明久サイド
あれからFクラス生徒の殺気を除くとなんも問題はなく(?)今日の授業は終わった。
「明久、帰るぞい」
「うん。ムッツリーニ、美波、姫路さんも一緒に帰ろう」
「……了解」
「はいはい」
その言葉にムッツリーニと美波は肯定したが、瑞希ちゃんは・・・
「・・・」
なぜかボーとしていた
「姫路さん・・・?」
「は、ひゃい!!」
僕の言葉に驚き慌てて返事する瑞希ちゃん
「どうしたの?」
「い、いえ・・・。少し考え事をしていただけです・・・」
「そう・・・」
ガタックに変身できない理由でも考えていたのかな・・・?
まあ、そんなことを考えながら僕たちは帰路についた。えっ?女子+秀吉と一緒に帰ったらFFF団が飛びつく?安心して。雄二の処刑道具の準備で全く気付いていなかったから♪
「お主、案外ひどいのう・・・」
「そう?」
あれくらい普通なんだけどな・・・
「……そんなことより乃木怜治の対策をする方が先」
「確かに」
「いや、そっちの方も重大な気がするんじゃが・・・」
「でも対策って言ってもどうするのよ?坂本は動けないし瑞希もなぜか変身できないとなると戦えるのはアキたち三人でしょ?しかもまともに必殺技を使ったらコピーして跳ね返される。むやみに突っ走ったら犬死よ?」
「……それ以前に姫路が変身いや正確にはガタックゼクターが呼びかけに応じない理由もわからない」
ほんとに。まさかゼクターのくせにストライク?
「明久、それをいうならストライキじゃ」
「……それだとクワガタなのにカマキリだ」
「もしくはボウリングか野球よ」
うるさいな!!ちょっと間違えただけじゃないか!!
「いや1文字違いで大きな違いです・・・」
瑞希ちゃんまでひどい!この一連のやり取りで僕が軽く凹んでいると・・・
「まあ、そいつの間違いはどうでもいいが無駄だと思う俺の対策の話をしていたんじゃないのか?」
『!?』
突然後ろから声が聞こえ僕たちが後ろを振り向くと・・・
「久しぶりだな、お前ら」
そこには容姿は変わっているがまぎれもない乃木怜治がいたのであった
「美波、姫路さん。下がって!!」
「で、でも・・・」
「今のあいつは受けた必殺技を・・・」
「でもやるしか・・・」
「落ち着け。今回は戦いに来たのではない。決戦の申し込みに来たのだ」
決戦だと・・・
「今のままでお前らと戦っても確実に俺が勝って面白くないからな」
「ふざけた自信を・・・」
「やるのか。いいぜ。お前の必殺技がどんなもんかお前自身の体で味わいたいのなら今ここでやってもいいが?」
「くっ・・・」
乃木怜治のふざけた言葉に秀吉は言葉を濁す。だが事実。無理に戦ってもコピーされ返り討ち。死んだ雄二の二の舞だ・・・
「勝手に殺すな!!」
「…雄二どうしたの?」
「いや、なんだか叫ばないといけない気がした・・・」
「…変なの」
どこかで雄二の声が聞こえたが気のせいだ。まあそれよりも今は乃木怜治だ
「戦わないのなら伝えるぞ。今から3時間後、この町の裏山にある岸壁地帯。そこで決着をつける。それまでこの世の未練を断ち切っておくことだな。ああ、言い忘れたが来なかった場合あの時の同じ出来事が起こるといっておこう。まあ正確には少し違うがな。学校が町中に変わるだけのことだ」
『!?』
「じゃあ、楽しみにするんだな、ハハハハハ!!」
そう言いながら乃木怜治は去って行った。
「明久君。どうするの・・・」
「行くしかない。」
「そうじゃのう。もし行かなければ町中がワームに襲われる」
「……今戦えるのは俺たち三人だけ。三人だけじゃ少なすぎる」
「とりあえず岬先生や愛子たちにも伝えておくわ!!」
「だね。とりあえず一度本部に行こう!!」
その一言に瑞希ちゃんたちは頷き僕たちはZECTの本部へと走り出すのであった
次回もいつになるかわかりませんが楽しみにしてください