GOD SPEED BAKA   作:アクアマン

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それと一つお詫びが・・・

今回の話は視点がころころ変わります。そこのところをご了承ください

では合宿編終了のお話をどうぞ


第7話

明久サイド

 

とうとう合宿最終日になった。僕は初日の怪我のせいで動けなかったが、旅館では雄二たちが覗きに失敗し鉄人による愛の指導を受けられたという報告を毎日のように聞いた。しかも犯人であるお尻に火傷の跡がある女子はまだ見つかっていない。このままだと雄二はともかく僕の黒歴史が増えてしまう・・・

 

「ちょっと、待て#!何だ今のモノローグは#!?」

 

人の思考を読まないでよ、雄二・・・

 

「その点は今度グーで返すとして、今日が最終決戦だ」

 

そういいながら僕が寝ている部屋で雄二は意気込んだ。

 

「これを逃したら俺の人生はお先真っ暗。お前は写真が戻ってこない。だから今A、B、Cクラスに交渉中だ。」

 

犯人探すためにそこまでやるのか・・・

 

「・・・今日こそ借りを返す」

 

ムッツリーニはそういって闘志を燃やしていた。雄二に聞くと初日に保健体育の大島先生に負け、その後も大島先生と工藤さんによって連敗中だという。

 

「とりあえず、そろそろ作戦決行の時間だ。行ってくる。」

 

「うん、がんばってね」

 

雄二たちがそういったので、僕も返事をする

 

「・・・借りも返し、犯人も捕まえ、覗きも成功させる。」

 

ムッツリーニもそういった。そして僕はこう思った。まるで戦場に出かける戦士だ。動機は不純だけど・・・

 

「さて、僕は雄二たちの結果を待つか・・・」

 

そう思いながらベットに寝ようとしたそのとき・・・

 

 

 

窓の外からカブトゼクターが現れた。

 

 

それを見て僕は察した。初日の煙幕弾の効き目が薄れたのか、あのときのワームがまたやってくると・・・

 

「まだ、治っていないけど犯人も捕まっていない状況でワームが攻め込まれたら困る!!行かないと!!」

 

僕はベットから跳ね起き近くにあった上着を着て外へ出ようとした。でも、少しだけ足が止まった。なぜなら・・・

 

「ん・・・」

 

僕のベットを枕代わりにして眠っている姫路さんを見たからだ。

 

「明久君・・・どこにも・・・行かないで・・・」

 

姫路さんは寝言でそういっていたが僕はこういうしかなかった。

 

「ごめん。姫路さん。これは皆の命を守るためなんだ」

 

僕はそういって外へ出た。

 

 

 

雄二サイド

 

明久のバカがいないから明久の召喚獣を利用した作戦が取れないがないものねだりしてもしょうがねえ!!

 

「・・・雄二、そろそろ作戦決行の時間だ。」

 

ムッツリーニがそういってやってきた

 

「よし、これより覗き作戦を開始する!!今日が最終日だ!!気合入れろ野郎ども!!」

 

『おおーーー!!!』

 

俺たちの作戦に参加してくれた同志たちが雄たけびを上げた。そして俺も戦場へ行こうと思いふと窓を見ると・・・

 

 

 

そこには明久が血相な顔をして旅館から出ている姿を見た。

 

 

 

 

「何をやっているんだ、あのバカは!?あんな傷だらけで」

 

そう思った俺は近くにいた根本を捕まえ

 

「おい、根本。俺は急用を思い出した。今回の作戦の指揮はお前に任す。妙なことをしてみろ。お前の女装写真集を町中にばら撒くだけじゃなく、ネットにもアップさせるからな」

 

「な・・・!?それは脅しじゃ・・・!?」

 

根本は顔色を変えそういってきたが正直どうでもいい。それよりも今はあのバカだ・・・。

 

「ムッツリーニ。根本が妙な事をしないかよく監視しておけ!!」

 

「・・・わかった」

 

ムッツリーニにそう指示し明久のバカを追いかけるため俺は旅館から出た・・・

 

 

明久サイド

 

カブトゼクターに案内された場所に到着するとすぐにこの間のサナギのワームの大群とこの間の成虫体4体が現れた。

 

「前は油断したけど、今度は負けないよ!皆の命と僕たちの(社会的な意味での)未来を守るために!!」

 

そういって僕はカブトゼクターを手にし・・・

 

「変身!!」

 

<Henshin>

 

そう叫びマスクドフォームになりさらに同時に・・・

 

「キャストオフ!!」

 

<Cast Off>

 

すぐにライダーフォームに変えた。またはじけとんだ鎧の一部が5体ぐらいサナギ体にあたり爆発した。

 

<Change Beetle>

 

そして変わった瞬間、成虫体はクロックアップしたのか僕の目の前から消えた

 

「クロックアップ!!」

 

<Clock Up>

 

僕もクロックアップのスイッチを押して、超高速の世界の戦いが始まった

 

「おりゃっ!そりゃ!」

 

僕はパンチやキックで成虫体を殴ったりカブトクナイガンをクナイモードにして戦っていたが数と怪我のせいか苦戦を強いられていた。しかしこの勝負負けるわけにはいかない!!こうなったら一か八かの賭けだ!!

 

「どりゃっーーーーーーー!!!」

 

僕は渾身の力で成虫体をぶん殴りその反動で吹っ飛びさらにそいつの後ろにいた成虫体2体も巻き添えで倒れる。唯一巻き添えを食らわなかった成虫体の一体が「よくも仲間を!!」と思っているのか僕に向かって突進してきたがそれが僕の狙いだ!!

 

チャキンッ

 

僕はすぐにカブトクナイガンをガンモードにし向かってきた成虫体の腹にくっつけるように銃口を向ける。

 

 

「グオッ!?」

 

「まさか!?」と思ったのかそいつは一瞬硬直した

 

「これでも喰らえ!!」

 

そういって僕はガンモードにしたカブトクナイガンをそいつの腹に0距離で撃ちまくった。

 

「グオオオーーーー」

 

0距離で弾を喰らったせいか一体の成虫体はそんな咆哮をあげて爆発した。

 

<Clock Over>

 

それと同時にクロックアップも解けた。

 

「グオッ!?」

 

仲間がやられて動揺したのか残りの成虫体も動きが止まった。

 

「今だ!!」

 

そういって僕は残りの成虫体に止めをさすため・・・

 

<one、two、three>

 

ベルトのボタンを押しゼクターホーンを一旦左側に戻し

 

「ライダーキック!!」

 

そういって再び右側に戻した

 

<Rider kick>

 

そしてそんな電子音声が聞こえ僕の右足に力があふれその状態のまま彼らに回し蹴りをかまそうとした

 

「もらった!!」

 

僕は勝利を確信したそのとき

 

何体ものサナギ体が自らをかばうように成虫体の前に立ちはだかり彼らがライダーキックを受け爆発した。

 

「そんな!!?」

 

確実に決まったと思った僕の策が失敗しその隙を見たのか残った成虫体のワームは同時攻撃をし僕は3mぐらい吹っ飛んだ。

 

「うわーーーー!!」

 

僕はそんな悲鳴を上げ地面に落ちた。

 

「・・・くそっ!!」

 

僕はすぐに立ち上がろうとしたがもろに攻撃が喰らったのと怪我のせいかなかなか動くことができなかった。

 

「負けるわけには・・・」

 

それでも立ち上がろうとがんばろうとしたとき

 

がさがさっ!

 

「!」

 

突然横から音がして僕はそっちを見る。まさか初日の時と同じ仲間が・・・!?僕は警戒し音のしたほうを見る。

 

ばっ!

 

そして茂みから出てきたのは

 

「雄二・・・!?」

 

僕の悪友の雄二だった

 

「おい、明久!お前のその姿は何だ!?そしてあの怪物は何なんだよ!?」

 

雄二は怒りと混乱を混じった声で僕にそう問いかけた

 

 

 

雄二サイド

 

明久のバカを追いかけ旅館から出た俺はすぐに例のバカを見つけた。あのやろう、とっ捕まえて2、3発ぶん殴ってから部屋に戻してやる。そう思いながら俺は明久を追いかけた。

 

「しかしあいつの顔なんか慌ててたようだが、何を・・・・」

 

そして俺はそんなことも思っていた。もしかしてあいつ脅迫以上に大変なことに巻き込まれているのか?おれはそんな疑問を思っていたら、突然明久のバカは足を止めた。

 

「あのバカ、こんな森の中にとまって一体何を・・・」

 

俺は明久をぶん殴ろうとして歩き出そうとしたら、目の前に見えたものを見てとまった

 

「何だ!?あの怪物は!?」

 

そう、俺が見たものそれは地球に存在しない怪物だった。

 

明久!早く逃げろ!

 

俺は大声で明久に言おうとしたら突然明久は

 

「変身!!」

 

「キャストオフ!!」

 

といってその姿を変えた。その姿はまるでカブト虫だった

 

「何だ!?明久のあの姿は!?」

 

俺は数々の出来事に驚きを隠せなかった

 

 

とその瞬間、同じ体をした緑色の怪物とは異なった4体の怪物の姿が突然消えた。

 

「クロックアップ!!」

 

明久はそう叫んだ瞬間、明久の姿も消えた。

 

「どう・・・」

 

どうなっているんだ。俺はそう言おうとしたとき突然爆発のような炎が現れさっきの怪物の4体のうちの3体と明久の姿が現れた。あいつらが消える前にいた場所と今の場所、そして周りの場所の変化の様子を見て、俺は確信した。

 

「あいつら、まさか人間の予想を超える速さで戦っていたのか!?」

 

そんな現実離れしたことは実際はありえない。でもそうじゃなきゃこの矛盾に答えが出せない。としばらく考えていたら

 

「ライダーキック!!」

 

明久の大きな声で俺は我に返り再び戦いを見る。明久の右足にはとてつもない力があふれている。あれであいつらを蹴り上げ止めを刺すと言うのは俺でもわかった。しかし、何体もの緑色の怪物があの3体を守るように明久の前に立ちはだかり、明久の蹴りの餌食となった。

 

「そんな!!?」

 

さすがの明久も驚き隙ができたのか怪物は3体同時に明久に攻撃した。

 

「うわーーーー!!」

 

明久はそう悲鳴を上げ、俺の近くまでやってきた。もう我慢できん。俺はそう思うと、明久の近くにやってきて

 

「おい、明久!お前のその姿は何だ!?そしてあの怪物は何なんだよ!?」

 

明久に向かってこういった

 

 

明久サイド

 

僕はわからなかった。何で覗きに行っているはずの雄二がここにいるのか。そして何で僕のこの姿をみて雄二は僕だとわかったのか。

 

「本物の雄二?それともワームの擬態?」

 

僕は痛む体でそういった。

 

「ワームだがアームだが知らんがとりあえず一つだけ言っておく。お前が旅館から出たからお前を追いかけてきたんだよ!!とりあえず逃げるぞ!!明久!!」

 

雄二はそういって僕の肩を持つ。こいつが本物なのかワームなのかわからないが今逃げるのはとてもまずい

 

「だめ・・・だよ、雄二。今逃げたら・・・皆の命・・・が・・・」

 

だんだん痛みでしゃべりづらくなる。

 

「ばかやろう!!ここでお前が死んだら姫路や島田が悲しむだろ!!それでも逃げるのを拒むなら俺がお前に代わってあの化け物をぶっ飛ばしてやる」

 

雄二からそんな言葉が出たがそんなの無茶だ。だって敵は人間離れした力を持ってまだサナギ体3体、成虫体3体の計6体もいるのにいくら雄二が中学時代「悪鬼羅刹」の異名を持っていたとしても彼らには絶対に勝てない。

 

「やめ・・・て、雄・・・二、逃げ・・・て」

 

痛む体でそういうが雄二が無視するようにワームの軍団に向かっていった

 

「うおおおおおーーー!!」

 

ワームは実力の差がわかりきっているためほんの一ひねりで雄二を殺そうと腕を振り上げた

 

「雄二ーーーー!!!」

 

僕は無駄だと知りながら悪友の名を呼んだ。とその瞬間・・・

 

 

 

ワームの横から何かが横切ってワームに体当たりした。

 

 

 

突然のことでワームはバランスを崩し背中から転んだ

 

「今度は何だ!?」

 

雄二は何かの正体が気になったのか、足を止めた。何が起こったのか僕が注意深くその何かを見ると・・・

 

 

 

雄二の周りを飛ぶように蜂のような何かが現れた

 

 

 

あれは・・・

 

それを見て初めてZECTにきたあの日のことを思い出した

 

 

 

 

『ワームに対抗するために我々は5つのゼクターを完成させた』

 

『残りの4つは現在行方不明。彼らは自らを主へと決める人物を探すためいまもどこかにいる。』

 

『蜂をモチーフとしたザビーゼクター』

 

 

 

 

「もしかしてあれが・・・」

 

僕がそういうと・・・

 

「そう、あれがワームに対抗するためにZECTが開発した5つのゼクターの一つ。ザビーゼクターよ。」

 

そういって僕の後ろから岬さんが現れた。

 

 

雄二サイド

 

突然現れ、俺の周りをぶんぶん飛んでいる蜂もどきに俺は固まった。つかこいつは何だ?

 

俺がそう思っていると

 

「もしかしてあれが・・・」

 

仮面かぶっているからわからないが明久は何か知っているような顔をしていった。とその時

 

「そう、あれがワームに対抗するためにZECTが開発した5つのゼクターの一つ。ザビーゼクターよ。」

 

そういいながら森の奥からトランクケースらしきものを引きながら岬先生が現れた

 

「この付近でカブトゼクターとは異なったゼクターの反応があったと隊員から報告があったから調べてみたらザビーゼクターだったとはね。やはり社長が言った通り残りのゼクターは惹かれるように主を選ぶのかもしれないわね」

 

岬先生はそう言っていたが

 

「岬先生、あんたいったい・・・」

 

「詳しい話はあとよ、坂本君受け取って」

 

「うおっと!!」

 

そういうと岬先生はトランクを開け中からブレスレットのようなものをとり出し俺に向かって投げ、俺は何とかキャッチする

 

「それを左手首につけなさい」

 

岬先生がそう言ってきたので俺は言われたとおりにすると蜂もどきが俺の手の上で止まった

 

「それを・・・」

 

岬先生はこいつの使い方を教えようとしたけど

 

「心配ねえ、明久のやつを見たら大体わかった」

 

そういって俺は蜂もどきの頭を上にして・・・

 

「変身!!」

 

そう叫んだ。そして

 

<Henshin>

 

そんな電子音声が聞こえた瞬間俺の体は蜂の巣のような姿となった

 

「グオオォォォォーー」

 

緑色の異形は一瞬驚いたがすぐに我を取り戻し俺に向かってきたが

 

「おりゃああ!!」

 

俺は中学時代俺にケンカ売ってきた不良どもを蹴散らすように異形を殴ったりけったりした。ははははは、あの時の血が騒ぐぜ!!

 

「グオオォォォォーー」

 

俺が緑色の異形を蹴散らしていると後ろにいたリーダ格らしき3体の異形が叫んだ。おそらく「お前たちでは分が悪い。俺たちがやる」と言っているのだろうが・・・

 

「甘いわ!!」

 

俺はそう言うとブレスに手をかけた。多分明久のような状態にするには・・・

 

「こうか!?」

 

俺はそう言ったあと蜂もどきの羽を上げた後、それを内側に回転させた。とたん・・・

 

<Cast Off>

 

そんな電子音声が聞こえた瞬間俺の体の鎧がはじけ飛んだ。そしてはじけ飛んだ鎧は緑色の異形にもあたりそのまま爆発した。そして

 

<Change Wasp>

 

そんな電子音声が聞こえた瞬間俺の体は蜂のような姿となった

 

「グオオォォォォーー」

 

俺が姿を変えた瞬間残りの3体の異形は叫び目の前から消えた。おそらくあの規格外の速さで動いているだろう。俺もああいう風にするためには・・・

 

「こうか!?」

 

俺はそういってベルトのスイッチをスライドさせると

 

<Clock Up>

 

明久のと同じ電子音声が聞こえとたん目の前がビデオのスロー再生のような状態となった

 

「すげぇ」

 

俺は一瞬感動していたがすぐに我を取り戻すと目の前に3体の異形がいた

 

「グオオオオオオオオオーーーー」

 

やけになったのか異形どもは俺に向かって突撃したが

 

「甘いわ!!」

 

俺はそいつらを返り討ちにした。そして

 

「とどめだ」

 

俺はそう言うと蜂もどきの針の上部にあるフルスロットルを押した。とたん

 

<Rider Sting>

 

そんな電子音声が聞こえた瞬間、俺の左手に明久の右足のような力があふれてきた

 

「くらいやがれーーー!!!」

 

俺はそう叫ぶと異形の一体にボディブロー、一体に左ストレート、最後の一体にアッパーをぶちかました。直後・・・

 

<Clock Over>

 

そんな電子音声が聞こえさっきまで目の前がビデオのスローみたいだった状態が戻り同時に3体の異形は爆発した・・・

 

 

明久サイド

 

雄二がザビーとなりワームを全滅させたが今僕が分かることは一つ

 

「これ・・・で、みんな助かっ・・・・た。よか・・・・・」

 

そして僕の意識は闇にのまれた・・・

 

 

その後、覗きのほうはムッツリーニ達が無事成功したが見れたのは妖怪ババァ長の裸だった。これを聞いた僕と雄二はこう思った

 

『参加しなくてよかった』

 

でも学年の男子全員がその行為に協力したため、僕を除く全二年男子生徒が一週間の停学処分となった。雄二も最終日以外参加していたので同じ処分だった

 

しかし、結局犯人は見つからなかったのでこのまま黒歴史が増えてしまうと思ったら天は僕たちを見捨ててはいなかった。

 

実はあの時僕がいた部屋には岬さんによって盗聴器が仕掛けられてあった。「なんでそんなものがあったの?」と僕が岬さんに聞いたら・・・

 

「吉井君がZECTのことやワームのことを話そうとしたらすぐに私が部屋に入りみんなを外に出すためよ」

 

と言っていた。しかも小声すら簡単に拾える高性能であるためあの時の僕と雄二の小声による会話を聞いたため雄二たちの覗きを止めつつ裏でなんとZECTを動かして脅迫犯を探してくれたらしい。そしてZECTの調査の結果、真犯人がDクラスの清水さんだということが判明。

 

抜き打ちの持ち物検査という口実で彼女の荷物を調べた結果脅迫や盗撮の証拠がでて彼女の犯行だとみんなに露見。鉄人による取り調べ(これには同情する)の結果、彼女は

 

「お姉さまの裸を永久保存したかったのです。そして罪を吉井達にかぶせることでお姉さまを吉井から引き剥がしたかったのです」

 

といった。その後清水さんは2週間の停学と準観察処分者認定(次に問題を起こしたら観察処分者にするという意味らしい)という処罰を受けた。そして僕の脅迫写真はネガごと岬さんにもらった。かくして脅迫事件や覗き疑惑は影の功労者である岬さんの手によって解決したのだ。ありがとう岬さん。

 

余談だがムッツリーニが校内に盗聴器を仕掛けたことも聞かれたためその週の土日に岬さん指揮の元、清掃業者に扮したZECTのみなさんによって校内に仕掛けられた隠しカメラや盗聴器はすべて撤去させられた。これが原因でムッツリ商会はしばらく閉鎖。これを聞いたFクラスのみんなは血の涙を流した(僕も流した)。

 

次に雄二だが合宿の翌日、ZECTの本部に呼ばれ僕と同じ話をした後その日に雄二もZECTの一員となった。雄二が入った理由は3つあったらしい。

 

まず一つ目は清水さんから押収したプロポーズを録音したオリジナルと停学中に書かされる反省文の手回し。これらを条件に勧誘したらしい

 

残りの2つは雄二の個人的理由。その一つが「これ以上僕に良いとこ取りされるのはムカつく」らしい

 

そしてもう一つはZECTには社員寮があるということ。雄二曰く「社員寮にいれば翔子に襲われる心配がない」とのことらしい。田所さんに頼んで霧島さんにはZECTのことを教えてもらえるよう説得しようかな?

 

まあ、以上の3つが理由で雄二はZECTの一員となり雄二はザビーの力を100%使いこなすため停学の一週間を利用し訓練させられることになったのだ。雄二一週間後無事に会えることを願うよ・・・

 

そして僕は初日と最終日の怪我が原因で1週間の入院となり、現在・・・

 

「ちょっと明久君!!私が寝ている間にこっそり部屋を抜け出して前より悪化するなんてどういうことですか!!」

 

「申し訳ありません、姫路さん!?」

 

腕を組み怒り心頭で仁王立ちをしている姫路さんの前でベッドの絶賛土下座中だった

 

「姫路さん!!何でもいたしますからどうかお怒りをお沈めください」

 

その言葉が引き金となったのか姫路さんは

 

「なんでもですか?それじゃあ、来週の土曜日明久君のおごりで映画に行ってくれますか?」

 

「もちろんさ!!」

 

今の僕にとっては朝飯前だ!!FFF団に気づかれなきゃな・・・

 

「そして、次の日には私と二人っきりで如月ハイランドに行ってくれますか?もちろん明久君のおごりで・・・」

 

「はいもちろんです!!」

 

金銭的には大丈夫だけど、FFF団にばれたら僕の命的に危ないな

 

「それじゃあ、私は帰りますけど最後にもう一つ・・・」

 

「何姫路さん?」

 

「合宿の時でも言いましたけどいつか必ず本当のことを教えてくださいね」

 

「わかったよ。姫路さん」

 

そのいつかはあるかどうかわからないけど

 

「それじゃあ明久君。今度は学校で」

 

そういって姫路さんは病室から出たそして僕はベッドに寝転がると

 

「ごめん姫路さん。でもいつか必ず話すから・・・」

 

僕はそう言いながら窓の外を見た




雄二=ザビーにした理由は2つあります

まず1つ目はザビーの変身者はシャドウの指令者みたいなポジションになります。代表である雄二にはぴったりだと思ったからです。

2つ目にザビーは徒手格闘を主とします。ほとんどが拳が武器の雄二とぴったりです

この2つが理由で雄二=ザビーとしました

雄二=ガタックだと予想した皆さん、申し訳ありませんでした

では、今日はこれで

感想もお待ちしています

しかし、今回は長かったな~
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