ORUGUREIVEBLOODVAMPIRESAINHEARTS 作:カオスサイン
翌日
「ねえあの二人なんか折合い悪そうだけどほっといて大丈夫なの?」
藤倉が心配して俺に相談する
当の本人達は
「~・・」
冷戦状態
まあ、羅井ゆうまが本当は闇の血族ヴァンパイアの闇羅井月雪だって知ったら藤倉はどんな顔するだろうか?
まバラさないけど
「ほっとくわけにはいかないか・・」
さてあの二人一体どうしたものか・・
「ドレイさん放課後よ」
「ドレイさん?」
藤倉が首をかしげる
「気にしなくていいさ・・」
はあー・・
放課後
特訓することとなったが
「弟君・・特訓しよ」
「貴方じゃ駄目この私がしてあげるわ!ドレイさん血を起こしてみなさい」
「血を起こす?」
「貴方・・私より先に契約したのにまだ教えていなかったわけ!?」
「う・・うん・・」
「あきれた・・」
「でもそれは・・」
「それは何?彼に確証が持てていなかったわけ?ふざけないで!」
早速喧嘩をし始める
「オイ喧嘩するなって・・」
「ドレイさん?弟君は黙ってて!」
「う・・はい・・」
二人の勢いに押される
「こんな喧嘩してても時間の無駄だわ」
「あなたねえ!」
「じゃあ、ドレイさん私が貴方に分け与えた闇の血を起こすのよ!」
闇羅井さんは姉さんをスルーする
「どうすれば・・」
「血を沸き上がらせるイメージを込めなさい」
「こうか?・・ダークブラッド・・起血!」
俺の体中の血、髪、瞳が闇色に染まる
「第一段階はクリアね・・次は貴方の・・・!」
闇羅井さんが何かを察知したようだった
「!」
「どうした?」
「来る!・・」
「あら?完全に気配消したつもりだったんだけど・・バレちゃったなら仕方無いわね」
黒髪の少女が体育館の窓から現れる
「あなたどこの血族?」
「私は邪の血族ヴァンパイア、仮名矢冷美さあ、楽しいゲームを始めましょう!」
ビュッ!黒髪少女がこっちに向かって剣を振るってくる
「おわっと!?・・」
「ッ!・・」
闇羅井さんは何故か彼女を物凄い表情で睨みつけている
「はあっ!」
「!」
ボゴオッ!闇の炎「ダーク・オルグレイヴサイン」を俺は繰り出す
「オルグレイヴサイン?そんなちっぽけな闇なんか斬り裂く!」
「なん!?・・」
オルグレイヴサインをなんなく突破されてしまう
「クッ!?・・ドレイさん今度は彼女の血を!」
「ああ分かった!ダークブラッド解除!・・ウォーターブラッド起血!はあっ!」
今度は「ウォーター・オルグレイヴサイン」を繰り出す
「押し返す!」
「嘘!?・・」
水の炎を剣で弾き返そうとしてくる
「姫美花!あなたが同調してあげないと彼の力が!」
「・・あなたの言う事なんか聞きたくない!」
「あなたね!・・」
「・・・」
こんな事態でも喧嘩し始める
「これはひょっとしてチャンス?邪霊剣!「邪霊血波」!」
「!?」
ブウン!黒い衝撃波が繰り出される
このままでは
「姉さん!喧嘩している場合じゃない!」
「・・弟君がそんなだから・・」
「あー・・もう明日一日姉さんだけと特訓するから!だからやってくれ」
「!・・ホント!?うん!いくよ弟君!血印開放!聖水霊の鉈具現化!」
姉さんがやっとおさまってくれた
「「水霊斬」!」
「何!?邪霊血波を・・きゃああー!?・・」
少女の黒き血が辺りに零れる
「どこを見てる?「ウォーターシンクロオルグレイヴサイン」!」
「!?・・」
黒髪少女が炎に包まれる
「そこでストップ!」
「なんでさ?」
「私達があの子の血を吸う為よ!」
「OK!」
炎を止める
「血印束縛!」
勝利を確信した次の瞬間
「・・ブラッドサインアウト!」
黒髪の少女が血印を発動する
「逃げられた!?・・あの子まだ体力が残ってたの!?・・」
「まあ、殺さなくてすんだかな・・」
「お気楽ね・・貴方って・・」
「・・・」