GOD SPEED BAKA   作:アクアマン

26 / 100
第26話

明久サイド

 

姫路さんたちが誘拐されたと聞いて僕は体育館へと向かった。確実に罠だとわかっている。でも今の僕には・・・

 

「このあたりでいいかな?」

 

僕は体育館へ向かう途中人目につかないところに行きカブトゼクターを呼び寄せて

 

「変身!!」

 

<Henshin>

 

カブトに変身。そして・・・

 

「キャストオフ!!」

 

<Cast Off>

 

<Change Beetle>

 

「クロックアップ!!」

 

<Clock Up>

 

僕はクロックアップを使い再び体育館へと向かった。待ってって。姫路さん、美波必ず助けるから!!

 

姫路サイド

 

「う・・・ん」

 

ぼんやりしている。私はどうしたの?確かあの時集合場所へ行こうとする坂本君たちを追いかけそのあと後ろから・・・。そんなことを考えながら私は目を開けたらそこは体育館だった。しかも手足を縛られ身動きもとれない。そして横にはまだ気を失っている美波ちゃんがいた。

 

「美波ちゃん、美波ちゃん!!」

 

私は声をかけ気を失っている美波ちゃんを起こしました。

 

「ん・・・」

 

その声にこたえたのかうめき声を出しながら美波ちゃんは目を覚ましました。

 

「ここは・・・」

 

美波ちゃんがここはどこなのかわからなく辺りを見回していたら

 

「よお、お姫様たち」

 

突然声がして、私たちが顔を向けるとそこには常村先輩、夏川先輩、根本君、清水さんがいました。

 

「いったいこれはどういうことですか!?」

 

「まさかあなたたちがこんなことを!?」

 

私たちは根本君たちに言いました。でも

 

「違うぜ。お前らをこうしろと言ったのはこの人の指示さ」

 

そう言って先輩たちが目を向けたらそこには喪服のような服を着た女の人がいました

 

「初めまして。私の名は間宮麗奈よ。」

 

「なんでこんなことを・・・」

 

私は尋ねました。

 

「あなたたちを使えば吉井君に最高のレクイエムを聞かせてあげれるからよ」

 

「どういうことですか?」

 

「この人はなあ。俺たちと同じ吉井に敵意を持っているから協力しようと思って仲間にしたんだよ!!」

 

明久君、この人に何をしたのですか?

 

「そろそろ、吉井が来るころだ。呑気にやってきたら俺たち全員でリンチしてやる。間宮さん、あなたのおかげだぜ。あとは俺たちに任せてもらおう」

 

そう言って先輩たちは鉄パイプやら木刀を持って歩き出そうと思ったら

 

「あら、私の協力をここでやめるとあなたたち返り討ちよ?」

 

突然間宮さんがそんなことを言ったため先輩たちの足が止まりました

 

「あっ!?どういうことだよ!?」

 

さすがに気になったのか常村先輩が間宮さんに近寄りました。そうしたら・・・

 

「こういうことよ」

 

そんなことを言った瞬間間宮さんは常村先輩が持っていた木刀をとって先輩の顔のすぐ横に向かって突きをしました。

 

「な、なにしやがる!?」

 

常村先輩は当然のように間宮さんに詰め寄ろうとしたとき

 

<Clock Over>

 

突然変な声が聞こえたと思ったら目の前に赤いカブトムシのような姿をした人が倒れていました。そしてその直後

 

「こんにちは、カブトいや吉井明久君」

 

間宮さんは謎のカブトムシに向かってそう言ったけど、あれが明久君・・・!?

 

「あ、アキだって・・・!?」

 

美波ちゃんも麗奈さんが言ったことに目を丸くしていました

 

 

明久サイド

 

クロックアップを使い体育館についた僕は中に入り周りの様子を見た。そこに見えた光景は縛られた姫路さんと美波のほかに常夏コンビ、根本君、清水さん。そして喪服を着た女の人が立っていた。それを見た僕は犯人はあいつらだと分かったがあの喪服の人は誰だろう?そう思った

 

「でも、今は姫路さんたちだ!!」

 

僕は考えるのをやめ最初に姫路さんたちを救出しそのあと犯人どもを懲らしめようとして姫路さんに向かったその時

 

突然喪服を着た女の人がクロックアップしているのにも関わらず木刀で僕をピンポイントでついた

 

「ぐはっ!」

 

突然のことで僕はよけることも受け止めることもできず直撃し倒れる。そしてその反動なのか

 

<Clock Over>

 

クロックアップも解けてしまった。なんでクロックアップしているのにあの人は僕に気づいたの?僕は目の前のことが信じられず考えていたその時

 

「こんにちは、カブトいや吉井明久君。」

 

変身しているのにもかかわらず喪服の人は僕のことを名前で呼びしかもカブトって言っていた

 

「なっ!?」

 

僕だけじゃなくみんなも驚いていた

 

「おい、間宮さん。こいつが吉井かよ!?」

 

「ていうか、どうやって入ってきたんだよ!?」

 

「まさか、透明人間になってこっそり入ってきたのですか?」

 

「ていうか、なんであんたは分かったんだよ!?」

 

常夏コンビたちも間宮さんと名乗る女の人に詰め寄った

 

「いいわ答えてあげる。どのみち彼がここに来た時点であなたたちは用済みだから」

 

「どういうことだよ!?」

 

「用済み」という言葉に根本君が間宮さんに詰め寄ったら

 

「こういうことよ」

 

パチンッ

 

そう言って間宮さんは指を鳴らしたら

 

ドカカッ!!

 

突然体育館から30体はあるだろうサナギ体のワームが現れた

 

『きゃああああああああああああああああーーーーー!!!』

 

突然の怪物の襲来で姫路さんたちは悲鳴を上げる

 

「な、なんだよ、こいつら!?」

 

根本君たちも驚きながら叫ぶ

 

「これはワーム。10年前この地球にやってきた生物よ。彼らは成長すると人間の常識を超えた速さを手に入れる。吉井君はワームを研究し対抗するために作り上げたそれを使いここへやってきた。小癪なことに人間ごときがワームの力を使うとは・・・」

 

ZECTの人ではないのに間宮さんがそのことを知り、クロックアップで移動していた僕を見つけることができる。もしかしてこの人は・・・

 

「もしかして、あなたは・・・」

 

僕がたどり着いた一つの結論。それは・・・

 

「さすがカブト。察したようね。そう、この姿は仮の姿。私の正体は・・・」

 

そう言った瞬間彼女は姿を変え黒い喪服を着た女の人から白い体で右手が巨大なハサミの姿に変身した。

 

『これが私の正体よ。この姿地球ではシオマネキという生物に似ているわね』

 

間宮さんが正体を現した直後と誘拐犯4人はまさか協力していた人が怪物だったということで腰を抜かしそのまま気絶。しかし誘拐犯の4人は失禁していたけど姫路さんたちはかろうじて気を保っていた

 

うかつだった。まさか今回の事件ワームが絡んでいたとは・・・。

 

『さあ、カブト。覚えておけ。私の人間としての名は間宮麗奈。お前のレクイエムを聞かす名だ!!』

 




疲れましたのでここでくぎります。

PS.初めてウカワームを見たとき私は「こいつのモチーフはロブスターか」と思いました。当時私はパソコンを持っていなかったから長い間信じていました。余談ですがキバのチェックメイトフォーのクイーンのファンガイアの姿を見たら微妙にバラに見えてしまいました。今となっては恥ずかしい思い出です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。