GOD SPEED BAKA   作:アクアマン

53 / 100
今回はほとんど原作沿いです


第53話

明久サイド

 

あの抜き打ち持ち物検査から次の日僕たちは学校へ登校するとFクラスのみんなが血の涙を流していた

 

「みんなどうしたの?」

 

僕は涙を流したわけを聞いた。もしかしてまたムッツリーニの仕掛けた隠しカメラ類が見つかってムッツリ商会がしばらく閉鎖になったとか?

 

「吉井。お前も昨日の俺らの立場だったら復讐を考えていたと思うぜ・・・」

 

「だから何を?」

 

「俺たちは昨日誓った。度重なる教師への恨みを体育祭で行われる生徒・教師交流野球大会で晴らすと・・・」

 

「それなのにこれだ・・・」

 

そう言って彼らは一枚のプリントを僕に渡した。えーと、なになに・・・

 

『連絡事項 文月学園体育祭親睦競技生徒・教師交流野球 上記の種目に対し本年は実地事項を変更し、競技に召喚獣を用いるものとする』

 

なるほど、彼らが血の涙を流すわけだ

 

「だから今会長含む10数人で学園長室へ突撃をかけた」

 

本当にバカだ

 

「本来ならこういうのは坂本の出番だが坂本は昨日没収物を持ってきていなかったから『別にどうでもいい』と言って返された」

 

まあ、あいつは試召戦争と自分にとってプラスになるようなこと以外興味ないからな。まあ昨日もし雄二が没収物持ってきていたらやってたかもしれない。と思っていたら・・・

 

「同志たちよ!!朗報だ!!」

 

そう言って須川君と数人のメンバーが戻ってきたけど・・・

 

「須川君、さっき彼らから話を聞いたけど他のメンバーは?」

 

「この人数でこの格好で襲撃をかけたためまた鉄人に止められかけたが同志たちがその身を犠牲に突破口を作ってくれた。召喚獣を出していなかったのが不幸中の幸いだ。」

 

本当にバカだ

 

「ところで会長。朗報とは?」

 

「おお、そうだ。聞け、同志たちよ!!残念ながらルールの変更は出来なかったが、その代わり昨日没収された品を憎き教師チームに勝った場合の賞品にしてくれた!!」

 

『おーーー!』

 

「だから、全員気合入れてペンを取るんだ!!俺たちの不屈の闘志で我らの聖典を取り戻しんだ!!」

 

『応ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!』

 

須川君の掛け声でFクラスのバカどもは窓ガラスが割れるぐらいの大音量を上げた。あれこの窓ガラス今ひび入ったような・・・。

 

「相変わらずバカだな」

 

そう言って雄二が後ろから声をかけた

 

「確かに。で当然雄二は参加しないんでしょ?」

 

「たりめえだ。俺も没収されたら話は別だがなんで没収されるものがないのにあいつらのために協力しないといけないんだ?」

 

「くそ、やはり坂本は今回参加しないつもりだ・・・」

 

「どうするんだ?」

 

「それをこれから考える・・・」

 

Fクラスのバカどもはやはり今回の雄二は消極的なことを知り悩んでいた

 

「本当に岬先生のおかげで助かったよね、雄二。」

 

「ああ、もし知らなかったらエロ本+MP3プレイヤーがとられるところだった。あやうくこの間入れた新曲がパァになるところだった」

 

「エロ本ってよく霧島さんの強制捜査から掻い潜ったね・・・」

 

「ああ、本棚の下や天井裏、完全防水にして熱帯魚の水槽の底に沈めたりと策を凝らしたからな。」

 

「それもう見るレベルじゃないよ・・・」

 

「そこまでして守るものだったんだ。本当にそれもパァになるところだったんだぞ・・・」

 

「そっか、それだけのものなら見てみたいなぁ・・・」

 

「…私も。」

 

そういって隣にいた霧島さんと一緒に頷く

 

「それじゃあ、あとは霧島さんと二人で・・・」

 

「おい待て。この状況で俺を置いて逃げるな」

 

そう言って雄二は僕の肩をつかむけど、この後血みどろな展開が予想されるのは簡単なのに・・・

 

「…雄二を甘く見ていた。さっそく雄二を拘束したあと今雄二が言った場所にある本を焼却、そして今度から今言った場所や植木鉢、そして雄二の入浴中の浴槽の中まで詳しく探す。」

 

「おい待て。最後のひとつはあからさまに捜索目的じゃないだろ」

 

「…私には、雄二の成長を確認する義務がある。」

 

霧島さんはそう言うが、ちょっと待てよ・・・

 

「ねぇ、霧島さん。」

 

「…何?」

 

「もしかして、霧島さんって・・・雄二と一緒にお風呂に入ったことがあったりするの?」

 

「…中学に入るまでには。」

 

霧島さんの一言に・・・

 

ズラリ←FFF団(僕含む)、雄二を取り囲む

 

「おい待て!!切り替えが早すぎるぞ!!というより落ち着け!!風呂に入ったっていうが高学年になってからは全く・・・!!」

 

「…あたしの胸が大きくなってからは数回しか・・・」

 

ゴォッ!!←殺気がかなり大きくなりつつ雄二に詰め寄る

 

「おい待て!!落ち着け!!風呂に入ったというが別に何も・・・!!そうだ!!須川、野球大会の件だが俺も参加する!!これでどうだ!!だからお前ら落ちつ・・・」

 

「それとこれとは・・・」

 

『話は別だ!!』

 

「そんな理不尽な・・・、ギャーーーーーーーーーーーーッ!!」

 

こうして雄二はFFF団の制裁を食らったのであった。

 

ちなみに雄二が言った場所のエロ本はすべて霧島さんの手により灰と化したそうだ




次回より体育祭編です。多分・・・


感想もお待ちしています。だって感想は生きる・・・ではなく頑張るエネルギーですから!!

PS.上の元ネタに気づいた人はすごいです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。