FGOってデータが引き継げないときっとこんな感じ 作:ピリの唄
ネタが出てこないのと開拓に時間を使ってました。
難しくなってきた・・・・・・
近づいてはいけないものは嫌な予感という本能で分かる。
それは亜竜と呼ばれるワイバーンでも同じだった。
そう、ワイバーンは近づかなかった。
「きしゃー・・・・・・。死ぬ、きしゃー・・・・・・」
たとえ、ソリを引いている同種の悲痛すぎる声が聞こえていたとしても近づいてはいけないのだ。
**
「何も来ねえな・・・・・・」
ルドルフの引くソリに乗ったまま呟くモードレッド。
オルレアンを目指す彼らは戦闘もなく、月の光の中ただ平和に進んでいた。
「このままだと何もないまま辿り着くんじゃねえか?」
「着く前にルドルフは死にそうなんだが?」
「確かに辛そうですからね・・・・・・」
「ルドルフならきっと大丈夫です!だってルドルフですから!」
「ああ、大丈夫だろ。喋れる内は死なねえ」
男性勢だけがルドルフの心配をしていた。
**
サーヴァントのマスターはその繋がりから彼らの過去を夢で見る。
ならば、多数のサーヴァントと繋がっている立香の見る夢は複数のサーヴァントの過去だろう。
・・・・・・ここが特異点でなかったら。
立香は男女別に建てられたログハウスで、割り振られた自分の部屋にいた。
木製のベッドに布を敷いて眠りにつく。
「今日は誰のだろう」
カルデアでは主にマシュの過去を夢に見た。
だが立香が契約しているサーヴァントはマシュだけではない。
夢に見る可能性があるのはアニキ、エリちゃん、マシュ。そして一度繋がってパスができたアルトリアとエミヤだ。
もしかしたら執念で清姫は出てくるかもしれない。
そしてここは特異点。何が起きてもおかしくはない。
そして目を閉じる。
『今宵、汝が見るのは祭りの記憶』
聞こえてきた声はこの立香の知っているものだった。
その声は初代山の翁ことキングハサンにしか聞こえなかった。
だが、グランドアサシンの彼には時代を越えることや特異点に行くことなど容易いはずだからおかしくはない。
おかしいとすれば・・・・・・
『始まるよ!』
「!?・・・・・・ゲホッ」
噎せた。目が覚めた。
キングハサン様からは考えられない、とんでもないテンションの高さだった。
というか、猫らしきものの姿が見えた気がする。
「何かありましたか、先輩!?」
「・・・・・・何でもないよ、マシュ。ちょっと噎せただけだから」
ちょっと予想外のテンションの声が聞こえてきただけだから。
・・・・・・他に似た声を知らなかっただろうか。
いや、いないか。
「それじゃ、おやすみ。マシュ」
「はい。おやすみなさい、先輩」
もう一度目を閉じる。
今度はしっかりと眠る。眠るのは得意なのだ。
さあ今度こそ、静かに誰かの夢を見よう。
**
見たことがあるような港。この時代に彼はいるはすがない。
つまり、この夢はきっとエミヤが衛宮士郎の時の記憶なのだろう。
おかしなことに衛宮士郎の頭の上にアイコンでアンリと書いているけれど。
「こと釣りに関しちゃあサーヴァント中最強の自負があるね。ギリシャの大英雄はともかく、どこぞのコピーバカや竿も持てねえ貧弱王子にゃあ入ってこれない男の世界だ」
確かにアニキの趣味は釣りだった。
でもそのセリフはフラグじゃないのかな?
コピーバカはわかるが、貧弱王子って誰だろう。わからないけどきっと来るぞ?
そして立香の予測通り、夢でも立ったフラグは回収される。
「はっはっは、まだサバが八匹だけか。時代遅れのフィッシングスタイルではそんなところだろうよ、と、十七匹目フィィィイッシュ!」
そう、たとえばヒャッホーと叫んでいる投影された最新装備(本人曰くリールは最新型でその他オプションも最先端の高級品。値段が一括で二十万とんで三千円)で固めたコピーバカことエミヤ。
「その男は狂犬故な、気を付けてぶつけてやれ」
たとえば、数人の子供を引き連れ(盗ませてきた)製造中止になった筈の釣竿を数本使った物量作戦の貧弱王子ことギルガメッシュ。
「・・・・・・頼む、俺の楽園を返してくれ」
そう、呟くアニキ。
だが、立香は思う。
「フラグを立てたせいだって」
夢は場面を変えながらまだ続く。
夢という名の祭りは始まったばかりだ。
ちなみにこの後に立香が見る夢でアニキが何度も死ぬことになることをまだ竜を場面知らない。
そして合い言葉も覚えることになる。
そう
「ランサーが死んだ!」
「この人でなし!」
のことである。
福袋ガチャなら来るはず!
引きにいこう、サーヴァントなら良いのだから!!
と思って引いたら剣儀式さまと不夜城のアサシンさんきたーー!
でも書いた人が来ないのはどうしてだろう。
あ、アンケート中、お願いします。