この素晴らしい世界で一体誰色に染められるのか 作:ラムネわらび餅
今回は少し短いです。
「どうしてこうなった………」
拝啓、父さん、母さん、妹よ。本日、佐藤ミナトは生まれて初めて犯罪を犯しました。
「何か言い残すことは?」
「何もありません………」
ホント何でこうなったの?
10分程前
「ここが…異世界………?」
カズマ達と共に異世界へ転送された俺は女風呂に転送された。
まて、言いたいことは分かる、何で女風呂なのか…だろ?そんなの俺も知らん。何処のテルマエ・○マエだよって言いたいわ。大方後から来たあの女神が何かミスったんだろ。
あいつももしかしてポンコツなのか…?
だが今はそんなことよりも優先すべき事がある。それは……、ここからどうやって脱出するかだ。!!
幸いな事に人はかなり少ない。ぱっと見だが4〜5人だ。それに俺も最初から湯船に浸かっている状態だったから多分バレてない。
って、あっヤバイ、人が10人ほど更に入って来た、この人数にバレずに逃げる方法とかあるの?
いや待て、別にバレなくても俺が男だと思われなければいいんじゃ? ただ何にしても何か打開策になるものがないと………あっ、そういえば俺特典で魔法使えるんだった。でもなぁ、俺魔法とかドラ○エくらいしか知らないし、その中で今使えるとしたら……トヘロス? いや、あれは魔物にしか効かないか。じゃぁ後は………モシャスかな、ただ誰になるかだが…ここは妹で大丈夫だろう。
よし、
「モシャス」
少し煙のようなものが出たが湯気と勘違いしてくれるだろう。あとはちゃんと出来ているか….。
髪は長いな、それに体も細くなっているし、何気に胸も少し膨れて……いない。これは失敗じゃないんだろうが、何だろ………妹よ、ドンマイ。
よし、後は堂々と出て行くだけだな。ここでビクビクしていて辺に勘づかれると面倒くさいことになりかねない。それと集中は切らしてはいけない、効果がきれるからだ。なんでかは解らないがそんな気がする。
………よし、誰も見ていないな。あと少しで風呂場から出られるとそう思いドアに手をかけると
「あっ、アクア!?」
あっ、やばい今集中切れた。あ〜〜煙が出てきてる〜〜もうだめだ〜〜詰んだわ〜〜死んだわ。
「キャーーーーーーー!!」
うん、なんて言い訳しようかな。
そして今に至る。
「何か言い残す事は?」
「何もありません………。」
現在、アクアとその他女性達に体を拘束されながら尋問されている。
「一度アクアと2人きりにして話をさせてくれないか?そしたら無実を証明するから」
「そんな事言って、2人きりになってから何をしでかすか分からないじゃない」
体を拘束されてる状態で何ができると?
「んじゃアクア、カズマはどこだ?あいつと話したいんだが」
「ダメよ、カズマとあんたが一緒にいたら何をしでかすか分からないじゃない」
「「「そうよ、そうよ!」」」
満場一致ですよ、カズマさん。あなたは一体何をしたんですか?
「分かった。皆んな居てもいいからその代わり耳を塞いで話を聞こえないようにしてくれ」
「駄目です!あなたが誰かは知れませんがアクアに何かを吹き込もうとしてるんじゃないですか?私も一緒に話を聞こうではないか」
見た目黒髪のロリッ娘がそう提案して来た。 っていうか待て、何故この短時間でそんな心配してくれる友達が出来るんだ?この世界に来てからまだ全然時間は経ってないぞ。
「おい、アクア」
「………」
無視!?
「アクアさん?」
「………」
「……アクア様?」
「何?」
こいつ、マジで殴りてー!
「お前がこの世界に来てからどのくらい時間が経った?」
「忘れたわ。でもそこそこ経ってるわよ」
「え……マジ?」
「えぇ、本当よ」
「俺、この世界に来てから全然経ってない、っていうか転生場所がここだったんだが。」
「えっ、うそ!?………って私はそんな嘘に騙されたりしません」
「嘘じゃないって、マジなんだよ、信じてくれ。」
「……….ホントなの?」
「あぁ、お前も一応は女神なんだろ?最後に俺らをこの世界に送ったあの美人さんに聞いて見てくれよ」
まぁ、出来ないとは思うがな。
「分かったわ、ちょっと待ってて」
え、出来るの?マジで?それじゃ多分大丈夫…だよな?
「ほっ、ホントだったわ。時間が遅れて場所も不特定になってしまった事についてはメチャクチャ謝っているわ。お礼に何か一つ特典を与えるそうよ。ただあまり無茶苦茶なのは辞めて欲しいそうよ。」
マジで、まだ特典貰えるの?う〜ん、どうせなら魔法を極めて見たいしドラ○エでいうMP無限とか?
「それじゃぁ、扱える魔力量…MP的なのを無限とかは?」
「それは……………流石に無理みたい。」
「なら無限にできる限り近づけれるだけ近づけてと頼んでくれ。」
「分かったわ。」
うん、これで全ての問題が解決したな。
「それで、アクア?結局この男は無実だと言うのですか?」
黒髪ロリッ娘がそう言った。
「えぇ、そうよ、めぐみん。この男……ミナトは無実よ。詳しい理由は話せないけどとにかく無実よ。他のみんなも、ミナトは別にカズマみたいな人ではないから安心して頂戴!!」
よっ、良かった。これでこれからは少しは辺な目で見られるかもしれないが多分大丈夫だろう。
それから俺は他の女性達に謝罪を入れてからアクアたちに着いて行った。なにやら冒険者登録をしに行くんだそうだ。
「なぁ、アクア」
「なに?」
「冒険者って事は職業的なのもあるのか?」
「えぇ、そうよ!そして私は上位職であるアークプリーストよ!ちなみに、私のパーティはカズマを抜いて合計3人が上位職よ!」
まぁ女神ならそういう職にもつけるだろうよ。っていうかカズマ本当に不憫だな。
「私のパーティって言うくらいだからお前がリーダーなのか?」
「えっ?!あっ、そっそうよ私がリーダーよ!」
「アクア、嘘はいけません。えっと、ミナトさん?でいいでしょうか?」
「あぁ、ミナトでいいぞ。」
「私達のパーティは冒険者、アークウィザード、アークプリースト、クルセイダーの4人構成でできています。ちなみにリーダーはカズマですよ。」
おぉ、この娘なかなかしっかりしているじゃないか。流石にアクアのような馬鹿が集まったりはしないよな。
「そうか、ありがとう。えっとちなみに君の名前は?」
「あっ、ミナトそれは」
「我が名はめぐみん!紅魔族随一の魔法の使い手で爆裂魔法を操る者!」
訂正、もしかしてカズマ達のパーティって中身残念な人達ばっか?後はクルセイダーの人だけだが、何だろ嫌な予感しかしない。
そうして俺らは雑談しながらも冒険者ギルドへ着いた。
あまり原作のセリフをそのまま使うのは良く無いらしいので少し変えました。
あと、めぐみんってこんな感じでいいよね……?