問題児たちと一緒にただのオッサンも来るそうですよ? 作:ちゃるもん
あんだけ引っ張ってこれだよ(_òωó)_バァン
ごめんて……(´・ω・`)
なんか、ほんと謝ってばっかだなぁ(´・ω・`)
では、どうぞ。
黒ウサギの肩を借り、レーススタート地点までやってきた義仁達。表彰も閉会式も既に終わり、会場は片付けをしているスタッフばかりがいた。そんな中で水面に座っているヒッポカンプと、それを囲う耀達の姿があった。
耀達も義仁達が来たことに気付きお手上げだと両手を上げた。対するヒッポカンプはと言うと、飼い主を見つけた犬のように眩しい瞳で義仁を見上げていた。一体どっちが本当の主人なのかわかんねぇなこりゃ。とは、十六夜の言葉である。
「……義仁さん。怪我、もう大丈夫なの」
「一応はね」
その言葉に取り敢えずはと胸を撫で下ろす耀達。しかし、肩を借り支えられている状態でそのようなことを言われてもただの強がりにしか見えない。だが、それもまたいつもの事かと諦めた。
「何が一応はだ。さっきまで死にかけで、今も支えて貰えないと歩けないやつがよく言うぜ」
「それは十六夜くんも言えるんとちゃうんかなー」
「俺は一人で歩けるからいいんだよ」
ひねくれた様に言い放つ十六夜。それは彼なりの小言で、心配している事は容易に想像出来る。
さて、問題は……。と、義仁はヒッポカンプを見る。ジンとリリは軽く放心しているが、それは彼には見えていないようだ。
ヒッポカンプは義仁が近付くと同時に頭を垂れた。黒ウサギと耀は疲れた顔で、蛟劉は困ったように笑った。義仁はヒッポカンプの言葉が分からないので、三人が何故そのような表情浮かべるのかが分からない。が、珍しく察しは付いており、耀の翻訳で予想が的中した。
「……えっ、と。忠誠を……だって」
予想できたとはいえいざ言われてみるとどうすればいいのか分からない物で、困った笑いが浮かんでくる。思わず翻訳してくれた耀に聞き返してしまった。
「……どうしよっか」
「……私に聞かれても」
そりゃそうだとヒッポカンプに再び向き合う。取り敢えず素直に言ってみようと口を開く。
「あー、えっと……。蛟劉さんが困るみたいだから、一緒には行けない、かな?」
取り敢えず言ってみたが、罪悪感が湧いてきてしまう。それ程にしゅんとしているのが言葉が分からないなりにもひしひしと伝わってくる。
「気持ちは嬉しいんだけど。こればっかりはどうしてもね。また、蛟劉さんとお会いする機会があれば背に乗せてくれると嬉しいかな」
すると、耀と黒ウサギが同時に声を上げた。何事かと思ったら、どうやら耀達の説得での頑固さが嘘のように引いたようだ。
「……分かったって。私の苦労ってなんだんだったんだろ」
ともあれ、問題は解決した。蛟劉がヒッポカンプとなにやら揉めているもののそれは当人達の問題だろうと見て見ぬふり。
黒ウサギからレースの結果の話を聞く、義仁は無事ゴールできた上に第二位だと知り驚いたが、これは良い報告ができると笑を零した。
「黒ウサギさん。少し連れて行って欲しい所が……」
「はい? どこへでしょう」
「少し、サラさんに聞きたいことが。お願いできますか」
「それぐらいでしたら幾らでも。サラ様は……まあ、適当に居そうな所を合ったって行きましょうか」
お願いしますと、黒ウサギに両手で抱えられる。十六夜に伝言を残し会場から跳び立った。
お読み頂きありがとうございます。
名前すら出てこない飛鳥ちゃん……たまげたなぁ
1話だけ飛鳥ちゃんメインのやつ書こうかな……おっさんと関わらない理由みたいな……
あと、地味にお気に入りが増えてきておっさんを虐めにくゲブンゲフン
いやぁ!おっさん頑張るなぁ!!
でほ、また次回〜