ORUGUREIVEBLOODVAMPIRESAINHEARTS 作:カオスサイン
「あのー・・姫美花さん?あんまくっつかないで欲しいんですが・・」
今日から姫美花さんが学園に転入する日
当の本人は周りを警戒しながら俺にひっついてる
「あなたを守らないといけないの!」
姫美花さんはこう言うが俺はちょっと困る
「なんだよアイツ・・」
非モテ男子共の痛い視線と悪口が突き刺さる
「ってかそれ逆だろ!?」
俺が血族ヴァンパイアの苦手とする炎を持っているなら守られる方ではないはずだ
「でも・・」
何故か彼女はうつむいてしまう
「何か心配事でもあるんさ?」
「ううん・・なんでもないよ・・」
「そか・・でもなにかあったらすぐ相談してくれよ」
「うん・・」
教室
「よ!親友!」
「相賀・・お前ちょっとは自重しろよさ・・」
コイツは俺の悪友の相賀智緋徒
彼はアレな本を見ていた
「チェッ!草魔ツレないなあ・・そんな事より今日は転入生が二人来るってさ!」
勿論、その一人は姫美花さんの事だ
でももう一人来るとは・・ははまさかな・
「羅井ゆうまですよろしくお願いします」
「オー!」
一人目の紹介で皆ざわつく
そして
「園龍寺姫美花です皆さんよろしく」
「は!?・・」
え・・ちょっと待って下さい姫美花さんあなたちょっと・・
「・・どういう事だあ草魔あー!?」
「そういやアイツあの子とひっついて登校してきたような・・」
「ヒイ!?」
相賀も含め男子が憎しみのオーラを背負って俺を睨みつけてくる
「私は弟君の腹違いの姉です」
そういう設定か!?
最もらしいが
「ね・・姉さん・・」
俺は勘弁したこれはさすがに否定できん
今日から俺生きて帰れないかも・・
「・・・」
「姉さん?」
姫美花さんは何故かもう一人の転入生羅井さんをじっと見ていた
「ちょっと声かけてくるさ」
「弟君!あ・・」
俺は羅井さんの元に駆け寄った
だがこれがあんな事になろうとは・・
「羅井さん、俺園龍寺草魔よろしくさ」
「どうも・・」
羅井さんは俺をじっと見つめてくる
「?俺の顔になんかついてるさ?」
「いえ、なんでもないわ・・」
なんなんだ?
そしてそのまま放課後
「姉さん・・まださ?・・」
俺は姫美花さんに待ってるように言われた
確かに一人でいて他血族ヴァンパイアに襲撃される可能性があるからな
「とりあえず・・ん?こ・・これは!?・・」
靴箱から手紙が落ちてきた
これは正にラブレターとういものでは?
「・・よし!」
俺は中を見た
「これは・・」
差出人は羅井さんからであった
内容は「放課後屋上に来て下さい」だけと書いてあった
「・・姉さんもまだ来ないしいってみるかさ・・」
これがあんな事になろうとは思いもしなかった
「!弟君!?」
屋上
「・・!来てくれたんですね」
「話ってなにさ?」
「・・好きです!園龍寺さん貴方を一目見た時から・・」
「!?!」
告白だった・・
「俺そんな事急に言われても・・ムグ!?・・」
羅井さんは俺に無理矢理キスしてきた
「!?」
おかしい!彼女の口から血の味がする・・まさか!?・・
「嘘だろ!?・・」
羅井さんの髪と瞳の色が紫へと変わる
「君は・・あの時の!・・」
あの時の闇の血族のヴァンパイア
「そう・・全ては貴方の「オルグレイヴサイン」の力を手に入れる為・・擬態、偽名まで名乗って貴方に近付き好きだなんて言ったのは嘘よ・・今日から貴方は私のド・レ・イ!」
「ああ!?・・」
俺は彼女に無理矢理契約させられたって事さ!?
「弟君!・・遅かった・・」
「残念ねもう私も彼と契約したわよ」
「あなたどういうつもりなの!?」
「私は彼の力が欲しいだけそれ以外に興味は無いわ・・貴方だってもう私に襲われずにすむのですから感謝なさい」
「誰があなたなんかにするもんですか!」
「そこまでにしておけ・・闇羅井さんこれ以上変な事するんだったらここで君を燃え殺すさ」
俺は脅しをかける が・・炎が上手く出せない
「クッ!?・・なんで上手く出せないんさ!?」
「・・まだ力を完全コントロールできてないようね・・ドレイさん貴方に死なれたら元も子もないわ」
「弟君の指導は私がする!」
「私の足元にも及ばない貴方に彼を特訓できるのかしら?」
二人共譲らない
「仲良くしてくれさ・・」