ORUGUREIVEBLOODVAMPIRESAINHEARTS 作:カオスサイン
強風が吹きつける紅夜町のとある日の深夜ビル屋上にて
「・・もうすぐまたいくよ・・」
一人・・いや三人の少女の内の一人はそう呟いた
翌日
「はあっ!はっ!」
シュボ!
漆黒の血を持った少女との戦いを経てあれから一週間後俺はもっとオルグレイヴサインの持続時間、出力強化、起血時の負担軽減の為の訓練に精を出していた
「弟君あんまり無理はしないで・・・」
「まだまだ大丈夫だって!・・」
ポシューン・・・
「弟君・・・」
「今日の所はコレ以上はやっても無駄か・・」
炎の持続時間は伸びてはいるのだがいかんせんそんなに変化が見られていなかった
このまま今のままの俺では姫美花姉さんと闇羅井さんのただの足手まといでしかない・・
守りたいからこそ頑張れるのだが・・
「・・・」
何故だろう?・・何かが俺の心の奥底でひっかかっているものがあるような・・
その時の俺はあの大事な事を忘れてしまっていたんだ
その頃
「!あなたは!・・」
「へえ~闇の血族なんだねお姉ちゃんは・・ってことは私の敵!」
「クッ!?そういうあなたは光の血族ね・・」
「お兄になんでお姉ちゃんみたいなのが近付いてきてるのお?」
「!?」
この子まさかドレイさんのことを知っている!?
「・・私が教えると思う?」
「思わないね!」
血の相性が悪いおかげで一方的に押されるという状況を強いられてる月雪は
「ブラッドサインアウト!」
「!」
今この時草魔がいればまだ戦えたはずだが逃げる以外に方法はなかった
「逃げても無駄だよ!私達は繋がっているんだから!行くよ二人共」
「はいお姉さま」
「分かってるわ!」
翌日
「あのお・・」
俺は何故か闇羅井さんに机に押し倒されていた
「ドレイさん」
「ふぁい!?」
「何を想像しているのよ?あなたに聞きたい事があるの」
「聞きたい事?」
「ええ、あなた昔他のヴァンパイアと会った事があるんじゃない?」
「は?俺は姫美花姉さんと会ったのが初めての・・はず・・」
「・・そう・・」
はずってなんだ!?・・何か大切な事を忘れている気がする・・
「やっほーお兄、久しぶりだね!」
俺の背後に新たなヴァンパイアがいた。
「君は・・」
なんで俺の事を知っているんだ?
と言おうとすると
「え・・なんで覚えてないの!?・・」
「お姉様まずは私達に」
「仕方ないからしてあげるわ」
彼女の後ろからもう二人のヴァンパイアが現れキスされる
やはり血の味がした
これで血の契約を交わしたのは四人・・
「最後私!」
「ぐむ!?///・・」
!?彼女だけ血の味がしない!?・・一体どういう事なんだ!?・・
草魔のことを何故か知っている新たなヴァンパイア。
そして何故血の契約をしたはずなのに彼女からだけは血の味がしなかったのか?!
次回!EPⅥ「刻まれてた血傷痕Ⅱ追憶」