明久サイド
Fクラスのバカどもが狂喜乱舞している中、僕は目を疑った。なんで岬さんが僕のクラスの副担任になっているのか?僕は目の前の現実が信じられずただ固まるしかなかった。とそのとき
バシンッ!
僕の後頭部にとてつもなく硬く細いものが直撃した。あまりの痛さに僕はちゃぶ台に突っ伏し頭を抑えながら後ろを見ると・・・あれは出席簿か?
「吉井君、何度も呼んでいるのに無視するのは感心しないね。」
そこには岬さんが出席簿を構えて立っていた。
「吉井君、昼休みに観察処分者の仕事があるからその紙に書いてある場所に来なさい」
そういって岬さんは教壇へ戻っていった。
まだ痛む頭を抱えながら渡された紙を見ると場所と仕事内容のほかにこう書かれていた
『詳しい話は昼休みにします。そして学校では私のことは岬先生と呼びなさい。呼ばなかったら減給にします』
その紙にはそう書かれていた。しかし、呼び方ぐらいで減給とは。まあある意味この教室の前で「岬さん」と呼んだらやばいからね。僕の命的な意味で・・・。
余談だが3日前のあの日カブトゼクターがあけたあの天井の修理費は僕の初任給からひかれたらしい。とほほ・・・
そんなこんなで昼休み
僕は今朝渡された紙の場所に書かれた空き教室へとやってきた。
「いらっしゃい吉井君。さあ座りなさい。」
教室の中では岬さんが先に入って座っていた。そして僕は岬さんに言われたとおり椅子に腰掛けた。
「この場では先生と呼ばなくて大丈夫よ。そして観察処分者としての仕事はあなたと話するための口実。説明しないといけないからね。」
そういって岬さんは説明を開始しようとしたが
「それにしてもこの学校は何?あなたが観察処分者とやらだと言うことでその仕事を口実に借りた教室をちょっと見たら盗聴器や隠しカメラが結構出てきたんだけど。この学校警備が厳しすぎよ!!」
岬さんはそういっていたがごめんなさい。それ仕掛けたの絶対学校の人ではありません。僕と同じクラスの僕の悪友の一人でエロに関して抜け目のない奴です。100%絶対。
「それはともかく私がこの学校に副担任としてきた理由は任務のためよ」
岬さんはそういっていましたが任務?
「私に与えられた任務は2つ。一つはカブトであるあなたの観察兼護衛よ。あなたはカブトに選ばれた。だからあなたを排除するためにワームがこの学校に来るかもしれない。だから副担任としてこの学校に入り込んだの。」
岬さんはそういったあと岬さんは人一人がいるようなトランクケースを持ってきて
「そしてもしあなたの近くで残りのゼクターに選ばれし資格者が現れた場合、これらを渡す。それが私に与えられたもう一つの任務よ。」
岬さんはそういってトランクを開けた。
中にはブレスレットとグリップと剣と僕のベルトにそっくりなベルトがあった。
「ブレスはザビーに選ばれし者、グリップはドレイクに選ばれし者、剣はサソードに選ばれし者、そしてベルトはガタックに選ばれし者に渡されるの。選ばれし者に使われるツールがなければ意味がないからね。カブトの近くにいれば残りの資格者はひかれるように現れるかもしれない。その考えた社長は私をこの学園に派遣したの。」
そういって岬さんはトランクを閉める。
「さて長いお話もこれでおしまい。早く教室に戻りなさい。遅刻したら許さないわよ」
岬さんはそういって席を立つ。おっとっと確か次の授業は鉄人だったな。じゃあ早く戻らないと・・・!
「あっ、そういえば吉井君」
岬さんが呼びかけられたので僕は振り向く
「何ですか、岬さ・・・先生。」
僕は呼び方を慌てて直しつつ聞く
「来週は強化合宿だけど、あなたのクラスは現地集合だけど、くれぐれもカブトエクステンダーで来ないように。いろいろ面倒だから。]
岬さんはそういって僕が出ようとする扉とは別の扉から外へ出る。しかし僕のクラスは案内すらないのか・・・。おまけにバイクで行くことは禁止されたし合宿は電車で行くしかないか・・・
そう思いながら僕は教室へ戻った
次回から強化合宿編です。
感想待ってます