姫路サイド
美波ちゃんと葉月ちゃんと一緒にショッピングに出かけた私は引ったくりにあい、その人を捕まえようとして追いかけ、そこで加賀美 新さんという人と出会いました
「へぇ~。加賀美さんは警察の人なんだ。」
「そっ。と言ってもこことは別のところで働いているけどな。」
「でもさっきの時は警察手帳を見せませんでしたよね?」
「ああ、あの時は見せるとちょっと厄介なことになりそうだったからな・・・」
「厄介なこと・・・?」
「ああ・・・。でもそれはこっちの話」
変わった人ですね?
「お兄ちゃんはどうしてここに?」
「ああ・・・。非番の日に知り合いに無理やり・・・、いや買い物に・・・」
一瞬変な言葉が聞こえた気が・・・
「そ、それより俺は初めてここに来たばかりでこの町のことを全く知らないんだ!!よかったら案内して!!」
加賀美さんがはぐらかすようにそんなことを言いました。
「(美波ちゃん、この人怪しいですよ)」
「(でも悪いやつには見えないわよ?)」
「(確かに・・・。でもワームの擬態ならつじつまが・・・)」
「(もしそうだとしても岬さん達は後処理で忙しいしアキたちを呼んだら余計に不審がられるわよ。何より葉月がいるからここは一応様子見ということで・・・)」
「(わかりました・・・)」
と美波ちゃんと小声で会話していたら・・・
「おーい。おいてくよ~」
「お姉ちゃん達、早く行くのです!!」
いつの間にか会計を終えて加賀美さんと葉月ちゃんが店のドアのところにいました
「あ、ちょっと待ってください!!」
「葉月も勝手に言っちゃダメでしょ!!」
私と美波ちゃんは慌てて2人の所に向かいました
それから何時間もたち私たちは加賀美さんと一緒に街を観光しました。でもその間加賀美さんが妙な動きをしないよう美波ちゃんと一緒に彼の動向を監視しましたが彼は妙な動きをしませんでした。
「(やはり気のせいでしょうか?)」
「(こうなったら奥の手よ!!)」
そう言って美波ちゃんはポケットから何かを出しました。それは・・・
「(この間土屋にもらった発信機兼盗聴器よ!!これを・・・)」
そう言って美波ちゃんはこっそり加賀美さんの近くに行き・・・
「加賀美さん、虫がついていますよ。取ってあげます」
そう言って美波ちゃんはこっそり彼の上着にそれを取り付けました
「ああ、ありがとう」
これでうまくいくでしょうか?
そして時間は立ち夕暮れ時となって・・・
「今日は君たちのおかげで楽しかったよ、ありがとう」
「どういたしまして」
「お兄ちゃん、またなのです!!」
「さようなら」
私たちは加賀美さんに別れの挨拶をすると加賀美さんは美波ちゃんの近くに行き・・・
「美波ちゃん。あの子は君の妹だったよね?」
「はい・・・。」
「姉としてあの子を守れよ。」
「はぁ・・・。」
何を言っているのでしょう?と疑問を浮かべていたら加賀美さんは私たちに近寄り・・・
「俺も昔弟がいたんだが、ある日殺されたんだ・・・。その後犯人は俺の知り合いが仇をとったんだがその時の俺は無力でしばらく元気をなくしていたんだ・・・」
加賀美さんの過去を聞いて私たちは驚きました
「だから姉である君があの子を守らなければならないだ、な?」
そう言って加賀美さんは美波ちゃんの肩に手を置いて笑いました
「じゃあな!!」
そう言って加賀美さんは去りました
「お兄ちゃん、さようなら~」
そして葉月ちゃんが背中をふっているその後ろでは
「やっぱり悪い人じゃなさそうな・・・」
「でもそれを利用したってあれ?」
そう言いながら美波ちゃんは何かの異変に気付いたのかさっき加賀美さんがふれた方の所を触り始めました。
「何よこれ・・・?よっと」
そういして美波ちゃんの方につけられたものをとるとそこには紙で包まれたなにかでした。そして美波ちゃんがその包みをとるとそこには・・・
「これ発信機!?」
それは美波ちゃんが加賀美さんに取り付けた発信機でした。そして私はもう一つあることに気づきました。それは・・・
「美波ちゃん、紙になんか書いてあります」
「えっ!?」
そう言いながら私たちは紙を見ると・・・
『もう二度とこんなもの仕掛けるなよ 加賀美』
加賀美さんからのメモにはそう書いていました
「あの人、いつこれに気づいたのでしょうか・・・?」
「いったい何者なの、あの人は・・・」
私たちはこのことに驚きながらただ固まるしかありませんでした
ナレーションサイド
とあるビルの屋上。そこに一人の青年、加賀美新が立っていた。そこに・・・
「よう、加賀美。どうだったか、この世界のガタックは?」
そう言いながら加賀美に問いかけるあの謎の青年。
「どうだったって・・・。今でも信じられないぜ、この世界のガタックは女の子って。実際お前から聞いたときは『はぁ!?』と思ったほどだったしさ。」
「だがこれがその世界の現実だ・・・。実際あの子は長期戦は難しいがそれなりに頑張っている。この世界のカブトを守るためにな・・・」
「ちょっと待って・・・。俺この世界のガタックってもしかして・・・。」
「なんだ、加賀美。気づかなかったのか?この世界のガタックは妹がいたほうではなく、あの桃色の髪の方だ」
「あの子がって嘘だろ!!」
「だが事実だ。お前よりはかなりがんばっているほうだしな・・・」
「俺をここへ無理やり連れてきたり今の言葉と言い相変わらずお前上から目線だな・・・。」
「ふん。それよりも時間だ。帰るぞ・・・」
「だから無理やり連れてきたくせにそんなこと言うな!!・・・!!」
そう言いながら加賀美と青年は緑色の閃光に包まれ消えていった
次回は学校再開。それによる一つの(ギャグ?的)トラブル・・・。どうなる!?
明久「あの人がカブトの正体が僕だと気づいたら、どうなることやら・・・!?」
はたして彼の運命は!!