俺は、この夢を見ると、巻き戻される   作:とろろ芋

1 / 1
第1話

 (これから、「」の前に話している、奴の名前を置くね。分かりやすいでしょ。)

 

 

 

 やれやれ、やっと登校の準備が整った。

 時計を見ると、7:26分だった。家から、学校までそんなに遠くない。せいぜい、歩いて、 20分位だったけ。まぁそんくらいだ。

 

南「さて、そんじゃ学校行きますか。」

 

広「ああ、行くか。」

 

南「行ってきまーす!」

 

広「行ってきます。」

 

 家の外に出た途端、南のテンションが上がった。

 

南「わぁ~、青いよ空が。白いよ雲が。」

 

広「当たり前だろ。ほら車が来るから、後ろ向きで歩くな。」

 

南「はぁ~い。」

 

 何か、初めて外に出た子供みたいな反応だ。

 途中まで何も無かったが、あと学校まで半分位の所で1人の友達と会った。

 

?「お、久しぶりじゃねーか広夢。」

 

広「おう、楓。」

 

 コイツは「新橋 楓」幼稚園からの幼なじみだ。

 

楓「と、誰だ?コイツ。もしかして広夢、春休みの間に彼女を作ったのか!?」

 

広「ちがう!コイツは、音石 南っていう、新しい転校生だ。」

 

楓「音石 南か、宜しくな。俺は、新橋 楓って言うんだぜ。」

 「所で、どうして新しい転校生とお前が一緒に登校してんだ?」

 

 ヤベッ、コイツそんなに敏感だっけ?もう少し、鈍感だったような。

 まぁ、そんな事はどうでもいい。早くも気ずかれそうだ。

 最悪、南が何も言わないからいいが、どうしたものか。

 

南「私と、広夢は親戚同士って繋がりよ、楓くん。この辺の事が分からないから、広夢と登校 しているの。分かった?」

 

楓「あぁ、そう言う事か。」

 

 何かを分かったようだ。これ以上聞いてきたりは、しなかった。やはり、いい奴だ。

 

楓「他にも、分からない事があれば俺にも聞いてくれよな。南さん。」

 

南「ありがと。分かったよ。宜しくね、これから。」

 

 そして、三人で無事に学校に着いた。そして、始業式が終わって遂に、クラスに南が来る。

 クラスの生徒が、みんなザワついている。そして、先生と一緒に南が入って来た。

 

先「はい、オメーら静かに。転校生が女子だからって、ザワつくんじゃないよ。」

 「じゃ、まず自己紹介から。」

 

南「はい、おはようございます。私は、音石 南といいます。」

 

 「おぉ~」とクラス男子が声を上げる。

 

南「私は、父の都合のためここに引っ越して来ました。まだ、この辺の事が分からないので  色々教えてくれると嬉しいです。」

 「早く、皆と仲良くなりたいです。宜しくお願いします。」

 

先「はい、騒げ男女構わず、さぁ早く!」

 

 「ワァー」と拍手の雨嵐、凄い盛り上がり具合だ。これには、南も驚いている。

 まず、第一に、男子生徒の質問攻めから。「どこから来たの?」や「好きな食べ物は?」な どの典型的な質問の他、「どこに住んでるの?」という質問が多数あった。

 あれ、ヤバくね?これで南が「広夢と同じ所。」とか言ったら、ヤバい色々。

 

南「えっと、それは~、」

 

 南が困っている。しかし、男子生徒が邪魔でどうも出来ない、と思った時。

 

楓「おい、男子逹。質問攻めは酷いじゃないか。南さんが困っているぞ。」

 

 ナイス楓!本当お前いい奴だ。何とか、楓の助けもあり南への質問攻めは終了した、はずだった。

 質問攻めはまだ、終わっていなかった。そう、男子が終われば次は女子。

  

楓「えっ?」

 

 楓が質問に来た女子に押し飛ばされた。

 

楓「ぐはぁっ!み、みぞおちに入った!」

 

 ちょうど、女子の肘が楓のみぞおちに入ったようだ。可愛そうに。

 そして、同時にこちらに(もう無理)の合図を出した。

 

広「もう、終わりだ。」

 

 そう思った時、コンコンッと教室の扉をノックする音が聞こえた。

 

?「音石 南さん、ちょっと来てくれるかな?」

 

 あれは、教頭先生だ。安形 響という名前で、少し怖いというか静かな先生だ。

 南に何の用だろう。

 

南「あっ、はい。」

 

 南は、教頭先生に付いていった。

 

広「大事な話か、何かかな?」

 

             ----------------------

 

南「どうしました?」

 

 南は、校長室に連れていかれた。だけど、校長先生はいなかった。

 

教「音石 南さん、あなたは河石 広夢君の家に住んでいますね?」

 

南「えっ?な、なんでそれを?」

                   · · ·

教「という事は、住んでいるんですね、やはり。」

                  

南「やはり?どういう事ですか?やはりとは。」

 

教「教えてあげましょう。」

 

 教頭先生は、ニヤッと笑った。

        · · · · ·            · · · · · ·

教「あなたは、とある事情があって広夢君の家にきましたね、時の世界から。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。