明久サイド
あれから3週間がたちやっと僕は退院できた。
「アキ君。姫路さんを守るのはいいけど二度とあんな無茶はしてはいけませんよ」
迎えに来た姉さんがそう言った
「だから心配させた罰を与えます。」
「罰・・・?」
頼むから期末テストのようなことだけは勘弁してよ・・・
「今からラブホテルに行って<ピー>(自主規制です by作者)しますか、一緒にお風呂に入りますか、アキ君が入院していた分姉さんの帰国期間を延ばすか好きなほうを選びなさい」
「3番目のやつで!!!!」
絶対最初の2つは選びたくない!!特に最初!!
「アキ君は素直じゃありませんね」
実の弟と肉体関係を結ぼうとしている時点でいろいろ間違っています!!
「それでは・・・」
それでは・・・何?
「病み上がりのアキ君に無茶させるわけにはいきませんので今日の晩御飯は私が腕を振るいましょう。」
そんなことをしたらまた入院しちゃうよ!!当然させるわけにはいかないので・・・
「いやいや、僕はもう大丈夫だから姉さんはそんなことをする必要はないよ!!」
そう言ったが・・・
「それではアキ君に無理をさせるわけにはいきませんので今日のアキ君のお風呂は私と一緒に入らなければなりませんね・・・」
どういう理屈でそうなった!!そっちがだめなら・・・
「でも今考えたら今日はなんか外食したい気分だな~。よし今日は外食にしようよ姉さん!!」
「そうですね~、外食はカロリーが高いので食べ終わった後運動しなければいけませんね。というわけでアキ君。食べ終わったら運動をするためラブホテルに行きましょう」
運動するのに何でラブホテル!?あなたはそこで何の運動をさせる気ですか!?
「・・・やっぱり久しぶりに姉さんの料理が食べたいです・・・」
「あら、そうですか。仕方ありませんね。では姉さんが腕を振るいますのでアキ君は楽しみにしてください」
「はぁい・・・」
結局どれを選んで破滅の道を歩んでしまうので、僕は比較的楽なほうを選ぶしかなかった。そしてその日の夜、僕はバラが咲いたきれいな川をみた。
間宮サイド
「がぁぁぁぁーーーー!!」
薄暗く人通りのない廃工場。そこで私は絶叫を上げた。ちくしょう!!あの娘め・・・。私の左腕をよくも・・・。
「無様だな・・・、間宮・・・」
痛みで絶叫する私の後ろから声が聞こえた
「その声・・・、貴様か・・・」
「貴様とは何だ。ここでは乃木怜治と言え」
「ちっ、何しに来た乃木・・・」
「別に、しかし見事にやられたなぁ。防御能力自慢のお前がそんなに深手を負うとはな・・・」
「油断しただけだ・・・。治ったら次は必ず・・・」
そしてあの女に復讐を・・・
「治ったらねぇ・・・。お前バカか?その腕の状態では二度と治らないぞ?」
「うるさい!!治らなかったら右腕一本で戦ってやる!!私の腕をこんな風にしたあの女に復讐するまでは!!」
「いきこんでいるとこ悪いがあの人からメッセージを預かっているからいうぜ」
「メッセージだと・・・」
乃木の言うことだったら無視するがあの人からのメッセージだったら仕方がない・・・
「『お前は今回は留守番だ。しばらく休んでおけ』だそうだ」
ちっ。あの人までそういうか・・・
「だから次は俺が行くがな・・・。といってもただの顔合わせをするだけだからな」
そういうと乃木の後ろから2人の影が見えた
「そうか、あいつらとこの間あそこから奪ったそれを使う気か・・・」
「ああ、使えるようにするのに骨は折れたがな・・・」
ふん、あいつらを連れてきたのは誰だと思っている
「よしそれじゃあお前ら行くぞ。カブトたちにご挨拶をしないとな・・・」
そう言って乃木とあの2人は出ていった。そして私はまだ痛む左腕を抑え壁にもたれながら腰を下ろした
「ガタック、いや姫路瑞希・・・。私が出るまでに死ぬなよ・・・。貴様のレクイエムは私が聞かせなければいけないからな・・・。その時まで遊んでいろ・・・」
私は誰にも聞こえない独り言をつぶやきながら一度眠りについた・・・
あの人とはカブト原作のラスボス的なあの人です(あっちはネイティブでしたがこの作品ではワームとします)