明久サイド
ある日のZECTの会議室。そこでは田所さんや岬さんそして僕たち文月学園ZECTメンバーによる会議が行われている。と言っても定例報告みたいなものでこれは月に何度も行われている。その定例報告を真面目に聞く僕らだった。えっ?授業だと寝るのに何でこれは真面目に聞くのかだって。そりゃあ、僕や雄二そしてムッツリーニは寝そうだね。でももし寝ようものなら・・・
「会議中に居眠りなんていい根性しているわね。その性根叩き直してあげましょう」
って言われ即地獄の鍛錬・・・(ガクガクブルブルッ)
実際僕たちはこれを味わい二度と会議中に居眠りをするという愚行には走らなかった
余談だがそのトラウマのせいか学校で岬さんの授業だと僕たちは真面目に彼女の授業を受けている。ちなみに須川君等全く知らない人たちは寝たり早弁などを平気で行うが彼女が目撃=彼らの頭に出席簿の角という洗礼を受けられている(でも彼らは懲りない)
「ではこれで定例会議を終了する。とその前に・・・」
『?』
田所さんの一言に僕たちは?を浮かべる
「明日は私と岬は諸事情で休みをとる。それでは」
田所さんのそう言って会議は終了した
その帰り道・・・
「なあ、明久。明日、田所さんのおっさんと岬先生が休みなんてなんかあったのか?」
「僕もわからないなあ。今までこんなことなかったし」
「確かにのう。ZECTのトップである2人が同時に休むなんて」
「……なんかある(ダバダバッ)」
「なんでそこをエロに結び付くのかなぁ、ムッツリーニ」
あの2人はそんな関係か?
「みず・・・姫路さんたちはなんか知ってる?」
僕はそう言って瑞希ちゃんたちに会話を振るが危ない・・・。雄二たちの前で「瑞希ちゃん」って言ったらどうなることやら・・・
「ふえっ!?私も知りません!!」
急に話をふられたのか瑞希ちゃんは慌てる
「うちも知らないわよ」
「…私も」
「ボクもだよ。もしかしてデートかも・・・」
どうやら女性陣も知らないようだ。しかし工藤さん。いくらなんでも地球の未来を左右する組織のトップとその秘書が公私混同するために休みとる?
「おい明久・・・」
「なに雄二?」
「明日は日曜だし暇か・・・?」
この一言で何をするのかは予想着いた
「もちろんみんなは?」
僕はみんなにそう言った。そしてみんなの答えは「イエス」だった
ナレーションサイド
次の日ZECTの本社で・・・
「それでは行ってくる。留守は頼んだぞ」
『はっ!!』
田所がそう部下に言うと岬と一緒に車に乗る。そして車が発進した
同時刻・・・
「ムッツリーニ。首尾は?」
「……ばっちり」
近くの喫茶店で明久たちが集合していた
「やっぱり車で行ったか。あの二人が駅前で待ち合わせというありきたりな方法を使わないと思ったからしかけといてよかったぜ。それで今はどうなっている?」
「現在ZECTの本社を出て西へ向かっている」
ここで彼らは何をするのか教えよう。まずは前日彼らはあの後でムッツリーニがZECTの車庫へ行き田所の車に発信機を取り付ける。そして発信機を頼りに尾行するという作戦なのだ
「よーし、尾行開始だ。行くぞーーーー!!」
『おーーーーー!!』
そう言って明久はカブトエクステンダー、雄二たちはマシンゼクトロンに乗り込み、専用バイクを持っていない美波たちは明久の背中に乗った。巧みに明久の後ろには姫路。雄二には翔子。ムッツリーニには工藤。そして秀吉の後ろには優子が乗ることになり、美波はただ一人留守番となった
こうして彼らによる尾行作戦が始まったのである
ガタックには専用バイクガタックエクステンダーがありますがそれを乗る姫路さんの姿がイメージできなかったのでガタックエクステンダーは省きました。ご了承ください