GOD SPEED BAKA   作:アクアマン

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第35話

明久サイド

 

お弁当を満足に(僕と雄二はあんまり食べられなかったけど)食べた僕たちは引き続きバトミントンを開始した(岬さんは規格外の強さのため皆から審判をするように言われた)。そして霧島さんVS秀吉の勝負を座って見ていた僕だったが突然

 

「隣いいですか、明久君?」

 

突然僕の隣に姫路さんが座り込んできた

 

「いいよ」

 

姫路さんの質問に答える僕。そして僕の隣に姫路さんが座った

 

「こんな光景を見ると戦いのことを忘れませんか、明久君?」

 

「うん。いつまでもこんな時間が続けばいいけどね・・・」

 

僕はそう言うがそれが無理なことは十分わかっている。合宿、ピクニック、肝試し、海などこんな楽しい時でもワームはお構いなしにやってくる。そのたびに僕たちは戦ってきた。ワームはこの10年間の間にどのくらい増えたのか?今この時までに倒したワームは全体の10%にも満たされていないだろう。でも・・・

 

「だから、早くこの戦いを終わらせなきゃいけない。この時間がいつまでも続くように」

 

僕は迷いなき言葉を言った

 

「そういうと思いました。でも無茶しないでください」

 

姫路さんがクスリと笑いながら言ったそのとき

 

「確かにこの戦いは終わらせるべきね。あなたたちがこの場で死ねばね」

 

突然後ろから聞こえた声に僕たちは後ろを振り返る。そこには・・・

 

「間宮麗奈!!」

 

そう、間宮麗奈と20人ぐらいの黒装束の女性達がいた。

 

「この場で私たちに対抗できるあなたたちを殺せば私たちを倒せる術はない。だからお前たち、この場で私のレクイエムを聴け!!」

 

間宮麗奈がそう言うと真の姿であるウカワームへと姿を変え同時に後ろの黒装束の女性たちもサナギ態のワームに姿を変えた

 

「みんな下がって!!」

 

「翔子!!」

 

「…はい、雄二!!」

 

女性陣達を後ろに避難させ雄二は霧島さんからザビーのブレスを受け取る。そして僕らはそれぞれのゼクターを呼び寄せ・・・

 

『変身!!』

 

<<<<Henshin>>>>

 

僕たちはそれぞれカブト、ザビー、ドレイク、サソードに変身。ワームの大群に向かって突進した

 

「はあっ!!」

 

僕はワームを殴ったりカブトクナイガンをアックスモードにしてワームを斬る。

 

「おりゃああ!!」

 

雄二は中学時代で鍛えた喧嘩戦術を駆使しワームを殴る蹴る

 

「……くらえ!」

 

ムッツリーニは銃となったドレイクゼクターでワームを撃ちまくる

 

「そりゃ!!」

 

秀吉はサソードヤイバーで時代劇のチャンバラのようにワームを斬る

 

みんなそれぞれのライダーの性能を駆使し戦いを有利に進めていた。そして・・・

 

『キャストオフ!!』

 

<<<<Cast Off>>>>

 

<Change Beetle>

 

<Change Wasp>

 

<Change Dragonfly>

 

<Change Scorpion>

 

ライダーフォームと変えた。ライダーフォームと変わった僕たちとワームの戦いはさらに有利となった

 

「はっ、楽勝だな!!」

 

「そうだね、雄二」

 

「……言った割には大したことない」

 

「じゃな、うまくいきすぎるほど楽じゃな」

 

戦い中にも関わらず僕たちはそんな雑談をした。でも何か気になる。ムッツリーニが言った通り間宮麗奈があんな宣言をした割にはたいしたことがない。そして秀吉の言った通りうまく行き過ぎている気がする。これではこいつらはただの囮みたいに・・・。囮?

 

そう考えた僕はすぐに周りを見た。そして気づいた。戦いに夢中になって僕たちは気付いていなかった。戦っていたのがサナギ態だけでウカワームがこのあたりにいないということに・・・

 

「まさか!?」

 

このことに気づいた僕はすぐに姫路さんたちを見た。そこには・・・

 

姫路さん達の後ろからウカワームがこっそり近づいていることに・・・

 

「みんな後ろ!!」

 

僕はそう叫ぶとみんなは後ろを見た。そして彼女たちの後ろにいたウカワームを見て・・・

 

「きゃああああーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

誰か叫んだのかわからない叫び声をあげた。

 

「みんな落ち着きなさい!!左右にばらけるのよ!!」

 

そのなかで岬さんが女子たちに指示を出し左右に逃げる。岬さんも逃げようとしたがあることに気づいた。

 

「しまった。ガタックのベルトが!!」

 

ここで岬さんがガタックのベルトが入った鞄が持っていないことに気づきあわてて探し・・・

 

「あった!!」

 

少し離れた位置にあったのを見つけ走り出したが・・・

 

「これが私たちに対抗できる道具の一つ。資格者がいない今なら破壊できる」

 

クロックアップで移動したのかウカワームが鞄のすぐ近くに立っていた

 

「これで、貴様らの希望は打ち砕く!!」

 

そういってウカワームは右手を振り上げ・・・

 

ドゴオオオオオオオオオーーー

 

激しい音とともに大きなはさみは振り落された。その威力で巻き起こる砂煙。

 

「そんな・・・ガタックが・・・」

 

岬さんも最強と言われたライダーのベルトの破壊はショックだったようでうなだれた。ウカワームもやったと思えた笑顔を浮かべた様子だったが一転・・・

 

「貴様・・・」

 

そんな言葉を上げた。なんでそんな言葉を上げたのか気になったその時砂煙は晴れそこに映った光景は・・・

 

ウカワームが振り落したところには鞄はなくベルトが入った鞄は姫路さんが抱えていた。

 

「姫路さん!!」

 

あの一瞬でガタックのベルトの鞄をとったのか。なんて早業だ・・・

 

「これはあなたたちを倒すためのものです。だから壊させません!!」

 

「調子に乗るな、人間ごときが!!」

 

そう言って姫路さんごとベルトを破壊しようとウカワームが襲ってくるが・・・

 

「姫路さん。逃げなさい!!」

 

岬さんが大きな声で言った

 

「はいっ!!」

 

その言葉を聞き姫路さんは逃げだした

 

「逃がすか!!」

 

逃がすまいとウカワームも追いかける。当然僕は無視するわけにはいかないので・・・

 

「雄二、ムッツリーニ、秀吉!!ここはお願い!!」

 

この場を雄二たちに任して僕は姫路さんたちの後を追いかけた

 

 

姫路サイド

 

私はガタックのベルトが入った鞄をもって逃げました。そのあとからウカワームが追いかけてきます。

 

「逃がすか!!」

 

もともと私は運動が得意ではないので徐々にその差を詰め寄られていますがたとえ死んでもこれは守ろうと思い必死で走りましたが・・・

 

「そんな!!」

 

突然のことで私の足は止まりました。なんと私の目の前はそびえたつ崖で下は流れの速い川が流れていました。私は急いで戻ろうとしましたが・・・

 

「追いついたぞ・・・」

 

その言葉とともにウカワームが現れました。前はウカワーム、後ろは崖まさに絶体絶命のピンチでした

 

「手間をかけさせて・・・。お前ごとそのベルトを葬ってやる!!」

 

そう言いながらウカワームは右手のハサミを振り上げたその時・・・

 

「させるか!!」

 

そういいながらカブトに変身した明久君が現れウカワームを抑えました

 

「貴様!!離せ!!」

 

「姫路さん。今のうちに!!」

 

明久君がウカワームを抑えながら私に言いました

 

「わかりました!!」

 

私はその言葉を聞きすぐに逃げ出そうとしたけど・・・

 

「邪魔を・・・するな!!」

 

ウカワームは力づくで明久君を振り払いそのハサミで明久君を攻撃しました。

 

「がはっ!!」

 

明久君もダメージが大きかったのかひるんでしまい・・・

 

「とどめだ!!」

 

とどめの一撃というべき攻撃が明久君に当たり・・・

 

「うわーーーーーー!!」

 

明久君は吹き飛び崖に落ちかけましたが・・・

 

「明久君!!」

 

私はとっさに明久君の手をつかみましたがあわててつかんだため私の体のバランスが崩れ・・・

 

「きゃあああああああああーーーー」

 

「うわーーーーーーーーーーーー」

 

私は明久君とともに崖から落ちて

 

バッシャーーーーン!!

 

激しい水飛沫とともに私たちは川に落ちました




次回、とうとう・・・。感想もお待ちしています
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