GOD SPEED BAKA   作:アクアマン

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リアル+スランプ=執筆が進まない


第89話

中林サイド

 

あのカブトムシ男についてなにか重大なことを隠しているであろう吉井を尾行していたが逃げられてしまい私は帰路についていた

 

「ていうかさっきまではあいつが走ってまこうとしても見失わかったのに何であのときだけは見失ったのよ・・・。隠れる場所なんてどこにもなかったのに・・・」

 

何とか団に毎回追われているから足は速いのは認めるけど私をまくぐらいの速さじゃないはずなのに・・・。まるで誰の目にも見えないほどの速さで逃げたような・・・

 

「ってそんな漫画みたいな話じゃないわね。どうせあの角をまがった直後どっかの塀を飛び越えて隠れたに違いないわね」

 

何とか団に追われているぐらいだからあれぐらいあいつにとっては簡単だし・・・。

 

「明日からはその辺の塀も注意してあいつを見張って絶対あの人の詳細を聞き出すんだからね!!」

 

そうたとえ相手が吉井明久でもあの人のことを知っているならだれであろうと聞き出して・・・。そこまで思ったところで私の足は止まった

 

「でもどうして私はあの人のことを思うんだろう・・・。」

 

私ははじめは久保君に恋をしていた。でもその恋はあの吉井のせいでつぶされた。でも私は諦めずに久保君にアタックしようとした。でもあの日あの人に助けられてから胸のあたりがきゅんっとなった。それからだ私はあの人のことを思い始めあの人のことを知ろうとなったのは・・・。

 

「私はあの人に惚れている・・・?まっさかーーー!!」

 

その答えに行き着いたと同時に私は顔を赤くしながら首を横に振り再び歩き始めた。

 

「だってあの人初めて会ったはずなのに声は初めてという感じがしないし、その声を聞くとなんかムカムカするもん」

 

※中林さんは一度体育祭の頃でもカブトに会ってますがその時の記憶は消されてます

 

「なんだかまるであの人の正体が私の嫌いな人。たとえば吉井みたいな人とか~・・・」

 

私がそこまで言うとその足を再び止めた

 

「そういえばあの日吉井はいなかったよね・・・?あの人がいたとき避難場所にも吉井はいなかった。おまけに坂本達もいなかったし・・・。そしてあの怪物たちが退治されてあの人やその仲間(ザビー達)がいなくなったら吉井たちがひょっこり現れた・・・」

 

も、もしかしてあの人の正体は・・・

 

「ってそんなの偶然よ!!偶然!!なに考えているのよ私!!」

 

そんな漫画みたいな話あるわけない!!な~に変なことを考えているのかしら私!!早く帰って少し仮眠して宿題を・・・。そう思った私は家に帰ろうとしたその時

 

ドンッ!!

 

「キャッ!!」

 

突然何かにぶつかりしりもちをつく私。

 

「いたた・・・。すみません・・・。大丈夫ですか・・・?」

 

そういいながら私はぶつかったものを見ながら謝罪をしようとして固まった。なぜならそこには・・・

 

「・・・」

 

私自身が立っていたからだ。他人のそら似というレベルではない。まるで自分の目の前に鏡を置いたかのように寸分違わずの姿からだった。そうして私が固まっているともう一人の私は突然微笑むとその姿を変えた。あの時学校を襲った緑色の怪物の姿に。そして変わったと同時に急に赤くなりまるで脱皮をするかのごとくその姿を再び変えた。たとえるならそう・・・

 

「クワガタムシ・・・?」

 

『アリジコクよ』

 

怪物からそんな突込みが入るが私は気にしてはいられなかった。こいつの目的はあの日のことを考えれば難しくはない。そう、私を殺す・・・。そこまで考えた私はダッシュで逃げた。

 

『逃がすか・・・』

 

クワガタもといアリジゴク怪人は当然私を追いかける。けど私は死にたくない。だから生きたい決心でそいつから逃げる。そして近くにあった廃工場へ逃げ込みかくれた。

 

「はあはあ・・・」

 

かなりの距離を逃げたのか私の息は荒れていた。けど見つかるわけにはいかない。見つかったら殺される・・・

 

私は荒れている息を殺し身をひそめあいつが去るまで待った。だがあいつはここへあらわれる気配はなかった。あきらめてどっかへ行った・・・?

 

「た、助かった・・・」

 

私がそう安堵し立ち上がろうとしたその時

 

ズボッ!!

 

「キャッ!?」

 

突然私の足元に穴が出現し私は落ちかけた。でもすんでのところで穴のふちに手をかけたため何とか助かった。

 

『悪あがきはいけないわよ。その手を放しなさい』

 

そして穴の中からさっきの怪物が現れた。

 

「い・・・や」

 

私は踏ん張りながら穴から脱出しようとして頑張ったがなかなか脱出できない。まるでアリジコクの巣に落ちたアリみたいに・・・

 

『いつまでもつのかしら・・・』

 

怪物は余裕で私が力尽きて落ちるのを待っていた。死ぬわけにはいかない。だってあの人のことを私はまだ・・・。だけど私の手が限界に来たのか徐々に力尽きようとした。そしてその手が穴から落ちようとし観念し目をつぶったその時・・・

 

ダンダンッ!!

 

『ギャーーーー!!』

 

突然の銃声。それと同時に叫ぶ怪物の悲鳴。同時に私の手が離れて落ちる。だがその直後何かに腕をつかまれ空中で止まった感じがする。何事かと思い私は恐る恐る目を開けると・・・

 

「・・・」

 

「あ、あなたは・・・」

 

そこにはあの日怪物から助けてくれたあの赤いカブトムシの人がいたのだから・・・




クワガタ→アリジコクネタは顎つながりで決めました。特に深い意味はありません。彼女がEクラスだからできた芸当です。

しかし前書きの通りだと次はいつになるやら・・・
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