この素晴らしい世界で一体誰色に染められるのか 作:ラムネわらび餅
投稿頻度上げたいのですが、受験勉強も重なってこのペースが限界ですかね。笑
主人公が誰色に染まるのか、期待しながら見てください!ではどうぞ!!
普通 そう、俺は普通だ。だが俺自身普通な生活で良かったと思っている。
天才でいたかった? 俺はそうは思わない。
才能が欲しかった? 俺はそうは思わない。
モテたかった? 俺はそうは思わないな。
何故かって? 簡単な話だ、目立ちたくないからだ。
モテたい、才能が欲しい、天才でいたい、どれもこれも欲望の詰まった考えだろう、こうなりたいというね。
さて、俺は目立ちたいと思っている人達に言いたい事がある。特に自分に何か特別な突出した点が無いのに無理に上位カーストの位置に立とうとする人達だ。
クラスに1人はいたであろう 無駄にリーダーシップを取りたがる人、委員長系女子、部活でも下手なのに出しゃばる人、年下が出来ると生意気になる人。
これらの人に対して ウザい と思ったことはないか?
少なくとも俺はそう思ったし、以前に周りからそう思われたことがある知り合いがいた。
少なくとも目立つと言うことは反感を買う事とほぼイコールだと俺は思っている。
それに対して普通な人はどうだろう、全てその場に合わせる事が出来るし状況判断がしっかりできる者なら常に良い立ち位置に居れる。だが周りに流されるのはまた違う、しっかりと臨機応変に物事に対して向き合わなければただの空気だ。
これは俺の独断と偏見の意見で、今までの生活で周りを観察し続けた結果だ。
まぁ俺が何が言いたいかと言うと、『シンプル・イズ・ベスト』と言う事だ。
ただ普通を愛したせいで個性が無い人になったのが俺だがな。
…………って、異世界に着た時点で普通じゃ無いか。
そう、俺こと佐藤ミナトは異世界に転生したのだ。死因?ばっか、恥ずかしいだろ言わせんな。
そして、うん まぁ色々あって仲間達とゴブリン退治に来ているのだが、、、
「ちょ、アクア!バフきれてるから!!早くかけ直せ!!」
「無理よ!私だってゴブリンを相手してるんだから!!だいたいあんたの魔法が効かなさすぎたせいでこうなってんのよ!!」
「うっ………だっ、だってまさかメラを打ったのに軽い火傷程度で済むと思わないだろ?!」
そう、途中まで作戦は上手くいったのだ。ダクネスがタゲ取りをしてくれたおかげで背中がガラ空きだからメラを打ったんだ。そしたらあら不思議、ゴブリンが身につけたボロい布切れが黒く焦げただけでした。
………なんだよ、これはどう言う事だよ。
「何が特典よ!なんにも役に立ってないじゃない!!」
「おまっ、それお前が言うのかよ!?この能力授けたのお前だろ!!」
「だって、こんなに使えないなんて思わないじゃない!!」
「2人とも、何訳のわからない事を言っているんですか!口を動かす暇があったら体を動かして下さい!!見てくださいダクネスを、3匹相手にまるでダメージを負ってない状況ですよ!!」
「ちょっ、なんかゴブリンの数増えてね!?」
始めは3匹だったよな。俺とアクアで1体ずつにダクネスが3匹で計5か。
「まぁ、ゴブリン自体あまり強くないからこっちも攻撃は受けないし良いんだが、行動も単調で連携のれの字も知らないな」
だが数が増えてくると厄介だな。ここらで一旦逃げるとするか。
……ゴブリンに背を向けて逃げるとか、ほんと泣けてくる
「おいアクア!」
「なに!?今あなたに構ってる暇はないの!!」
「その職業とそのレベルでそれなら冒険者辞めた方がいいかもな!」
「あっ、ああああアナタ絶対言ってはいけないこと言ったわね!?」
「知るか!…って、お前と言い合いするために呼んだんじゃねえ」
「じやぁ、なに?!」
「このままだと危なそうだから、めぐみんの一発かましてから逃げようと思う」
「やっ、やっと撃てるのですね!?はぁ〜我慢したかいがありました!では私はいつでも撃てるようにしておくので合図を下さい」
「……と、いうことだ。だから一度アクアと俺に向いてるゴブリンをダクネスの方に集める。そこから奴らの動きをなんとか封じてみるからそのうちにめぐみんのを撃つ流れだ。分かったか?」
「えぇ、分かったわ!!つまりはダクネスが犠牲になるのね!」
「えぇ!!??…………ブル///」
「興奮するな!」
「なっ!してないぞ!」
どこがだ、頬を染めながらもうこっちに向かって来ているくせに
「いくぞ、、、イオ!!」
ダクネス(+ゴブリン3匹)がこっち来て集まった時にイオを唱えた。
ゴブリン達の目の前で小爆発が起こりゴブリン達の動きが止まった。
「続けて、ヒャド×5!!」
ゴブリン達の足元に氷の足場を作った。するとゴブリン達は上手く立てず転んでは起き上がるの繰り返しを起こしていた。
ちなみに氷の足場はカズマの冒険していた時の話を聞いて思い出したので使ってみた。
「よし、これなら、、めぐみん!撃っていいぞ!アクアとダクネスは出来るだけ離れていろ!めぐみんは俺が回収する!」
「この時を待ってました!!
黒より黒く闇より暗き漆黒に………エクスプロージョン!!」
ドゴォォォン! というとても大きな爆発音が鳴り響いた。威力はゴブリン達のいた場所付近の地形が変わっているほどの威力だった。
「おぉ、スゲェ。これが爆裂魔法かぁ……。確かにこれは撃てるようになりたいな!!帰ったら俺も覚えてみるか!」
「お、いいですね。では一緒に爆裂魔法の道を歩みましょう!………あと、すみませんがおぶってくれませんか?」
「おう、任せろ!」
そして俺たちはゴブリンの討伐を見事クリアし街に戻って来た。
途中、初心者殺しという大きな虎の化け物と遭遇したが、その時は俺のルーラの呪文で街に帰って来た。
ルーラの呪文まじチートだろ、とか思ったやついるか?言っておくぞ、この呪文は一日一回しか使えないからな?
「それで?討伐は見事クリアしたのか?」
今はカズマの家で夕食兼今日あった出来事を話しているところだ。
「あぁ、だが1つ悲しいことを知ってしまった」
「ん?」
「それは、メr「ミナトったらメラって呪文を自信ありげに唱えくせに、ゴブリンの体に軽い火傷程度の傷しか負わせれなかったのよ? プーークスクス」……おい俺に言わせろよ、いや別に言いたいことではないがお前に言われると腹がたつ」
「ちょっと!どういうことよそれ!」
「まぁ、つまりはミナトの呪文……というかDQの呪文はここの敵にはイマイチな力しか発揮できなかった、って事か??」
「あぁ、そうだ……」
「そうか……ドンマイ。」
おいカズマ、やめてくれその顔は。何故そんなに荷物が増えてメンドくさいみたいな顔してるんだよ。
「まぁ、なんだ。イオグランテあたりの呪文ならめぐみんの爆裂魔法並みの威力期待できるかもしれないし、そう落ち込むなって。」
「………ちょっと、聞き捨てなりませんね、我が爆裂魔法と同等の威力を誇る魔法があると言いたいのですか?それは絶対ありえません!………というかミナトは帰って来たら爆裂魔法を覚えるのでは無かったのですか?」
「あ、そうだった。忘れてた忘れてた」
「しっかりしてくださいよ、…ではまず爆裂魔法を覚えるために必要なポイントからですが、50ポイントで 「 よし諦めよう。」 す………って何カズマと似たような言動をするのですか!50ポイントですよ!50ポイント!!たった50ポイントであの快感を味わえるのですから安いものではないですか!」
「無理だ、俺のポイントではまだ足りない。俺のレベル知ってるか?3レベルだぞ?3レベル、50ポイントも貯まってるわけがないし、強いていうならカズマの持ってるスキルの方がよっぽど欲しいわ!」
「おい、俺を放置して勝手に話を進めるな!。ったく、んで?ミナトはこれからどうするんだ?DQの呪文は使っていくのか?それならホイミ系の回復力も一応知りたいんだが」
「あぁホイミなら一応試したぞ。割と深い切り傷ができたときにかけてみたが意外と完全に治ってたわ。ホイミでこれならなかなか期待できそうだ」
「お、いいな。それなら、これからお前が後方支援の戦術も考える必要があるな。あと軽いレベリングもしておきたいところだな」
「お、それは助かる」
「あのぉ、レベリングって何ですか?」
めぐみんが聞いて来た。へぇ、意外と知られていない言葉もあるんだな。ならゲーム専用用語はあまり使わない方がいいのかな。
「あぁ、レベリングっていうのは俺とカズマが住んでた街の方言でな。高レベルの者が低レベルの人のレベル上げの為に敵を瀕死まで追いやった状態で最後だけ良いとこ取りさせる事だよ」
「なるほど……たしかにその方法なら楽にレベルを上げることが出来ますね。しかし、レベルが上がっても剣の扱い方や呪文の集中力などは鍛えられないのであまりオススメはできませんね」
なるほど、その考えはなかったな。ここはゲームの世界ではない事を懸念していた。確かにレベルが上がっても技術力は上がらないしな。やはり地道にレベル上げるか
「まっ、楽な道に走ろうとしないことも時には必要か…。」
「カッコよくきめたつもりかもしれないが、それ全然かっこよくねーぞ」
うるさい!俺も言ってから恥ずかしくなったわ!!
「まぁなんだ、ミナト お前毎日のめぐみんの爆裂魔法散歩に付き合ってやれ、道中に会ったモンスター倒していったらレベルも上がっていくだろ」
「カズマ………、お前、それ俺にただ面倒事を押し付けようとしただけだろ」
「あっ、バレたか?」
「当たり前だっつーの………フッ」
「フフッ」
「ちょっと、何男2人見つめあって笑ってるのよキモチワルイ、それよりこの残ってる唐揚げ貰うわよ」
「あっ、おいアクア!それ俺のだぞ!最後に取っておいたのに!!」
くっそ、こっちも食ってやる!!
「ちょっと、ミナト!それは私のですよ!早く返さないと爆裂魔法撃ち込みます……って、あっ、食べましたね!なら今度はこちらです!」
「おい!めぐみん!それは俺のだぞ!っていうかお前らさっきから何故違う相手の食べ物を的確に狙ってるんだ」
あぁ、やはり異世界に来て正解だったな。前の世界ではこんなに楽しく食事を取ったことはなかった。それはやはりカズマを含め皆んながキャラが濃いせいなのか、、、な。
もしかしたら俺もいつか普通のキャラから脱する事があるのだろうか。……なんでだろう、嬉しくもありそして、何故か切なくもなるこの気持ち。
まぁ、いい。今はこの生活を全力で楽しむことにしよう。
ダクネスがかなり空気な存在になって来ている……。そろそろキャラ回を作ろうかしら。
ダクネス「放置プレイか……嬉しいのだが、やはり私も本編に出して欲しいぞ作者よ」