明久サイド
あの事件から休学だった文月学園がようやく再開され学校へ登校する僕。ちなみにいつも遅刻ギリギリだが今日は早く学校へ来た。やはりわが身の防衛反応のおかげだろうか(貞操的な意味で・・・)
ほんと姉さんのおかげでしばらく部屋に籠りぱなっしだったよ、まったく・・・。とまあ僕が考え事をしていたら・・・
「・・・」
普段絶対に会わない人、僕のことを敵視するEクラス代表の中林さんに出会った。
「(ま、まずい・・・)」
もし彼女が僕にエンカウントしたらとてつもなく厄介なことになる・・・。ここはそっとFFF団をやり過ごすような隠密行動で通り抜けるしか・・・
「ちょっと吉井。」
はい、終わったーーーー!!こうなったら疾きこと風の如く(この間ゲームで知った)、ト○に追われるジェ○ーの如く!!疾風の速さで逃げる!!そう思い僕は逃走を図るが・・・
「ちょっと待ちなさい!!少し聞きたいことがあるだけよ!!」
「えっ!?」
あの中林さんが僕に聞きたいこと?いったい何が・・・?
「あんたと話すのは嫌だけど知っているかもしれないならたとえあんたでも聞くわ」
「で何を?」
「怪物が襲われたあの日、私は避難場所である体育館にクラスメイトと行こうとしたとき怪物に襲われたの。」
あのときか・・・
「もうだめ、と思ったらあの怪物を率いていたリーダー格の怪物を倒した赤いカブトムシのような男の人に助けられたの」
はい、それ僕です~
「そ、それで・・・?」
こういう展開、なんか嫌な予感しかしないのですが・・・
「あの赤いカブトムシのような人のこと何か知らない?」
やっぱりーーーー!!!!
「イ、イヤ。ボクハシラナイヨ・・・?」
後ろに冷や汗をかきながら僕は答える。
「なんか妙に落ち着きがないけど・・・」
「あ、そろそろ行かないと遅刻する!!それじゃあ!!」
そう誤魔化した後僕は逃げた。早くこの場から逃げるんだ!!
「あ、ちょ・・・」
なんか言っているが無視!!でもこれでますます正体を隠さなきゃいけないじゃないか・・・
そう思いながら学校へ行く僕であった
ナレーションサイド
「あ、ちょ・・・」
明久が誤魔化し逃げたがその行動は愚行だった・・・。なぜなら・・・
「吉井のあの態度。間違いない。あいつは何か知っている。」
中林に勘ぐられたからだ・・・
「吉井は敵だけど唯一の情報を掴むためよ!!そうよ。中林宏美!!こういうのを「墓穴に入らずんば虎児を得ず」と言うじゃない!!」
正しくは「虎穴に入らずんば虎児を得ず」だ
「うるさい!!」
お前が間違えなきゃいいだけだ
「とりあえず、イヤだけどしばらく吉井をつける必要がありそうね・・・」
どうやらいきなり波乱が待っていそうだ・・・
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の意味が知らない方のためにここで教えます。ざっくりいうと「思いきって危険を冒さなくては、大きな利益や成果を手に入れることはできないということ。」です。
最近忙しいせいか更新ができない月一更新になったらどうしよう・・・
W&恋姫も書こうかなと思っているのに・・・