパントの方へと投げる。

 

 

『何ッ!』

 

「ウオァァァァッ!!」

 

『うわぁぁ⁉︎』

 

『黄羽⁉︎』

 

 

三羽烏から見て、今の仮面ライダーは先程のと比べて全く異なるのを理解する。

目の前にいるのはまさに獣。さしずめ彼等はその餌と言う立場なのだろう。

 

 

「フーーッ!フーーッ!フーーッ!」

 

『落ち着けフィリップ。ちょっと荒々しすぎるぞ』

 

 

興奮しているフィリップを翔太郎が鎮めようと呼びかける。するとフィリップは先程とは打って変わって冷静に応じる。

 

 

「いや、これで問題ないさ翔太郎。天倉孫治郎との戦いも彼等のコンビネーションは充分に発揮されていなかった。つまり彼等、三羽烏の弱点はコンビネーションが崩される程の獣のような荒々しさだ」

 

『成る程。単純明快ってな』

 

『何が単純明快だ!これでどうだッ!』

 

━━バシュウウウウウウッ!!

 

 

キャッスル・ドーパントはお返しと言わんばかりに額から緑色のレーザーを放つ。

それに対してWは冷静に獣の横顔を模したファングメモリの角部分のレバーを操作する。

 

 

『ショルダーファング』

 

━━ギィィィィィィイイイン!!

 

 

すると右肩から形成された白い刃が盾代わりとなりレーザーによる攻撃を防ぐが、Wはジリジリと押されてしまう。

威力の高い厄介な技に翔太郎は舌打ちをする。

 

 

『チッ…この技か!』

 

『オラッ!隙ありだ!』

 

『覚悟しろ!」

 

 

すると再び背後から攻撃を仕掛けて来るスタッグ・ドーパントとオウル・ドーパント。

絶体絶命と思われたがフィリップは一言呟く。

 

 

「既に予測済みさ」

 

━━ガガガガガガガガッ!!

 

 

Wはその場で屈む事によってレーザーを回避。その後肩に形成されている『ショルダーセイバー』をブーメランのように投げると、ソレは獣のようにその場で不規則な軌道を描きドーパント達に襲いかかる。

 

 

『うおっ⁉︎』

 

『ど、どうなってなるの⁉︎』

 

 

邪魔者を退けたWはそのまま『ショルダーセイバー』を手に持つとキャッスル・ドーパントに斬りかかる。

 

 

「ハァッ!」

 

『グッ……⁉︎』

 

『コレでトドメだ!』

 

「ダァッ!!!」

 

 

キャッスル・ドーパントを捉えた。

そう思われた瞬間、2つの影が飛び込んでくる。

 

 

『チッ……何やってんだ赤羽!』

 

『危ない赤ちゃん!」

 

 

━━ギィィンッ!!!

 

『『ぐぁぁぁぁぁああああッ!!』』

 

 

「何ッ!?」

 

『自ら盾になりやがった⁉︎』

 

 

オウル・ドーパントとスタッグ・ドーパントがキャッスル・ドーパントを守る行動に対してフィリップと翔太郎が驚愕を露わにする。

 

そして攻撃を受けた2人はドーパントから人間態へと元に戻る。

 

 

『青羽……黄羽……なんで』

 

「全く……テメェは……危なっかしいんだよ」

 

「負けちゃ……駄目だよ……赤ちゃん」

 

 

『クソ……クソォォォォォォオオオッ!!仮面ライダー!テメェは許さねぇ!!テメェ……だけはッ!!!うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!』

 

 

『なんだ?色が変わって……⁉︎』

 

「いや、色だけじゃない。先程と比べて力も大きく増している!」

 

 

キャッスル・ドーパントの色が赤から黒へと変質していく。

そのオーラに押されたのかWは後退りをする。

 

 

『2人の仇ィィィィィイイイイイイイッ!!!』

 

━━ガァンッ!!!

 

 

「グッ⁉︎ファングジョーカーのパワーを上回った⁉︎」

 

『テメェ等には分からねぇだろうな!!!"無個性"の気持ちなんてよぉ!!』

 

 

キャッスル・ドーパント改めて、ハードキャッスル・ドーパントは叫びながらWに攻撃を仕掛ける。

 

 

『見下され、蔑ろにされた事はあるか⁉︎』

 

 

━━ガッ!

 

「ぐっ!!」

 

『どんなに努力しても結局"個性"の優劣で価値が決まり!無価値のレッテルを貼られ!』

 

 

━━ドッ!!

 

「ぐあっ!!」

 

『将来も否定された俺達の気持ちが分かるのかぁぁぁぁああああああああああッ!!!』

 

 

━━バシュウウウウウウウウッ!!!

 

 

「ぐ……う、ぁぁぁぁああああああああああああああッ!!!??」

 

 

ハードキャッスル・ドーパントの猛攻にWは吹っ飛ばされてしまう。

 

 

「フィリップさん!翔太郎さん!」

 

『古明地!特にテメェは気に入らねぇ!!』

 

「ッ⁉︎」

 

『テメェは良いよなぁ……勝手に心の中を読み、優越感に浸ってんだろ?』

 

━━ドッ

 

 

ドーパントはさとりの腹を殴り蹲らせ、顔を踏み付ける。

 

 

「うぐっ!」

 

「古明地さとり!」

 

『どうだ?無個性の奴に見下される気分はよ?』

 

 

━━ギリギリギリ

 

 

ドーパントが足にさらなる力を込めると踏みつけられているさとりは苦痛の声を漏らす。

 

 

「う……あぁ………ああ…」

 

『俺はな許せねぇんだよ。"個性"の有無だけで優劣が決まる世の中によ……!』

 

 

━━ガッ!

 

「かはっ…げほっ…⁉︎」

 

 

ドーパントに蹴り飛ばされ、さとりの肺にから全ての酸素が吐き出される。

腹を抑えその場から動く事も出来ないさとりにドーパントが近く。

 

 

『だから俺は無個性の奴等を代表して!お前等に鉄槌を下すのさ!テメェの次はヒーロー気取りのあの野郎だ!先に逝ってるといいさ!』

 

 

キャッスル・ドーパントは振り上げた腕をさとりに向け腕を振り下ろす。

 

 

 

━━ガシッ

 

 

『そうかよ……』

 

 

だが、振り下ろされる直前に仮面ライダーWはドーパントの横に立ち腕を掴んでいた。

 

 

『テメェ⁉︎』

 

『奇遇だな……俺もお前と同じ()()()()

 

━━ドゴッ!!

 

『ぐおッ⁉︎』

 

 

Wはそのままドーパントを殴り飛ばす。

翔太郎は殴り飛ばしたドーパントに向けて喋りかける。

 

 

『確かにな。どうしても無個性ってのは周りと比べりゃ劣って見えるさ……けどな!』

 

 

先程まで追い詰められていたWの攻撃は更に激しさを増し、翔太郎は叫ぶ。

 

 

『"個性"なんて関係ねぇ!お前のやっている事はただの八つ当たりだ!ソレ(ガイアメモリ)に手を染めちまったお前は……力に振り回されているだけの……ただのガキだ!!』

 

 

『うるせぇ屁理屈言ってんじゃねぇぞ!!!』

 

 

Wとドーパントは互いに殴り合い、戦いは激しさを増す。

そして

 

 

『これで……どうだッ!!』

 

『グォッ!!?』

 

 

殴り合いを制したのは仮面ライダーだった。肩で息をしながら彼等は互いに話し合う。

 

 

「翔太郎…あまり激しい動きをするのはやめてくれ……負担がかかるのは僕の方なんだ……」

 

『悪いなフィリップ……さとり!大丈夫か⁉︎』

 

「は、はい……何とか……ッ⁉︎」

 

 

すると、廃工場の穴の空いた天井から一体の黒いドーパントが落ちてくる。

そのドーパントは綺麗に着地し、こちらを見据える。

 

 

『新手かよッ!』

 

「いやコイツはバード・ドーパントだ!だが、形状が異なっている……!」

 

『か、カシラッ!!!』

 

『━━━ッ!!!』

 

 

━━ドッ!

 

 

黒いドーパントはWに迫ると蹴りを放つ。

Wは攻撃を防ぎ反撃に転じるが

 

 

「速いッ!それに蹴りの力も高くなっている⁉︎」

 

『野郎ッ!!!』

 

 

━━フワッ

 

 

「ッ⁉︎これは……!」

 

 

━━ドッ!!!

 

 

Wの攻撃はいとも容易く避けられる。

まるで蝶の如くに空中で舞い逆に蹴りを喰らってしまう。

 

 

『うおっ⁉︎なんだよあの動き……!』

 

「アレはパルクールだ!走る・跳ぶ・登る等の主に“移動”という動作を基本にしたフランス発祥の運動方法。何故あんな高度な技術を……!」

 

 

アクロバティックな動きに翻弄されながらも仮面ライダーWは応戦する。

 

 

「馬鹿な…バード・ドーパントでは考えられない程に強くなっているだと⁉︎」

 

「フィリップさん!後ろ!」

 

 

━━バシュウウウウウウ!!

 

「くっ!」

 

『形勢逆転……って所だな!』

 

 

背後から来るキャッスル・ドーパントのレーザーによる攻撃をギリギリの所で回避する。

 

 

『クソッ……一か八かツインマキシマムで……』

 

「いや、駄目だ翔太郎。通常のものならまだしも暴走の危険性が高いファングジョーカーでは大きな被害が……!」

 

『いつまで話し込んでいるつもりだ……!!!』

 

 

━━キュイイイイイイィィィィン………

 

 

するとキャッスル・ドーパントは額に緑色の光を溜め始める。

その光景にフィリップはマスクの下で冷や汗を掻く。

 

 

「不味い、あのレーザーは先程とは比べ物にならない威力を放とうとしている!」

 

『クソッ…!アレに当たると流石に不味いぞ!」

 

 

『へぇ……ソレはいい事を聞いたなぁ……!』

 

 

そう呟いた直後、キャッスル・ドーパントはクルリと回転し、()()()()()へ向く。

 

 

「え………⁉︎」

 

『ッ!!テメェッ!!』

 

『ハハハッーーーー!!古明地!お前が悪いんだぜ!お前が来なければこんな事にならなかったのになぁ!この攻撃を生身の人間が喰らえば大火傷の重体、運が悪けりゃ跡形も無く消し飛ぶだろうなぁ!』

 

「くっ……!翔太郎!」

 

『やるしかねぇ……!ツインマキシマムだ!!』

 

『━━━!!』

 

 

だが、そこに黒のバード・ドーパントが攻撃を仕掛ける。

 

 

「くっ!不味い!このままでは!」

 

『やめろッ!このままじゃあ……!やめろォ!!』

 

『ハッハッハッーーー!!!消し飛べぇぇぇぇぇぇ!!!』

 

 

巨大な緑色の閃光が周囲を包む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Accel MAXIMUM DRIVE(アクセル マキシマム ドライブ)

 

 

「セイハァァァァァァァァァァァッ!!!」

 

 

━━ジャキィィィンッ!!!

 

 

『ぐぉぉおおおおっ!!??』

 

 

━━ドシュウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!

 

 

瞬間、赤と緑の影がキャッスル・ドーパントの脚を斬りつけた。

するとキャッスル・ドーパントは体勢を崩し、明後日の方向へレーザーを放ったのだ。

 

 

━━ブォォォオオオンッ!!

 

 

「待たせたな左、フィリップ」

 

「照井竜!」

 

『遅ぇよ!何やってたんだよ!』

 

「途中、大量のドーパントに襲われてな、だが間に合ったようだな」

 

 

そこには仮面ライダーアクセル(バイク形態)とエンジンブレードを構えた天倉が居たのだ。

 

そう、先程の赤と緑の影の正体は照井竜こと仮面ライダーアクセルと天倉の2人だったのだ。

アクセルはバイク形態から人型形態へと元に戻る。

 

 

すると、天倉は口元を押さえながらフラフラと壁に手をつく。

そして

 

 

 

 

「あ、ヤバい。吐きsおろろrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr

 

 

 

 

見事なリバース。

 

ちなみに今の天倉は"個性"を使用していない人間の状態の為、仮面ライダーが嘔吐すると言うシュールな絵になる事は無かった。

 

 

『ったく……しまらねぇな天倉』

 

「ハァ…ハァ…無茶言わないで下さいよ翔太郎さん……この人、バイクに変身したと思ったらアレですよ。ビルを垂直で駆け上がったんですよ⁉︎頭おかしいですよ!あ、ヤバい。また吐きそう」

 

 

再び手で口を押さえる天倉。

そして、ある程度スッキリしたのかドーパントに向き直る。

 

 

「ハァ…ハァ……いい加減正体を現したらどうなんだ」

 

「正体だと?」

 

 

天倉の言葉に照井は疑問を持つ。

 

 

「最初は単なる偶然だと思った。まさか君がこんな事をする人だと考えられなかったからだ」

 

『………』

 

「………その翼には俺がつけた傷跡が残っている。偶然にもそこに同じ箇所を怪我している奴が居たよ。ソイツの居た時間帯とアンタの居た時間帯がまるで入れ違うかのようにピッタリと当てはまって居た」

 

 

 

「なんでだ……どうして古明地さんを裏切るような真似をするんだ……【霊烏路空】!!」

 

 

「………え?」

 

 

 

天倉がそう叫ぶとバード・ドーパントの変身が解除される。

 

 

「………」

 

 

そこには見覚えのある緑色のリボンをつけた黒い翼を生やす女の子が居たのだ。

 

 

「まさかお前が『カシラ』⁉︎バード・ドーパントの正体だったのか!」

 

『クソッ…!完全にノーマークだった!……だが、なんでアイツがこんな事を……!』

 

 

『……ハッ!決まってんだろ!!』

 

 

 

照井と翔太郎の言葉にキャッスル・ドーパントが答える。

 

 

カシラ(霊烏路空)はな……古明地さとりを最初から友達なんか思ってねぇんだよ!!!』

 

「………お空?………そう……なの?」

 

「…………」

 

 

キャッスル・ドーパントの言葉にさとりはショックを受ける。さとりは空に疑問を投げかけるが、彼女は表情1つ変えない。

 

 

「ね、ねぇ……答えて……お空……。お願いだから………ねぇ、嘘………よね………嘘と……言ってよ……」

 

「…………」

 

『ハッハッハッーー!!ざまぁねぇな!アンタは最初から友情ごっこをしていただけなんだよ!アンタを信じる奴なんて!!最初から居ないんだよ!!』

 

 

 

「あ、あ……う……うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………あ、ぁぁぁぁ」

 

「しっかりしろ!古明地!」

 

 

キャッスル・ドーパントの言葉にさとりはその場で泣き崩れる。

信じていた人に裏切られ、心が折れた彼女の元に照井が駆けつけるが、彼女は泣き崩れたまま動かない。

 

 

『どうだ!"個性"持ちが!これがお前等に相応しいエンディングだ!ハハハハハハハハハハッ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黙れよ

 

 

「「「!」」」

 

 

天倉の口からトーンの低いドスの効いた声が漏れる。

 

 

「何が"個性"だ……何がエンディングだ………お前、分かってないよ」

 

 

「お前、化け物と罵られた事はあるか?」

 

 

「信じていた奴等に裏切られた事はあるか?」

 

 

「助けたのに……見捨てられた事はあるか?」

 

 

「天倉……さん………」

 

 

天倉の声が徐々に強みが増していく。

その言葉に彼女は顔を上げる。

 

 

「誰も手を差し伸べてくれない辛さ。お前には分からないだろうな」

 

 

そう一言呟くと照井に向き直る。

 

 

「照井さん……翔太郎さん……コイツは俺が相手をします」

 

「天倉……お前」

 

「多少の痛みは怒りでどうとでもなります。お願いします……」

 

 

天倉の言葉に照井はしばらく考える。

そして、照井はWの隣に立つ。

 

 

「いいのかい?照井竜」

 

「構わない。俺もヤツの気持ちが分かるからな……天倉!負けるなよ」

 

「少なくとも……コイツに負ける事はありません」

 

 

天倉はそう呟くとキャッスル・ドーパントへと歩を進める。

 

 

『フフフ…ハハハハハッ!!何が負ける事はありませんだ!パワーアップした俺に勝てるワケねぇだろうがッ!!!』

 

 

━━━━キュイイイイイイィィィィン………

 

 

「………」

 

『ハハハハハ!怖くて声も出せねぇか⁉︎なら怯えながらあの世に逝っちまいなぁ!!!』

 

 

天倉はパワーを溜めているキャッスル・ドーパントを前に冷静に左腕のレジスターのスイッチを入れ呟く。

 

 

「……アマゾン(変身)

 

『Ω━━evolution』

 

 

瞬間、天倉は緑色の炎に包まれ緑色の戦士(アマゾン)へと変身する。だが彼は何か特別な事をするわけでもなく、ただ歩みを進めるだけだった。

 

 

『今更、変身したところで!!勝てるわけねぇだろォ!!!』

 

 

━━バシュウウウウウウウウウウウ!!!!

 

 

緑色の閃光が天倉を飲み込む。

とてつもない熱量が天倉を襲い、身を焦がし、肉が焼ける音が響き、不快な臭いを放ち、身体の所々から血が噴き出て来る。

 

そして、光が収まった頃には天倉の身体は無残な姿となって居た。

 

 

『ハハハハハ!なんだよ!格好つけてた割に大した事ねぇな!!』

 

「………」

 

 

最早、歩く事もままならない天倉。絶体絶命の窮地に陥ってしまった。

 

 

━━コツ……コツ……

 

 

『な⁉︎』

 

 

だが、彼は歩みを止めなかった!

彼は肉を焼かれ、多量の血を流し、あまりの熱量によって外皮がドロドロに溶け、所々の筋肉が剥き出しになっている。

 

重症の筈だった。だが、彼は歩みを止めない。

 

 

 

━━怒り

 

 

 

 

天倉孫治郎の心の奥底から沸いてきた感情だ。

一体、いつ以来となるのだろう。こんな腹の奥底から怒りが沸々と湧いて来たのは。

 

 

『くっ!さっさとくたばりやがれ!!』

 

━━バシュウウウウウ!!バシュウウウウウウ!!バシュウウウウウウ!!!

 

 

━━グチャッ、ブチャッ!、ジュウゥ……

 

 

 

何度も何度も天倉に向けレーザーを放つ。

そのレーザーは天倉の肉を抉り、内臓を貫通し、確実に大ダメージを与えていた。

 

だが、天倉はそんなもの気にしていなかった。

彼にとっては「丁度、良かった。肉を焼いてくれたお陰でわざわざ止血せずに済んだ」という位の認識なのだろう。

 

 

『な、何でお前……!』

 

 

気付いた頃にはドーパントのすぐ目の前に天倉が立っていた。

ドーパントはすぐさま、シールドを前面に装備する。

 

 

「邪魔」

 

 

━━ボギャッ!!!

 

 

『ぐぉぉおおおおッ!!?』

 

 

天倉はキャッスル・ドーパントの重厚な盾を毟り取る。

彼はそのまま取った盾を持ち、ドーパントに叩きつける。

 

 

━━ガァンッ!!!

 

『ぐっ!』

 

 

「硬いな……」

 

━━ガァンッ!

 

━━ガァンッ!

 

 

天倉は何度も何度も叩きつける。

 

 

━━ガァンッ!

 

 

何度も

 

 

━━ガァンッ!

 

 

何度も

 

 

━━ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!ガァンッ!

 

 

『ぐぅおおおおお……』

 

 

何度も叩きつける。

そして天倉は突如として叩きつけるのをやめると腕の『アームカッター』でドーパントを斬りつける。

 

 

『くっ!!!』

 

 

━━ガギィィッ!!!

 

 

だが、キャッスル・ドーパントは天倉の刃を盾で受け止める。

天倉は『アームカッター』を無理矢理抜こうとするが、微動だにしなかった。

 

 

『は……ハハハハハ!ざ、ざまぁ見ろ!』

 

 

「……めんどい」

 

 

━━ジャギンッ!!!

 

 

『は?』

 

 

天倉は無理矢理アームカッターの刃を伸ばし、そのまま重厚な盾を斬り裂いた。

 

 

『な、う、嘘……だr⁉︎』

 

 

━━ガッ

 

━━バガバキバキ……

 

 

『ぐぁぁぁぁぁああああ!!?』

 

 

瞬間、天倉はキャッスル・ドーパントの頭を鷲掴みにし、持ち上げる。そしてあまりの握力にバキバキとキャッスル・ドーパントの外装がビビ割れる。

そんな様子を見ながら天倉はポツリと呟く。

 

 

最後(フィニッシュ)は……必殺技で決まりだ………』

 

 

天倉がそう言うとレジスターのスイッチを再び押す。

 

 

『Over Flow━━Danger‼︎』

 

 

レジスターが謎の音声と共に青から赤色へと発光する。

すると天倉の右腕の筋肉量が増加し、バチバチとエネルギーのようなものが右腕に装填(チャージ)される。

 

 

『や、やめろ!俺に…な、何をする気だ!!』

 

「敗者に相応しいエンディングを見せてやる」

 

 

天倉は救いを求める赤羽の声に耳を傾けず、右腕を振りかぶる。

 

 

『Max Hazard━━Ω』

 

 

『あっ、ぁぁぁぁあああああああ!!』

 

 

 

 

ライダーパンチ

 

 

 

 

 

━━ドゴォォオオッッッ!!!

 

 

『がぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっ!!???』

 

 

━━ドガガァァァァァァァァアッ!!!

 

 

天倉の拳を受けたキャッスル・ドーパントはそのまま大きく吹っ飛び、壁に叩きつけられ、爆散する。

 

 

━━パキン

 

 

そして爆炎が消える頃にはキャッスル・ドーパントは元の人間態へと戻っていた。

そして天倉はドーパントだった赤羽、赤城勝の元へ歩み寄る。

 

 

「くそっ……たれ…………どう……して」

 

「……君は、俺と違って化け物じゃない……彼等(友達)を大切にしておけ………」

 

 

天倉がそう言うと赤羽はそのまま意識を失った。

 

 

━━ブシャリ

 

 

天倉が自身の右手を見ると指がグシャグシャに潰れ、血が多量に噴き出ており、所々に骨が突き出ていた。

 

 

「無理し過ぎた……」

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

『さて……悪い事は言わねぇ。さっさとメモリを渡して貰おうか』

 

「………」

 

『だんまりかよ』

 

「ふむ、様子が変だ。僕達が知っている彼女とはまるで違う……」

 

 

仮面ライダーWことフィリップと翔太郎が顔色1つ変えない空に違和感を感じるが、照井こと、仮面ライダーアクセルが前に出る。

 

 

「俺達のやる事はいつも同じだ」

 

「………!」

 

Bird(バード)……』

 

『来るか!』

 

「…?いや、待て翔太郎。何か様子が変だ」

 

 

Bird(バード)……b、bbird…bーb…d…』

 

 

すると、空の持つメモリが変化していく。先程まで緑色だったバード・メモリはドス黒く変色していく。

 

 

『……Crow(クロウ)

 

「何?メモリが変化しただと?」

 

 

空はクロウ・メモリを掌に挿入する。

すると、先程のバード・ドーパントと比べスタイリッシュな身体となり、黒い羽の様な外装が装着されている。

 

 

『━━━!!』

 

 

「ッ⁉︎速い!」

 

━━ガッ!!

 

「ぐっ!」

 

 

アクセルはエンジンブレードを振るうが、クロウ・ドーパントはソレを跳躍する事で回避。

そのままアクセルの顔面に蹴りを叩き込む。

 

 

『アームファング』

 

「はぁ!」

 

━━ブォンッ!!

 

 

そこに、右腕に白のアームドセイバーを形成させたWが斬りかかる。

 

 

━━トッ

 

 

「なっ⁉︎」

 

 

だが、クロウ・ドーパントはソレを再び跳躍で回避。見事、アームドセイバーの上に立ち余裕を見せる。

 

そのような芸当を見たフィリップは驚愕し一瞬、動きが止まってしまう。そんな隙を見逃さなかったクロウ・ドーパントはWを吹っ飛ばすように蹴りつける。

 

 

『おいおい、なんだよアイツ。さっきと比べて動きが全く違う!』

 

「まるで別人のような動きだ……!」

 

 

翔太郎と照井はクロウ・ドーパントの動きを分析するが、相手はそんな時間を与えず攻撃を絶え間無くし仕掛けて来る。

 

すると、フィリップが突如として叫ぶ。

 

 

「間違いない!彼女は『過剰適合者』だ!それも江草 茜(えぐさ あかね)とは比べ物にならない程だ!」

 

「どう言う事だ、フィリップ!」

 

 

フィリップの発言に照井は問いを求める。Wはアームドセイバーでクロウ・ドーパントの攻撃を防ぎながら照井の問いに答える。

 

 

「おそらく、彼女の"個性"(からす)とバード・メモリがなんらかの突然変異を起こしたと推測できる。このままでは……」

 

『どうなるんだフィリップ!』

 

 

翔太郎が声を荒げる。躊躇うようにフィリップは口を開く。

 

 

「このまま放っておけば……ガイアメモリの影響で死に至る……」

 

「何………⁉︎」

 

 

ガイアメモリの毒素は精神だけではなく身体までにも影響を及ぼす。

しかもガイアメモリとの適合率が高ければ尚更だ。

 

それを阻止するにはメモリブレイクをする必要があるが、クロウ・ドーパントはとにかく素早い。

おそらくマキシマムドライブが命中する確率は低い。その為には彼女の動きを止める必要があるだろう。

 

 

「………え?お空……死ぬ……どう言う事………」

 

「古明地……!」

 

「………ねぇ、お空」

 

 

さとりはおぼつかない足取りで歩く。彼女の頬にツーと涙が流れる。

 

 

「例え、私の事を嫌っててもいい。私を殺したい程憎いならそれで良い……けど………」

 

『………』

 

「私は……初めて、私の"個性"を知ってでも友達になってくれた貴方が………大好きなの……』

 

『………ッ⁉︎』

 

 

すると、クロウ・ドーパントが頭を抑え暴れ始める。

その様子にさとり達は驚愕を露わにする。

 

 

『これは……どうなってやがる!』

 

「分からない……が、古明地さとりの言葉でクロウ・ドーパント、いや霊烏路空の精神に何かが起きたのだろう」

 

 

『━━━◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️ッ!!!』

 

 

クロウ・ドーパントは言葉にならない声を上げながらその場で暴れ始める。

おそらく、ガイアメモリの制御が効かなくなっているのだろう。

このままでは危険という事が目に見えて分かる。

 

 

「お空ーーーー!!」

 

「くっ……照井!僕達が抑える!その間に……!」

 

「待てフィリップ!それではお前が巻き添えに……!」

 

『馬鹿野郎!フィリップ!他の方法を……!』

 

『━━⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️ッ!!!⬛️⬛️⬛️⬛️ッ!━━━━━⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️ッ!!!』

 

「お空!気をしっかり持って!」

 

「時間が無い!このままでは彼女は!!」

 

「くっ……やるしか無いのか……!」

 

 

アクセルはそう呟きながら手元にストップウォッチを模したデバイスを取り出す。

彼はそれをドライバーに差し込み━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺が抑えるッ!!!」

 

 

━━ガッ!!

 

 

突如として変身した状態の天倉がクロウ・ドーパントの背後から組み付き動きを封じたのだ。

 

 

「天倉さん⁉︎」

 

「獲ったァ!!!今の内に早くッ!メモリブレイクをッ!」

 

「何を考えている!それではお前が!」

 

 

照井が天倉に向かって叫ぶが、天倉は更に力を込めてドーパントを拘束する。

 

 

「今の俺はこの中でも純粋な(パワー)1番ですッ!早く!このままじゃ空さんが!」

 

 

『━━⬛️⬛️ッ!!!⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️ッ!!!』

 

 

 

瞬間、クロウ・ドーパントは一瞬だけ緩んでしまった天倉の拘束を解くと、手を手刀のような形にする。

 

そして

 

 

 

 

━━ドグシャァッ!!!

 

 

 

 

「━━ガフッ!アガッ、ゴポッ!!??」

 

「いやッーーー⁉︎」

 

 

クロウ・ドーパントの手が天倉の腹を貫通する。

天倉は変化した口の隙間から血がゴポリと溢れ出る。

あまりの光景にさとりは目を覆う。

 

 

 

「……はは、ハハハ……ハハハハハ!捕まえたァッ!!!」

 

 

━━シュルルルルルルルルルルルッ!!

 

 

『━━!!??』

 

 

すると天倉の身体中から赤い触手が伸び、腹に腕が突き刺さったまま自分ごとドーパントに触手を巻き付ける。

 

 

「今だ!空さんを早くッ……!」

 

「………フィリップ、左。メモリブレイクの準備だ」

 

『あぁ、天倉が……いや、仮面ライダーがそう言ってんだ。やるぞフィリップ!』

 

「あぁ!」

 

 

アクセルは手に持ったデバイス、トライアルメモリをアクセルメモリの代わりにドライバーへ挿入する。

 

 

「全て…振り切るぜ!」

 

Trial(トライアル)

 

 

━━ヴォォォォオオオオオンッ!!!

 

 

Trial(トライアル)

 

 

すると、仮面ライダーアクセルの姿がランプと共に赤い姿から黄色い姿。

そして先程までの重厚な感じから一転、青くシャープでスタイリッシュな姿。高速形態アクセルトライアルへ変身を果たした。

 

そして、再びトライアルメモリを抜くとそれは空中へ放り投げる。

 

 

━━ヴォンッ!

 

 

刹那、アクセルトライアルは目にも留まらぬ速さでクロウ・ドーパントを蹴りつける。

 

 

ppppppppppp………

 

 

━━ドドドドドドドドッ!!

 

 

トライアルメモリがタイマーが鳴り響きながら彼は何度も何度も蹴りつける。

 

それに対して仮面ライダーWはファングメモリの角を模したレバーを3回押す。

すると音声と共にWの右足に白の刃『マキシマムセイバー』が形成され、その場で跳躍する。

 

 

Fang MAXIMUM DRIVE(ファング マキシマムドライブ)‼︎』

 

 

『「ファングストライザー!!」』

 

 

━━ズギャァアンッ!!!

 

 

Wは回転しながらクロウ・ドーパントへ回転蹴りを恐竜の頭部のようなオーラと共に喰らわせるとクロウドーパントの身体にFの残光が刻まれる。

 

 

━━ブチブチッ!!

 

 

それと同時に天倉とクロウ・ドーパントに巻き付いていた触手がファングストライザーの影響で千切れる。

 

 

「天倉ッ!!」

 

 

アクセルのトドメの蹴りと共に天倉をクロウ・ドーパントから引き剥がす。

すると、ドーパントの身体にF以外のTの蹴り跡が刻まれていた。

そして、落ちて来たトライアルメモリを掴みアクセルは呟く。

 

 

Trial MAXIMUM DRIVE(トライアル マキシマム ドライブ)

 

 

「9.8秒…それがお前の絶望までのタイムだ」

 

 

『━━━━⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️ッ!!??』

 

 

 

 

 

━━ドゴォォォォンッ!!!

 

 

クロウ・ドーパントの叫びと共に彼女はマキシマムドライブによって爆散する。

 

 

━━パキリ

 

 

そして爆炎が晴れる頃にはクロウ・ドーパントの姿は無く、元の姿である霊烏路空へと戻っていた。

 

 

「お空ッ!」

 

 

そして、さとりが元に戻った空の元に駆け寄る。彼女は必死に名前を何度も何度も呼びかける。

 

そして━━

 

 

「……さと…り……様」

 

「お空っ!」

 

「ごめん……ね……迷惑を…掛けちゃっ……て」

 

 

空はそう言うとパタリと意識を失う。どうやら無事にメモリブレイクを終える事が出来たようだ。

 

 

「良かった……本当に……!」

 

「………あぁ」

 

 

さとりの隣で仮面ライダーWは変身を解き元の姿へと戻る。それと同時に少し離れた場所で頭を抑えながら翔太郎も起き上がる。

 

 

「どうやら、彼女は無事みたいだな…」

 

「あぁ、本当に良かった」

 

 

 

 

 

「しっかりしろ!!天倉ッ!!!」

 

 

瞬間、照井竜の声が廃工場内に響き渡る。

そこには身体の所々から多量の血を流している天倉と必死に腹部を手で押さえる照井の姿があった。

 

 

「天倉ッ!酷ぇ怪我だ……!急いで救急車を!」

 

「天倉さん!天倉さんッ!」

 

「右手の原型を留めていない、更にほぼ全身の皮膚が爛れ、呼吸も困難になっている……!急いで止血を!特に腹部からの出血が酷すぎる!」

 

 

「ゴフォッ!ガハッ!コヒュー……ハァ…ハァ…グガッ!……グ、ゴポアッ…ハァ……ハァ……」

 

 

その場の全員は必死に天倉に処置を施すが、血が更に溢れ出る。

 

 

「ハァ……ハァ……みな…さん……グアッ⁉︎ッ、がポッ…!」

 

「それ以上喋らないで下さい!傷が……!」

 

「グ、…空……さんは……?」

 

「無事だ!お前のお陰でなッ!だから喋るのはやめろッ!」

 

 

さとりと翔太郎が叫ぶ。すると天倉の口から微かだが、笑うような声が漏れる。

 

 

「良かった……本当に……良かった……」

 

 

そう呟くと天倉の意識はプツンと電源が消されるように深い闇の底へ落ちるように途切れた。

 

 

 





なぁ、知ってるか?
これでまだ1日も経っていないんだぜ?


《今日1日で天倉くんが体験した怪我》

バード・ドーパントによる背後からの攻撃。

キャッスル・ドーパントのレーザー直撃。

三羽烏によるリンチ。

バードキャッスル・ドーパントの強化レーザー直撃。(火傷、裂傷、その他諸々)

必殺技の反動。(右手ミンチ)

クロウ・ドーパントによる手刀(腹に風穴開く)



…………

…………

…………


誰かぁぁぁぁぁぁッ!!お客様の中にお医者はいませんか!!
副業で仮面ライダーやってる人でもいいんで誰かぁぁぁぁぁぁッ!!




アマゾンズのグロ要素を主人公に注いだ結果がコレだよ!



《ドーパント紹介》

【ハードキャッスル・ドーパント】

キャッスル・ドーパントが進化した姿。青羽と黄羽の思いを背負ってパワーアップして黒くなったドーパント。
精神もガイアメモリによって汚染され、やや外道な性格へと変化してしまった。
ちなみにやられても消滅はしない。

しかし、キレた天倉くんによるハイパー無慈悲+ブラックハザードで一方的にボコボコにされた。


モチーフは勿論キャッスルハードスマッシュ。



【クロウ・ドーパント】

バードメモリと霊烏路空が過剰適合してしまい、バード《鳥》からクロウ《烏》へと進化した姿。
容姿はアマゾンズseason2のイユが変身するカラスアマゾンそのままであり、パルクールを取り入れた戦闘を行う。




この三羽烏達は原作主人公である緑谷のような無個性が他にいたら?
そしてその無個性の人物が個性に憧れガイアメモリに手を出してしまったら?と考えながら出しました。

それにしても……天倉、すっげぇ重症だな……。
緑谷、オールマイトもがっつり引くレベルの怪我なんだけど。



アドバイス、感想等がありましたら下さると助かります。
評価の方もよろしくお願いします。
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