五行師、神器使いが混じっていたら?


以下用語
五行(バスト)
風水(チューン)
神器(リズム)
舞闘(ダンス)
神形具(デヴァイス)
詞階(オクターブ)
遺伝詞(ライブ)

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見えて届かぬもの(配点:将来の夢)


五行を手繰るもの

「派手にやられてんなぁ」

 

「はいはい、そういうのいいから真面目に取り組む」

 

 機動六課は今、襲撃を受けている。

 嘱託に過ぎない自分たちが駆り出されるほどにはピンチのようだ。

 

「さて、行こうか。

 久々過ぎて手加減とか覚えてるかなぁ?」

 

「体に聞いてよね。じゃあ、先に行くよ」

 

 そう言ってすずかは空を飛んで移動する。

 いいなぁ、空を飛べて。

 そう思いつつも魔導力場を固定し、足場にして飛んでいく。

 

「ガジェット、機人、虫かぁ。

 じゃあ、片っ端から壊していきますか」

 

 黒皇(シュバルツ・ケーニッヒ)を肩に担ぎ、一番手前にいるガジェットに刀身をぶつけ、その音を五行して破砕する。

 一番奥ではすずかが戦闘機人相手に草薙を放って時間稼ぎをしてくれている。

 

「じゃ、バリバリ行きますか」

 

 魔導力場を解除し、地面に降りたって地を踏みしめる。

 

「アァァァァァァァ!!」

 

 自分の放った声を五行し、剣を振り抜いて正面の敵を破壊する。

 ガジェットほぼ全てと虫のいくつかが吹き飛んだ。

 

「ほら、シャマルとザフィーラは引っ込んでろ。

 後二十分は俺とすずかで時間稼ぎしてやるから職員癒せ」

 

「俺はいい。ここで防衛線を維持する。シャマルは下がれ」

 

 わかったと告げて、旅の鏡で傷ついた職員を運んでいく。

 

「んじゃ、俺はちょっと前線押し上げてくるから」

 

「すまん、任せる」

 

 ホイホイ、とだけ告げて身体強化もかけずに走り抜ける。

 途中空気の流れの乱れてるところを片っ端から五行しつつ駆け抜ける。

 光学迷彩とはなかなかに手の込んでいて恐れ入る。

 オリンピック級の健脚故に前線を押し上げるのは苦労しなかった。

 

「で、敵のメインはお前らと。

 うしうし、壊されたいやつからかかってこい」

 

「クアットロ、ガジェットで時間稼ぎするって話だっただろうが!」

 

『知らないわよ!

 向こうの攻撃圏内に入った瞬間片っ端から壊されてるのよ!?』

 

「はっはっは、多少人よりいい眼をしてるからな。

 光学迷彩程度なら無視できるぞ」

 

 風の流れが乱れていればそこに何があるかくらい感知できる。

 遺伝詞が見えるとは、万象が見えるのと変わりがない。

 

「……ガリュー、お願い」

 

「お、俺の相手はお前ら二人か。嬢ちゃんの方は多少手を抜いてやんよ」

 

 踏み込みに合わせて神形具を振り抜く。

 拳にぶつかった瞬間、その音を増幅して五行する。

 バキッ、と甲殻が砕けた。気にせずそのまま斬りかかる。

 危険だと察知してか砕けた腕で防ぎ、腕が吹き飛んだ。

 

「大した硬さじゃねえか。

 もうちょっと高い詞階でなきゃ威力が足りねぇか」

 

「今だ!」

 

「捕まえた!」

 

 地面から腕と顔が出てきて、俺の片足と神形具を固定する。

 なるほど、今のうちに攻撃をしてケリを付ける算段か。

 

「ア」

 

 だからどうしたと言わんばかりに自分の声を五行して、

 

「きゃああああ!?」

 

 両腕を粉砕した。

 

「五行師の神形具に掴みかかるなんて阿呆のすることだぜ?」

 

「ハアァ!」

 

 同時に、草薙が銀髪で眼帯をしている少女を斬り、致命傷と思われる傷をつけた。

 

「遅いよ、アル」

 

「悪い悪い。ちょっとステルス潰すのに時間食った」

 

 形勢は逆転した。が、向こうは撤退の準備を始めているようだ。

 

「セイン、首尾は?」

 

「クアットロに預けてある。任務自体は成功してるよ」

 

「試合に負けて勝負に勝ったか。これより帰投する。

 私が時間を稼ぐからそのうちに離れろ」

 

「流石にチンクだけでは無理だ。私も残る」

 

「……すまん」

 

「気にするな。戦いに向いてるのは私のほうだからな」

 

 ……さて、

 

「覚悟はいいか?

 これから一対一二つなわけだが」

 

「ああ、油断はせん。むしろ殺すつもりで行く。

 死んでも恨むなよ」

 

「はっはっは。いいジョークだ。解体されないようにな」

 

 自分とブーメランを持った女が踏み込み、

 チンクと呼ばれた少女とすずかがそれに反応した。

 




書きたかっただけデース!!


都市シリーズ読んでたらこう、ねぇ?

まあ、まじこいが完結したら書くかもしれん

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