ダニエル
陣内鎮守府の食堂。ここには普段、間宮、伊良湖、鳳翔なんかがいるのだが、今そこにいるのはその誰でもない。駆逐艦磯風である。
磯風「間宮さんからも厨房の許可は取った。料理準備完了」
料理下手からの脱却というのが今日彼女が料理をする1番の理由であった。間宮たちに迷惑はかけられないし秘密兵器があるという理由で指導も断った。
磯風「このお料理ナビで簡単に作れるらしいし、早速始めるとしよう」
スイッチオン
『どんな料理を作りますか?』
磯風「カレーと」
『辛さはどのくらいにしますか?』
磯風「えーと、中辛にしようかな」
『本格派ですか?庶民派ですか?』
磯風「頑張って本格派に挑戦してみようか。本格派と」
インド人『तब तो ठोरे खाथ रवाटिषट वारतविक की बनाते चतॅ』
磯風「本格的すぎるぞ!?ヒンディー語で説明されてもわかるわけないだろう!?戻る!庶民派だ庶民派!」
『中辛の庶民派カレーを作りましょう。最初にまな板と包丁を用意して下さい」
磯風「はい、あります!」
『まず玉ねぎを縦半分に切り、繊維にそって薄切りにしてください』
磯風「お、すごいわかりやすいなこれは」
『次にニンニクを鼻くそぐらいの大きさに切ってください』
磯風「…わかった」
『皮をむいたショウガを耳くそぐらいの大きさに切ってください』
磯風「…小さくだな、小さく」
『鼻くそぐらいの大きさに切ったニンニクと、耳くそぐらいの大きさに切ったショウガをウ〇コ色になるまで炒めてください』
磯風「汚いぞ!カレー作ってるのにそんなこと言うな!!」
『続いてナス科の多年草で南米アンデス中南部山地原産の地下茎が分岐してその先にでんぷんが蓄えられて芋になるといわれているジャガイモを用意してください』
磯風「あ、ジャガイモのこと?はい、用意できたぞ」
『次に「ジャガタライモ」の略で「ジャガタラ」とはインドネシアの首都ジャカルタのことを指し、オランダ商船によりジャカルタから渡来したためこの名がつけられたといわれているジャガイモの皮をむいてください』
磯風「ジャガイモ豆知識はもういい!!なんでジャガイモだけ過保護なんだ貴様は!?とにかく皮をむけばいいんだな?皮をむけば」
皮をむき始める磯風
『東北自動車道川口JCTから浦和ICまで約3㎞の渋滞です』
磯風「知らん!今必要ないだろうその情報は!!」
『人参をリズムに合わせて切っていきましょう。いくよ?』
磯風『リズムに合わせればいいのだな?』
とんとんとん、とんとんとん、とんとんとんとんとんとんとん
磯風「おお!これはなかなか楽しいな!」
『次はもっと難しいよ?ミュージックスタート!』
曲『進め!金剛型四姉妹』
『wowwow 撃ちますFire! 全力で参ります 腕が鳴りますね
wowwow 速度と火力 気合いで狙って当たって 全砲門Burning love!』
テッテレー CLEAR!
『次の曲を選んでね!』
海色
どこまでも響くハラショー
恋の2-4-11
磯風「ゲーム違うぞ!?何でいきなり太鼓◯達人みたいになってるんだ!?人参粉々になったぞ?どうするんだこれは」
『これで下ごしらえは終了です。次はカレーソースを作ります。蓋付きの鍋を用意してください』
磯風「あ、終わった。蓋付きの鍋はい」
『鍋にバターを入れ弱火にしてください』
鍋にバターを入れる磯風
『鍋にニンニクとショウガと玉ねぎをくわえてください』
磯風「加えたぞ。次は?」
『ここで隠し味にリンゴをくわえてください』
磯風「リンゴ?リンゴ、切らしてるみたいだな……どうしようか……」
『ふぁひひほふぁふふはふぇひふぁふぇふぇふはははい(焼き色がつくまで炒めてください)』
磯風「口に咥えるのか!?意味あるのかそれは!?間宮さんや鳳翔さんがやってるの見たことないぞ!?まぁ後でちょっと聞いてみるが」
『まぁなんやかんやありましてカレーライスの出来上がりです!』
磯風「適当すぎるだろ!!そのなんやかんやを説明しろちゃんと!」
『まずは具をダーと入れて水をビシャーと入れてアクをガーとってダーとってグー、バーやったらできるだろうが!!』
磯風「キレるな!できるだろうがはないだろ!!ちゃんと説明しろ最初から!」
インド人『तब तो ठोरे खाथ रवाटिषट वारतविक की बनाते चतॅ』
磯風「インド人やめろ!」