GOD SPEED BAKA   作:アクアマン

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今回からしばらく肝試し編です(別名○○○○編。○は本編で明らかになります)。


第19話

明久サイド

 

波乱万丈のテストが終わり僕たちは夏休みへと入った。でも夏休みだというのに僕たちFクラスは

 

「と、いうわけでここの公式を代入した式はこのようになり、微分してやるとAの値が・・・」

 

くそ暑い教室で鉄人の補習を受けていた

 

「(に、逃げたい・・・)」

 

そんな気持ちは僕だけではなく姫路さん、美波以外の全員思っているが逃げられないのだ。というのも・・・

 

「(明久・・・、その気持ちは十分わかるが後ろに岬先生がいるんじゃ逃げられない)」

 

そう。僕たちの動向を監視するためなのか教室の後ろに岬さんが教員用の椅子に座っていた

 

「(……後ろに監視がいるのでは絶対に逃げられない)」

 

「(確かに妙なことをした瞬間鉄人に伝えられ鉄人の鉄拳制裁が待っているからな・・・。それで何人やられたことか・・・)」

 

そう、今この時までに脱走を企て制裁を食らった人が何人もいるので僕たちは灼熱の教室の中補習を受けざるを得ないのだ。

 

「(た、助けてくれ・・・)」

 

「(なんでこの教室の中、筋骨隆々な男に補習されなきゃならないんだよ・・・)」

 

「(せめて鉄人が監視、岬先生が授業だったら暑さを忘れられるのに・・・)」

 

Fクラスのバカどもも暑さのせいでほぼグロッキーだった。そして・・・

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

 

「では、これより10分間の休憩をとる。トイレに行きたいものは俺か岬先生に声をかけるように。」

 

そういって鉄人は脱走を警戒してか教員用の椅子に腰かけた

 

「やっと休憩か・・・。」

 

「でも、鉄人も岬先生も教室から出ないから嬉しさ半減だね・・・」

 

「だな・・・」

 

休憩ぐらい自由にさせてよ・・・

 

「それにしてもこれは暑すぎる・・・。さっきから全然汗が引かんぞい・・・」

 

「そうだね、秀吉・・・。こんな環境だと勉強する気なんて全然出てこないよね」

 

僕の席なんか余計そう思うよ・・・

 

「なによアキ。アンタ、この間の期末試験は随分とやる気があったみたいなのに、今はもういつも通りに戻っちゃったの?」

 

「この前のは姉さんを撃退する為だったから例外だよ。元々あまり勉強は好きじゃないからね」

 

まあ、頑張った結果夏休みの間だけいることになったけどね・・・。でもそのあとは正直忘れたい・・・。

 

「それに、この前の試験はもう一つ理由があったからな」

 

突然雄二がそんなことを言ったけど確かもう一つの理由って・・・。そう考えていたら僕と同じことを姫路さんが言った

 

「もう一つの理由って、試験召喚獣の装備のリセットというお話ですか?」

 

「ああ、今どんな状態になっているのか正直見当もつかないからな」

 

「それなら鉄人に頼んで確かめてもらおうよ」

 

「そうだな」

 

僕のテストの結果はかなり良かったし、自信はある!!と思っていたら

 

「吉井君、坂本君、土屋君ちょっと来てくれるかしら?」

 

突然岬さんが僕たちの近くにやってきて声をかけられた

 

「なんですか岬先生?」

 

「ちょっと大切なお話があるの。あなたたちのこれからに関係する話よ」

 

「わかりました。じゃあ、秀吉。話しといて」

 

そういって秀吉に頼んだ後、岬先生が鉄人に「少しお借りします」と言って僕たち3人を連れて別の教室へといった。

 

そして岬先生に連れられて案内された部屋に入ると霧島さんと工藤さんが座っていた。となるとこれは・・・

 

「もしかしてZECTのことですか?」

 

そんな疑問を問いかけたら

 

「ええ。あの場で言うわけにはいかないからね」

 

そう答えた。そして僕たちが椅子に腰かけたのをみて岬先生は話を始めた

 

「実は昨日・・・」

 

 

岬サイド

 

「岬。現在の状況はどうだ?」

 

薄暗い社長室で社長はそう問いかけた

 

「はい、社長。現在ワームは目立った活動はしていません。おそらく我々のことを警戒しているのでしょう」

 

「吉井君がカブトに選ばれてから数か月でザビーとドレイクに選ばれたものが現れたからな。彼らも警戒しているかもしれないな。」

 

「けど、彼らがこのまま何もしてこないというのはありえません。きっと・・・」

 

「ああ、人知れずどこかで誰かに成り代わっている。だが我々ZECTの切り札でもある「あれ」はまだ完成できていない。それに加え・・・」

 

「サソード、ガタックのことですね」

 

「ああ、あれから数か月この2つに選ばれたものはまだいない。手遅れになる前に現れてほしいものだが・・・」

 

社長はそう言いながら目を抑えた。無理もない。いまだこの2つは目立った動きをしていないのだから。とそう思っていたら

 

「社長!緊急報告です!!」

 

突然一人の社員が社長室へ現れた

 

「どうした!?」

 

社長は血相を変えて腰を上げた

 

「サ、サソードゼクターの反応があったと報告がありました!!」

 

「なに!?」

 

「ただし、ザビー、ドレイクの時とは違い微弱な反応でした」

 

「社長。これは・・・!?」

 

「おそらく、まだ資格者が現れていない。だが反応があったということは近くサソードに選ばれたものが現れるということか・・・」

 

社長はそんな仮説を組み立てた。そして・・・

 

「おい!反応があったのはどこだ!?」

 

「そ、それが・・・」

 

そして社員から発せられたサソードゼクターのあった場所は皆が知っている・・・

 

 

 

『ここ(文月学園)!?』

 

昨日の出来事を聞いた吉井君たちは驚きの声を上げた

 

「サソードの反応がここにあったということは・・・」

 

「……間違いなく学園関係者」

 

「そうだとしても人数が多すぎるよ」

 

「…今は夏休みでも補習や部活動で生徒がいっぱいいる」

 

坂本君たちは思い思いのことを言っているが吉井君はサソードのこととは別のことを聞いてきた

 

「あの~。岬先生。サソードのことも重要ですけどZECTの切り札は何ですか?僕のカブトに関係すると言っていますが」

 

吉井君は自分がカブトの資格者なのか切り札のことを聞いてきた。そういえばあまりそのことを話していないわね。

 

「いいわ。教えましょう。ZECTの切り札というのは・・・」

 

私がZECTの切り札でもある「あれ」を話そうとしたら

 

「きゃーーーーーーーーっ!!」

 

突然Fクラスのほうから叫び声らしき声が聞こえた

 

「今の声は姫路さん!?」

 

「何があったんだ!?」

 

「……まさかワーム!?」

 

「…だとしたらまずい!?」

 

「とりあえず行かなきゃ!?」

 

みんなはそう言って教室から出ていったけど

 

「みんな落ち着きなさい!!多分今の叫び声の原因は・・・」

 

私は叫び声の原因を言おうとみんなを止めたけどあっという間にいなくなった

 

「全く!!勘違いでばれたらどうするの!?」

 

私はそう言って吉井君たちの後を追いかけた




ZECTの切り札でもある「あれ」とは感が鋭い人は分かりますよね?では感想もお待ちしています。しかし、原作沿いを少し変えるのにも難しい。おかげでグダグダだ。でも誤字以外の苦情は一切受け付けませんのであしからず
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