GOD SPEED BAKA   作:アクアマン

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遅くなってすいません。そして今回の話でますます鉄人化け物説が上がりますが最初に言っておく!!鉄人はワームの擬態でもネイティブでもありません。彼は正真正銘ただの人間です!!


第80話

ナレーションサイド

 

体育館。そこには多くの生徒が避難していた。

 

「みんな、落ち着いて!!」

 

「クラス代表は点呼していない人がいないか確認し先生に伝えてください!!」

 

先生たちが生徒たちに落ち着かせ全員いるかの確認をとるがやはり彼らも焦っていた

 

「鉄人!!吉井達がいません!!」

 

「高橋先生!!代表と工藤さんと木下さんがいません!!」

 

そんななか、Fクラスの生徒とAクラスの生徒がそれぞれの担任にそんな報告を出した

 

「鉄人というな!!それより吉井達がいないというのは・・・」

 

「さっきから探しているんですがどこにもいなくてクラスのみんなもあんな様子です!!」

 

そう言って彼は鉄人にクラスの様子を見せた

 

『おい、木下や姫路がいないなんてどういうことだ?』

 

『わからない・・・。吉井達も来ていないしな・・・』

 

『もしかして逃げ遅れてあの化け物に・・・』

 

『いやもしかしてこの騒ぎの乗じて告白を・・・』

 

『それなら坂本も怪しいぞ。霧島さんもなぜかいないというし・・・』

 

『許さぬ吉井に坂本!!』

 

『異端審問会開廷だ!!』

 

『おおーーーーーー!!』

 

「いつもと変わらないように見えるのは俺だけか・・・」

 

この様子を見た鉄人は半ばあきれていた

 

とその時

 

ドッカーンッ!!

 

突然の爆音。それと同時に体育館の扉が壊れる

 

「な、なんだ!?」

 

生徒たちがざわつく中爆風の中現れたのは・・・

 

『やはり一般人どもはここか・・・。カブトたちの姿は見えないがまあいい・・・。あいつらを何人か殺せば騒ぎを聞いて現れるだろう・・・』

 

そう言ってカッシスワームが現れた。そしてそれを見た生徒たちが・・・

 

「うわーーーっ!!」

 

「化け物だーーー!!」

 

「いやだーーー!!死にたくないーーー!!」

 

「早く逃げろーーーー!!」

 

パニックになりカッシスワームが陣取る出口とは別の扉へ向かい蜘蛛の子散らすように逃げる。だが・・・

 

バアンッ!!

 

外へ通じる扉が次々と開かれ中から・・・

 

「シャーーーー・・・」

 

残ったワームが次々と現れる。そして彼らは生徒や生徒たちを囲んだ。そしてカッシスワームが彼らにこう指示した

 

『そこの規格外人間(鉄人)は私がやる。お前らは他をやれ』

 

さすがにサナギ体と言えどワームをKOさせた鉄人を警戒しているのかカッシスワームは鉄人の相手をしその隙にサナギ体のワームが生徒たちを殺す算段のようだ

 

「お前が今回のことの首謀者か・・・。」

 

鉄人が指を鳴らしながらカッシスワームに問う

 

『ああ・・・。ちょっとした個人的事情でな・・・。ここにいる人間を殺せばよかったんだがお前のような生身の人間に手下がやられるというのは誤算だったがな・・・。聞いたときは私も本当に耳を疑ったよ。だが・・・』

 

そう言ってカッシスワームは腕を構え・・・

 

『これなら規格外の貴様でも対抗できない・・・』

 

カッシスワームはそう言うとフリーズではなくただのクロックアップでその場から消えその腕で鉄人の息の根を止めようとした。だが・・・

 

「ふん!!」

 

ガシッ!!

 

『なに!?』

 

気配でカッシスワームの攻撃を呼んだのかクロックアップで移動しているカッシスワームの攻撃を素手で止めたのであった。これにはさすがに予想外なのかカッシスワームも驚いた。そして・・・

 

「シャーーー!?(生身の人間がカッシスワーム様の攻撃を止めた!?)」

 

「シャーーー!?(しかもクロックアップしている状態なのに!?)」

 

この光景に生徒たちを殺そうとしたサナギ体のワームは全員動きが止まる。そして当のカッシスワームは・・・

 

『貴様、絶対人間じゃないだろ!!』

 

いつもの冷静さはどこいったのか思いっきり動揺していた

 

「失礼な。俺のクラスはな授業中に気配を殺して脱走するやつらが全体の9割いるんでな。そいつらを根こそぎ捕まえるために日々のトレーニングは欠かさないんだ。」

 

『トレーニングで何とかなるものかよ!?てか授業を脱走するやつが全体の9割ってどんなクラスだよ!!』

 

作者注:鉄人と戦っているのは正真正銘カッシスワームです。口調がおかしいのはクロックアップした彼の動きを鉄人が見切ったことによる動揺でこんな口調になっています

 

「その中でも吉井と坂本というやつが最近逃げ足が速くなったのでなそいつらを捕まえるためにいつもの3倍のトレーニングをやっている」

 

『(この規格外の強さはそれが理由か。面倒なことをしてくれたなカブト!!それにザビー!!)』

 

このことを聞き別の意味でカブトとザビーに怒るカッシスワーム。だが鉄人の背後を見て冷静さを取り戻しカッシスワームは鉄人に言う・・・

 

『だ、だが貴様が私を抑えてもいいのか?お前らいつまで見ている!!さっさとやれ!!』

 

カッシスワームの一言によりサナギ体のワームは冷静さを取り戻し再び生徒たちを襲う。

 

「皆!!」

 

鉄人がカッシスワームを放り投げ生徒たちのもとへ向かおうとするが

 

『させるか!!』

 

受け身をとったのですぐに立ち上がり今度はフリーズで鉄人に攻撃をしようとした瞬間・・・

 

<Rider Sting>

 

<Rider Slash>

 

『はあ!!』

 

「シャーーーー!!」

 

突如聞こえた2つの電子音。その音と同時に一番最後尾にいたワームは次々と爆発した。そして・・・

 

「しゃあ!!なんとか間に合った!!」

 

「そうじゃのう!!」

 

中からザビーとサソードが現れた。そしてカッシスワームの後ろから・・・

 

<Hyper Blade>

 

一つの電子音声が聞こえた。同時にカッシスワームは後ろを振り向きながら電子音声とともに放たれた斬撃を腕でいなす

 

『不意打ちとは感心しないな。カブト・・・』

 

ワームがそう言った目先にはハイパーフォームとなったカブトがいた

 

「そちらこそ関係ない人たちを殺そうとするなんて、こちらはもう堪忍袋の緒が切れているんだよ・・・」

 

カブトも怒りながら返す

 

『ふん。切りたければ切るがいい。どうせ私の能力の前では手も足も出ないのだから』

 

「そう言っていられるのも今のうちだ!!てつ・・・じゃなかった。そこの人は危ないのであの人たちを守ってください!!」

 

危うくボロを言いかけたカブトは慌てて訂正しつつ鉄人に離れるよう指示を出す

 

「あ、ああ・・・(あいつ今俺のことを鉄人と言いかけなかったか?おまけにあの声どこかで聞いた気が・・・)」

 

そう思いながら鉄人は走り出す

 

「さあ、ショータイム第2幕だ!!」

 

そしてハイパーカブトVSカッシスワームの戦いが再び開始されたのであった




ワームですら(しかも幹部)Fクラスの生徒の授業態度に驚くとは恐るべしFクラス!!
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