GOD SPEED BAKA   作:アクアマン

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なぜか常夏を弄んでしまうこの頃・・・


第92話

明久サイド

 

「はあっ!!」

 

突然始まった僕と常夏コンビとの戦いは僕のパンチで始まった。

 

「おらっ!!」

 

そのパンチを2人の変態は躱す。そして一人の変態は回し蹴りをもう一人の変態はストレートを・・・

 

「こういう時に変態というな!!」

 

「戦いのシーンが台無しになるだろうが!!」

 

失礼・・・。とりあえず回し蹴りとストレートを華麗にかわす僕。そして同時に・・・

 

「クロックアップ!!」

 

<Clock Up>

 

クロックアップで高速の世界に入る僕。だが・・・

 

『クロックアップ!!』

 

<<Clock Up>>

 

常夏コンビもクロックアップで高速の世界にはいった。

 

ガキンッ!!キンッ!!

 

高速の世界に入っても戦いの状況は変わらず形勢は互角だった。その飛び散る火花は高速の世界に入ってもその激しさを証明していた

 

そして・・・

 

<<<Clock Over>>>

 

3人同時にクロックアップが解ける。そして互いに睨めあいをきかせていた

 

「常村・・・」

 

「ああ・・・。あいつ前より強くなってやがる・・・」

 

常夏は僕の強さにぼやいていたが

 

「悪いけどクライマックスに入るよ!!」

 

そう叫ぶと僕はハイパーゼクターを手に持ち・・・

 

「ハイパーキャストオフ!!」

 

<Hyper Cast Off>

 

<Change Hyper Beetle>

 

ハイパーフォームに変身した。

 

「常村・・・」

 

「焦るな・・・。まだ早い・・・」

 

常夏はハイパーとなったこの姿に一瞬たじろいたがすぐに体勢を立て直し突っ込んだが・・・

 

「無駄だよ・・・。ハイパークロックアップ!!」

 

<Hyper Clock Up>

 

ハイパークロックアップで超高速の世界に入る。そして・・・

 

ザシュッ!!

 

『ガアッ!!』

 

パーフェクトゼクターの斬撃を常夏コンビに浴びせた。その斬撃をもろに喰らった常夏コンビは派手に倒れる。

 

<Hyper Clock Over>

 

「これで決まりだ・・・」

 

そしてハイパークロックアップを解いた僕は常夏にとどめを刺すべくパーフェクトゼクターにザビー、ドレイク、サソードゼクターを合体させた。そして・・・

 

<Kabuto Power>

 

<Thebee Power>

 

<Drake Power>

 

<Sasword Power>

 

<All Zector Combine>

 

<Maximum Hyper Typhoon>

 

「昆虫標本にして・・・」

 

そう言ってとどめの斬撃を与えようとしたその時

 

ザシュッ!!

 

「がぁ!!」

 

突然後ろからの攻撃を食らいその反動でパーフェクトゼクターを落とす。そして同時に・・・

 

「いまだ!!夏川!!」

 

「おうよ!!」

 

すぐさま常夏コンビがパーフェクトゼクターを取り押さえた。それはパーフェクトゼクターについている3つのゼクターを逃がさない形で・・・

 

「おら!!おとなしくしろ!!」

 

「暴れるな!!」

 

3つのゼクターは暴れるがとうとう観念したのか奴らの手中に落ちてしまった

 

「ぐ・・・。いったい何が・・・」

 

そして僕は痛みの原因を見るため後ろを振り向くと・・・

 

「久しぶりだね・・・。もう一人の僕・・・」

 

そこにはダークカブトがいた。

 

「てめえ・・・最初っから俺たちのゼクターが目的だったのか!!」

 

雄二が憎々しくダークカブトに言う

 

「そうだよ。君たち側にあるゼクターは5つ。そのうちの3つは今みたいにその武器に合体できる仕様・・・。ならその3つを合体させた状態でその武器を奪えば君たちの戦力は大幅に減少する。さらに今みたいに不意打ちで攻撃すればしばらくはまともに戦えない。すべて僕の作戦通り・・・」

 

ダークカブトは余裕そうに言うが・・・

 

「簡単に言ってくれるぜ・・・」

 

「こっちは危うく死にかけたんだからな・・・」

 

そしてパーフェクトゼクターを抑えた常夏コンビもダークカブトの近くに寄る

 

「ふん。お前らはそこでそれを抑えていろ・・・。彼は僕を殺す。どのみちそれを抑えた状態では戦えないだろうしね・・・」

 

「ああ・・・。」

 

「今でも気を抜くとこいつらが逃げ出そうとするからな・・・」

 

そう言ってダークカブトは僕に近づくがその時・・・

 

バッ!!

 

瑞希ちゃんが僕の前に現れ手を広げ守るように立ちはだかった

 

「待ってください!まだ・・・私がいます!!」

 

姫路サイド

 

明久君がダークカブトの不意打ちで満足に立てず坂本君たちのゼクターがとらえられている状況。だから今この状態を戦えるのは私しかいない。そう思った私はすぐに明久君の前に立ち偽物の明久君の前に立ちました

 

「どけ・・・。お前を殺す前に彼を殺さなきゃならないんだ・・・」

 

「そこをどきたければ私を倒してからにしてください!!お願いします、ガタックゼクター!!」

 

そういって私はガタックに変身しようとして手をあげましたけど・・・

 

『・・・・・・・』

 

なぜかガタックゼクターは来ませんでした

 

「え・・・。なんで・・・来てください!!お願いです!!」

 

私はそう言いながらガタックゼクターを呼びましたがゼクターは来ませんでした

 

「おい・・・。なんでガタックゼクターが・・・」

 

「資格者である姫路のもとに来ないのじゃ・・・」

 

「……ありえない」

 

「こんなこと一度もなかったのに・・・」

 

「そんな・・・」

 

もしかして私はもう資格者じゃない・・・。そう思った私は絶望し膝をつきました

 

「ははははは!!これは思わぬ幸運!!最後の戦力はなぜか来ない。運は僕らに向いてきている!!

よし決めた!!この気分を祝して2人同時に殺してやるよ!!」

 

そう言ってダークカブトは剣を私たちに振りかぶりました。そしてその剣が私たちに当たる瞬間・・・

 

バシンッ!!

 

ダークカブトの横から何かが現れ彼の手をはじきました。それは・・・

 

「ガタックゼクター!!」

 

ようやく現れたガタックゼクターに一瞬安堵のため息を吐き私はガタックに変身しようとしましたが・・・

 

ブオンッ!!

 

ガタックゼクターは私の手に収まらず彼らの前を突進してきました。

 

「こらーーーー!!何突進しているのよ!!瑞希のピンチなのよ!!早く瑞希をガタックに・・・」

 

美波ちゃんがガタックゼクターに文句を言っていますがガタックゼクターは聞く耳を持っていないのかそのままダークカブトの横を通り抜け先輩たちに突進し・・・

 

「うお・・・」

 

「あぶね!!」

 

その突進をかわしましたがこれで一瞬隙ができたのか

 

ブオンッ!!

 

ザビーゼクターたちが彼らの手から逃げ出しました。

 

「しまった!?」

 

そしてこのことに気づいたときはもう3つのゼクターは坂本君たちの前にいました

 

「へ・・・。これで・・・」

 

「……俺たちも」

 

「暴れられるからのう」

 

そして坂本君たちはゼクターを構えると・・・

 

『変身!!』

 

<<<Henshin>>>

 

ザビー、ドレイク、サソードに変身をしダークカブトの前に立ちはだかりました

 

「ふん・・・。形勢が戻ったところで所詮は変わらない・・・。失敗対策も施しているからな・・・」

 

「負け惜しみはかっこ悪いぜ」

 

「……退くかやられるかお前らに残された道はそれしかない」

 

「そうじゃ・・・」

 

「みんな・・・。ありがとう。おかげで少しだけど回復できた」

 

そう言ってふらふらになりながらも明久君も前線に立ちました

 

「立てたのは感心するよ。でもその状態だとハイパークロックアップはできない。だから・・・」

 

そう言ってダークカブトは・・・

 

パチンッ

 

指を鳴らすと

 

ドガシャッ!!

 

『シャーーー・・・』

 

どこからかワームの大群が現れました。

 

「なッ!?」

 

「……いつの間に!?」

 

「この数はきついのう・・・」

 

「これは反則的だよ・・・」

 

明久君たちも苦い顔を浮かべていますが確かにこれはきついです・・・

 

「僕と大量の部下、それとおまけの2人に対し、君たちは一人がなぜか変身ができずもう一人の僕は先のダメージでその姿の本来の力を発揮できない。まともに戦えるのは君たち3人。この状況チェックメイトというやつだね」

 

「だな・・・。って誰がおまけだ!!」

 

「てめえも吉井達と同じでひどいな、こら!!」

 

「文句があるなら行動で示せ。行動で手柄を立てたらおまけ発言は取り消すよ」

 

「吉井と姿は似ているが気が利くことを言うな・・・」

 

「なら遠慮なく・・・」

 

そう言って先輩たちも戦闘隊形をとりました

 

「……雄二作戦は・・・」

 

「姫路はなぜか変身はできぬ。明久はほぼサポートに当たるからのう・・・」

 

「悪いがこの状況じゃうまくいく作戦が全く見つからない・・・。翔子。岬先生への連絡は・・・?」

 

「…したけど応援が来るまで時間がかかるって」

 

「ちっ・・・。このままいくしかないのかよ!!」

 

坂本君が憎々しげに言葉を吐いたと同時に

 

「さあ、お前ら。一気に攻めろ!!」

 

『シャーーーーー!!』

 

ダークカブトの号令と同時にワームの大群が攻撃が始まりました

 

「畜生!!こうなったら一か八か特攻で行くぞ」

 

「……了解」

 

「明久はサポートしながら回復に専念するのじゃ」

 

そう言って坂本君たちも向かっていきましたが

 

「ははははは!!君たちの人数でこの状況を打破するのは不可能!!この勝負僕たちの勝ちは確実・・・」

 

ダークカブトが勝利を確信したその時

 

シュルルルルッ!! トスッ!!

 

『!?』

 

突然坂本君たちとワームとの間に何かが現れ突き刺さり動きを止める双方。いったい何事かと思いそれの正体を見ると・・・

 

「割りばし・・・?」

 

明久サイド

 

どこからか突然現れた割りばしに僕は首を傾げた。

 

「あれは割りばしだよな・・・」

 

「どうして割り箸が・・・」

 

「意味が分からぬ・・・」

 

雄二たちも首を傾げたその時

 

「やれやれ・・・。世界は違えど卑怯な手は同じか・・・」

 

そう言いながらこちらへ歩いてくる影。それは・・・

 

「あのときのラーメン屋さん・・・」

 

あの日乃木怜治の力に絶望していた僕たちに元気をつけるきっかけを与えてくれたあの人でした。

 

「ふん、何者かは知らんが言っていろ。貴様ごときが我らにかなうわけはないのだから・・・」

 

ダークカブトは余裕そうに男の人にそう言い放つが・・・

 

「おばあちゃんは言っていた・・・。この世にまずい飯屋と悪の栄えたためしはない・・・。お前らがいくら言おうがこの世界はお前たちの物にはならない・・・」

 

この人の言葉に・・・

 

「力を持たない人間が・・・。お前らあいつをやれ・・・」

 

ダークカブトがあの男の人を殺そうと部下のワームにそう告げると3体のワームが男の人のもとに向かっていきました。

 

「いけません!!早く逃げてください!!」

 

「なに、ワーム相手に喧嘩売るんだよ!!早く逃げろ!!」

 

雄二たちも男の人に逃げるよう叫ぶと・・・

 

「逃げる?俺がなぜ逃げなきゃならない?」

 

そう言いながら余裕そうにワームに向かって前進する男の人

 

「あの者まさか戦う気なのか!?」

 

「……無謀!!」

 

この状況僕らは驚くけど早くしないとあの人が・・・!!そう思った僕は痛む体であの人を助けようと走り出そうとした。だがその時・・・

 

ブゥゥゥゥン!! ドカッ!!

 

『シャアアアーーーー!!』

 

突然何かがワームの横から現れ、倒れるワーム。そしてそれは男の人の手に収まった。そしてその正体を見て僕らは驚いた。いや驚かざるを得なかった。だってそれはここに存在するわけのないもの・・・。それは・・・

 

「カブトゼクター・・・?」

 

「おい、嘘だろ・・・!!なんであの男がカブトゼクターを持っているんだよ!!」

 

「……カブトゼクターは明久の物のはず」

 

「しかも今も明久がしっかり持っている!!」

 

秀吉の言う通り僕のカブトゼクターは現在進行形で僕のベルトにはまっていたのだから・・・

 

「もう一人の僕が持っているはずのカブトゼクターが貴様が持っているということは貴様はあの時の・・・!!貴様は何者だ!?」

 

ダークカブトが憎々しく男の人に問いかける。と男の人は・・・

 

「おばあちゃんは言っていた・・・。天の道を往き、総てを司る男・・・、俺の名は・・・」

 

そう言いながらカブトゼクターを持った腕を天にあげ・・・

 

「天道総司だ・・・。変身・・・」

 

<Henshin>

 

男の人いや天道総司という人はそう言うと同時にその姿を僕と同じカブトへと姿を変えるのであった




ついに登場、天道さん!!さあ物語は加速しますよ!!

PS.なぜかガッタクに変身できない姫路さん。実は理由があるのですよ・・・。前回も伏線を・・・。
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