問題児たちと一緒にただのオッサンも来るそうですよ?   作:ちゃるもん

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投稿です。

……す、進んではいるから……原作には入ってるから……:(´◦ω◦`):ガクブル

では、どうぞ。


第59話 助けて

 巨龍との戦いから半月が経過した。

 〝ノーネーム〟の面々も穏やかな日々の中で個々の活動に専念し始めている。

 

 巨龍の襲撃によって延期となった〝アンダーウッド〟の収穫祭だったが、有志の援助と〝サウザンドアイズ〟の手広い広報により再開の目処も早い目途で立てることが出来た。

 

 南側に新たな〝階層支配者〟が誕生することを正式に発表することで、多くのコミュニティへ集客を図ったのだ。魔王の撃退という実績と功績を得た〝龍角を持つ鷲獅子〟連盟は、多くのコミュニティに着任を歓迎されるだろう。

 

 それと同時に〝ウィル・オ・ウィスプ〟と〝ノーネーム〟の2つのコミュニティもまた、魔王撃退の名誉と社会的な信頼を得ることに成功していた。

 

(サラさん……感謝はしています。していますよもちろん。組織の存在を記す象徴がない〝名無し〟の私たちに気を遣って、広報に手を貸してくれたのも)

 

 〝ノーネーム〟には組織の存在を記す象徴がない。どんなに大きな功績をあげようとも、その存在が認知されにくい立場にある。連盟の議長であるサラはそれを気遣い、招待状の文明に〝ノーネーム〟の功績を載せてくれたのだ。

 

(収穫祭。それに〝ノーネーム〟全員を招待してくれたのにも感謝してますよ。わざわざ子供たちも来られるように〝龍角を持つ鷲獅子〟連盟から警備を回してくれることなんか、感謝しきれません。みんなもそれが嬉しくて本拠の大掃除を始める程でしたから)

 

 当然ながら、これは破格の待遇である。名前を失い、象徴もない。そんな有象無象の集まりとさえ言われる〝ノーネーム〟。そんなその他大勢である筈の〝ノーネーム〟が招待される側になったのだ。歴史を変えたと言っても過言ではない。

 

(ええ、ええ……感謝してもしきれませんよ、本当に。だからと言って……なんでこんな事をしたんですか……)

 

 サラがやったのは大きく2つ。1つは〝ノーネーム〟の功績公布。もう1つは〝ノーネーム〟全員の収穫祭への招待。

 

 そして、サラと白夜叉が軽い悪戯で行った……木島義仁の講演会。

 

 場所は〝アンダーウッド〟十六夜達よりも一足先に戻ってきた義仁を待っていたのは広大な荒地。土は硬く、掘り返すのにも一苦労する場所に小さな高台。そこに立つは〝ノーネーム〟の影の立役者である木島義仁。視線を下げれば100は下らない老若男女。遠巻きに笑い合っているはサラ=ドルドレイクと義仁のスポンサーである白夜叉……今しがた白夜叉だけ何処かへと行ってしまった。

 

(仲いいんですね2人とも……)

 

 助けてくれと、念を送ってみるも返ってくるのは意地の悪い笑と振られる手ばかり。

 

 視線をどこかへ逃がそうにも何処を見ても人がいる。キラキラとした羨望の眼差しが義仁を照らしていく。一体どんな宣伝をされてしまったのか。軽い絶望を抱えながら、義仁は心の中で小さく呟いた。

 

(助けて……十六夜くん……)

 




お読み頂きありがとうございます。

進んでないし、原作と関係ないじゃんって?
……ま、まだ微妙に収穫祭前だから:(´◦ω◦`):ガクブル
黒うさぎ拉致前だからセーフセーフ((((;゚Д゚))))
てか、よくよく考えると5巻って導入難しい事に気付く。

FGOでログインしてない人を消したらフレンドが一気に減った……
そのうちFGOの小説も書きたいものです。
あ、フレンドTwitterにて募集してますので、よろしければ。

では、また次回〜
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