問題児たちと一緒にただのオッサンも来るそうですよ? 作:ちゃるもん
粗捜しが沢山来て軽く心が折れかけましたが私は元気です。
やっぱ、設定がキチンとしているのをどうこうする技量はちゃるもんにはないようです(´・ω・`)
では、どうぞ。
「同族……嫌悪?」
「ええ。同じ復讐の心を持つはずなのに、ただ諦めてうじうじして取り敢えず動いてみる。まるで、私達の事を馬鹿にしているようで……」
「そこまで行くと理不尽どころの話ではないな」
「理不尽結構。こっちは元とは言え魔王よ? 自分の好きに出来ないものは捩じ伏せる。目障りなものは踏み潰す。気に入らない物は叩き壊すだけよ」
ペストはサラの頭を掴み上げる。見た目10歳程度の少女とは思えないその剛力。以前の、竜角を失う前であればどうとでも出来た。そう確信できる。しかし、竜角は既にこの〝アンダーウッド〟を守る為に捧げた。
「あははははっ! 竜角を失って腕力すら無くなったのね!」
「私を……殺せば気が済むのか?」
「はぁ?」
「私を、殺せば気が済むのかと聞いている」
「はぁ……つまらないわね貴女」
ギリギリと、ペストの心情を写すが如くその手に掛けられる力が強まる。サラは歯を食いしばり声を上げまいとペストを睨み付け、なんとか言葉を紡ぐ。
「つまらない……ああ、つまらなくて結構だ。この命を! 〝アンダーウッド〟を救ってくれた男の為にもう一度死ぬ事が許されるのであればそれは快挙ですらある!」
「……あっそ。なら、お望みどおり……ッチ、勘づかれた」
ペストの腕から力が抜け、ペストを支えていた黒い風も霧散した。先程の台詞から、ペストの使役者であるジンの力が干渉したのだろう。
「あーあー……さっさと潰しちゃえばよかったかしら」
「……お前には仲間は居なかったのか」
「なに? また吊るされたいの? もしかしてマゾかしら」
「いやなに、仲間がいればここまでひねくれなかったのかと思ってな」
「嫌味が言える程度にはまだ元気なのね。やっぱり頑丈な種族ね貴女達。
にしても、仲間……仲間ねぇ……駒なら居たけど、仲間なんて居なかったわ。私達も仲間という訳では無いし。
はぁ……こんなマゾを悦ばせただけで終わったなんて……今の私だと人間1人も殺せないだろうし。はぁ……無駄な時間だったわ」
ペストは頭を抑え立ち上がるサラを一瞥し、鼻で笑った後にその場を去っていった。
「助かった……か……。ここまで弱くなっているとは。一時は装具に頼るしか他無いか」
アイタタと壁に手を当て、ゆっくりと立ち上がる。取り敢えずは撃退出来たようだが、毎度毎度今回のように事が上手く進む訳ではない。
サラ自身の強化もそうだが、義仁を死なないようにもしなければならない。不死鳥関係の物でも持たせておけばいいのだろうが……等とぶつぶつ頭を悩ませながら、その場を後にするサラだった。
お読みいただきありがとうございます。
粗捜しはやめちくり〜(ぶっちゃけ設定ガバガバなんで指摘してくれること自体はとても有難いので今後ともよろしくお願いしますの)
まあ、ちょこちょこ修正して行けたらなと思っとります。
では、また次回〜