陣内これくしょん~陣内鎮守府の日常~   作:夜間飛行

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番外編です。
ここでは作者が本編の芸人とは別の芸人で面白いと思ったネタをやります。

暇なときに見てください。

あと今回はじめて提督が出演します。


番外編
ヒーロー


天龍「おーい!木曽!」

 

木曽「天龍。どうした今日は?」

 

天龍「いやぁお前に見せたいものがあってな!」

 

木曽「なんだよ。見せたいものって」

 

1枚のDVDを取り出す天龍

 

木曽「DVD?ああ!あれか!艦娘のPR映像か!確かお前が監督をやることになったんだっけか?」

 

天龍「そうだ!その映像がようやく完成したんだよ!」

 

木曽「ほー。それでどんなのにしたんだ?」

 

天龍「ヒーロー物だ。ちなみに主演は電だ」

 

木曽「珍しいな。お前ヒーロー物好きだから率先して主役やりそうな気がするのに」

 

天龍「監督と主演って両立するのって難しいなって思ったんだ。だから監督に徹することにした!」

 

木曽「まぁ確かにな。ところでなんでヒーロー物なんだ?」

 

天龍「いやさぁ、世間の俺たちの評判ってあんま良くないだろ?そこでさ、人気の出るヒーローの秘訣って何かって俺は考えたんだわ」

 

木曽「人気の出るヒーローの秘訣?何だよ」

 

天龍「スパイダーマンとバットマンっているだろ。あれって要はクモとコウモリだろ?だから嫌われ者をヒーローにすると人気が出るって結論が出たんだ」

 

木曽「ちょっと待て。イメージアップを図りたいんだよな?」

 

天龍「ああ、そうだぜ?」

 

木曽「嫌われちゃダメだろじゃあ」

 

天龍「まぁ、そうなんだがな!まあ出来はいいほうなんだ。とりあえずこれから一緒に見ようぜ!」

 

木曽「ったく、わかったよ」

 

木曽は疑問を抱きながらもDVDを見るために天龍の部屋へと向かった。

 

天龍「じゃあ、入れるぜ」

 

DVD挿入

 

木曽「そういえばまだタイトル聞いてなかったな。どんなタイトルだ?」

 

天龍「これから出る」

 

パンパカパーン

 

『犯罪者マン』

 

ピッ 一時停止

 

木曽「ちょっと待て!これは無理あるだろ!第一なんで艦娘をヒーローにしない!?」

 

天龍「艦娘がそのままヒーローやるってのも詰まんねぇなと思っちまってな!まぁ続き見ようぜ」

 

ピッ 再生

 

電『私は犯罪者マンの1人!「強盗マン」!』

 

木曽「すげぇ役やってんなぁ」

 

電『今日も悪の宝石店と戦うのです!』

 

ピッ 一時停止

 

木曽「敵深海棲艦じゃねぇのかよ!」

 

天龍「いや、深海棲艦だぞ?」

 

木曽「『悪の宝石店』って言ってたぞ?そもそも何だ!?『悪の宝石店』って!!」

 

天龍「いやだから、深海棲艦の経営する宝石店ってこと」

 

木曽「めんどくせぇ設定だなオイ!」

 

ピッ 再生

 

電『今助けてあげるのです!金品!』

 

木曽「盗みだからなコレ!」

 

電『セコムバスター!!』

 

ガシャーン!

 

木曽「ガラス割った」

 

電『ピットイン!』

 

木曽「クソダセェな」

 

電『大変なのです!リ級に囲まれちゃったのです!』

 

木曽「うわ、こっからどうすんの?」

 

?『ここは俺に任せとけよ!』

 

木曽「誰だ?」

 

電『痴漢マン(司令官)!』

 

木曽「痴漢マン!?そんな奴いんの!?」

 

提督『俺は別にお前のことを助けたいわけじゃないぜ?俺はただ女性の体触りたいだけ』

 

木曽「最低だなこいつ」

 

電『だけど!あなたを置いていくことはできないのです!敵も味方も助けたいのです!』

 

提督『馬鹿野郎!俺の手が持っているうちに早く!』

 

リ級の胸を揉みしだく提督

 

ピッ 一時停止

 

木曽「何揉みしだいてくれてんだオイ!!っていうか提督何やってんだあいつは!!」

 

天龍「提督に役の説明したらすぐに快諾したぞ」

 

木曽「後で長門さんに頼んでスリーパーホールドで絞めてもらうか」

 

ピッ 再生

 

電『かたじけないのです!ここが大金庫ですか。だけど私一人の力では開けることができないのです』

 

?『私たちを使え(デース)!』

 

木曽「今度は誰?」

 

電『器物破損マン(長門さん)!』

 

木曽「使えそ!じゃねえや、陸奥さんから説教だな」

 

電『不法侵入マン(金剛さん)!』

 

木曽「すげぇタッグ!じゃねえ!比叡さんたち泣くぞおい」

 

?「私にも何かお手伝いさせてよ!」

 

木曽「今度は誰だよ」

 

電『あなたは黙ってるのです!著作権侵害マン(秋雲ちゃん)!』

 

木曽「秋雲いま使えねぇだろ!?なんだ著作権の侵害ってよぉ」

 

秋雲『いやでも私同人誌書いてるから著作権の権利とか……』

 

電『うるさいのです!』

 

強制退場させられる秋雲

 

電『よし、3人で開けるのです!』

 

ガラガラガラ

 

木曽「うわ開いちまった」

 

電『今助けるのです金品!』

 

木曽「だから盗みだからなコレ!」

 

すべての金品を救い(盗み)出した電たち。宝石店の外に出る

 

電『大変なのです。逃げるための足がないのです!』

 

金剛『長門!どうするデース!?』

 

長門『待て!あんなところに車が?』

 

?『私が置いといたよー!』

 

木曽「今度は誰?」

 

電『不法投棄マン(島風ちゃん)!』

 

ピッ 一時停止

 

木曽「捨てといたのかアレ!?普通山の中とかだろ!?ていうか金剛さん長門さん秋雲はなんとなくわかった気がするよ。不法投棄が何で島風なんだ?」

 

天龍「オルモックの時に魚雷を捨てて逃げたから」

 

木曽「ダメだろそれネタにしたら!!魚雷を捨てたのは誘爆を防ぐため!第一島風あの戦いで沈んでんだぞ!?」

 

天龍「ああ、だからか!最初の方なんか嫌な顔してたな。まぁ間宮券で手を打ってもらったがな!」

 

ピッ 再生

 

ブーン

 

木曽「なんだこのヒーロー、最悪じゃねえか」

 

キーッ!ドン!

 

長門『どうした!強盗マン!』

 

金剛『何かぶつかったみたいデース!』

 

電『大変なのです!誰か轢いちゃったみたいなのです!』

 

長門『なんだと!?』

 

木曽「うわ、最後にミスしたな」

 

?『ハハハッ、アタシだよ!』

 

電『当たり屋マン(深雪ちゃん)!』

 

木曽「どゆこと!?」

 

ブーン

 

木曽「ちょっと待て!」

 

ピッ 一時停止

 

木曽「いらねぇだろあいつは!!」

 

天龍「いらねぇか?」

 

木曽「邪魔しに来ただけだろ深雪の奴!!」

 

天龍「そうか?必要だと思うけどな」

 

木曽「出てこなくていいぞ全く」

 

ピッ 再生

 

『こうして犯罪者マンたちは今日も悪と戦ったのである』

 

木曽「いや、あいつらが悪だろこれは」

 

(チャーラッチャチャラチャッチャチャーラチャチャチャチャチャチャ)

 

木曽「何かエンディングみたいなの入ってるし」

 

『つかもうぜ!』

 

木曽「え」

 

『犯罪者マン!世界でいっとースリルな奇跡』

 

木曽「完全にパクってんじゃねえか!!」

 

電『いい曲なのです!著作権侵害マン!』

 

木曽「ここで出てくんの!?」

 

 

 

 

天龍「で、感想は?」

 

木曽「今までのやり取り忘れたか?突っ込みどころ満載だったろ!」

 

天龍「気に入らなかったか?」

 

木曽「当たりめーだ!」

 

天龍「初めての不評だな」

 

木曽「初めて?ほかのみんなにも見せたのか?」

 

天龍「みんな大絶賛だったぞ?」

 

木曽「頭どうかしてんじゃねえのかみんな」

 

天龍「というわけでありがとな。これで予定通りネットに流せるぜ!」

 

木曽「待て!あんなもん流させるわけにはいかねえぞ!あ、おい待ちやがれ!!」

 

 

後日、予定通りネット上に犯罪者マンの映像が流れ、どういうわけか知らないが艦娘のイメージがわずかながらに改善した。




選んだ理由です

長門…不器用そうで物を壊しそうだから

金剛…提督室への不法侵入を繰り返してそうだから

秋雲…同人誌、イラストを描いてるから

島風…作中で言った通り

電、深雪…言わずもがな
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