ロクでなし魔術講師と禁忌教典 代償塗れの魔術師   作:社畜人

7 / 10
第7話

 

唐突だが、私はある事を任された。

 

それは、決闘の審判だ、負けた者が勝った者の言う事を聞くと言う単純なものだ

だが、決闘は決闘 負けた者は勝者の言う事を聞かねばならない

 

相手は教師と生徒

 

教師はグレン=レーダス

 

生徒はシスティーナ=フィーベル

 

そして、この決闘にはルールがある

相手を傷つけ無い様に

黒魔【ショック・ボルト】と言う魔法を使う。

私からしたら、この決闘は決闘とも言えない代物だ。

唯の児戯では無いかと思うのだ

何故ならば、私の生きてた時代は、立会人の元、魔法使いが対面する形で並びあい、魔法を打ち合うと言うモノをだ

当然、怪我はするそれで死んだとしても決闘だから赦されるのだ。

だから私から言わせて貰うと、この様な決闘は決闘とは言わない

児戯だ。

全く以って反吐が出る。

するならば、マトモな決闘をして欲しいものだ、だが、相手は子供

これからの未来を担う者達だ。

殺すのは惜しい。

だから私から昔、シバいた者を生かしたのだから。

 

まぁ、その事は置いといて、目の前の児戯の審判だ

 

「ゴホン! では、今から児戯の審判をするモルドレッドだ、私が初めてと言うまでは魔術は使ってはならない 良いな! そして、三番勝負だ! では、構え!」

 

両者睨み合いながら会話をする

 

グレンは強気に言葉を発する

「さて、いつでも良いぜ! 胸貸してやるからかかって来な!」

 

そして、相反するシスティーナは足は産まれたての子馬の様に足を震わせ顔は青ざめている

「」

 

全く以って観るに絶えない

ハッキリ言って、お飯事の様だ。

 

「では、初め!」

 

「ほーら、かかって来いよ〜!」

 

「ッ! 馬鹿にして! 《雷精の紫電よ》ッ!」

 

この瞬間、勝敗は喫した。

 

一人、白い煙を上げなら地面に倒れ

 

一人はポカンと口を開けたまま放心をしている。

 

私は、口を開けているシスティーナ生徒の所まで歩き、最近町で買った飴玉(高級品です!)を放り込み口を閉めて元の位置に戻り

 

「システィーナ=フィーベルに一本!」

 

その言葉を聞き、観戦していた生徒達がハッとなり、ザワザワと話し出す。

 

「えっ! あの講師弱っ!」「モルドレッド先生が飴を所持しているだとッ!」「あの人、そんなに金があったのか!」「バッカッ! 違ぇよ! あの人何気に優しいから俺たち生徒の為に買っては、渡してるの見たぞ俺!」「マジかよ!」「あぁ! 確かギイブルに頭が疲れた時はこれを舐めると効率が上がるぞ、とか言いながら渡してたぞ!」「あぁ! それなら俺も見たぞ! 確かリンが解らない所を聞きに行ったら飴を口に放り込まれた奴だ! しかも先生満足顔だし!」「チクショ! 俺達も貰いたぜ!」

 

と、段々どうでもいい話しえと変わって行って

最終的には私が飴玉を放り込んでいるのがどうのこうのと、私が飴を渡すのがいけないのか?

もしかしたら、そうなのかもしれない。

あぁ、あぁ、 金髪女にまた何か言われるでは無いか!

第二実験室で寝るななど保健室を使えだの、ちゃんと飯は食ってるかなど!

私をどうしたいのだ!(※モルドレッドの単なるストレスによる被害妄想です)

 

「‥‥せ! 先生! しっかりして下さい! モルドレッド先生! 」

 

「むぅ? ギイブルではないか? どうしたのだ?」

「えーと、グレン講師が逃げました。」

 

「・・・・・・何と?」

「ですから、先生が固まってる間に私が審判してたのですが、負けたグレン講師が逃げました」

 

「ふむ、ならば、呼ぶか?」

 

『えっ!』

 

「《転移せよ 我が元へ ワープ》ッ!」

 

「やっべぇ! 逃げちまったよ俺 マジ子供かっての! 俺は・・・・は?」

 

そして、その後、グレン=レーダスは地獄を見ました。

モルドレッドの☆オ☆シ☆オ☆キ☆を喰らい生徒全員の前で全身震えさせ、体育座りをして生きてるのって素晴らしい、けど、処◯卒業ヤダッ!

と、ずっと、うわ言の様に言っていた。

そして、回収しにきた教授セリカ=アルフォネアに出来れば真人間にして欲しかったと物凄く残念そうな顔をして帰って行ったのは、生徒全員とモルドレッドの記憶に新しい。




すみませんでした。
ついつい、考え過ぎて間に合いませんでした!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。