FGOってデータが引き継げないときっとこんな感じ   作:ピリの唄

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今回はジーク君と衛宮士郎、アルトリアとモードレッドを書いたときからやってみたかったことをやってもらいました。

そしてスランプ気味ですまない。
シリアルさんが少な目です。


真名、開放。彼らはやり過ぎた。

特異点内は何処であっても平和に感じても戦場である。

故にソリの上のサーヴァントたちは(そうは見えなくても)周りを警戒している。

だから気が付き、命令する。

 

「おいルドルフ。目的地を向こうに変えろ」

 

そう言ってモードレッドが指差したのはルドルフの右に160度程の場所に微かに見える街、ラ・シャリテ。

 

「きしゃー!?」

 

そこそこ離れた距離まで戻らなければならない。三人乗りのソリを引きながら。

ルドルフ、君は泣いていい。泣いてもやることはなにも変わらないけれども。

 

**

 

ルドルフはオルレアンに辿り着くことに集中して気付けなかったが、そのオルレアンから黒く、大きな竜がラ・シャリテに向かって飛び立っていたのだ。

それもサーヴァントにとってもかなりのスピードで。

だからルドルフに命じて、向かう。

 

「・・・・・・おい、赤のルーラー。お前は戦力になるのか?」

「いえ、これから起こる火力という意味では無力です」

 

モードレッドの直感と天草四郎時貞の啓示が警鐘を鳴らしている。

 

「おい、偽セイバー。死にたくなきゃ今すぐ宝具を使え!!」

「どういう・・・」

「ぐだぐだ言わずに早くしやがれ!!」

 

モードレッドが頭の兜を外し、剣を構える。

それはプライドや真名バレなど気にしている余裕がないということ。

 

そして膨大な魔力が二ヵ所で同時に開放される。

そして彼も左手の宝具、サーヴァントには存在しないはずの魔術を

 

「令呪をもって我が肉体に命ず」

 

その更なる特異版『竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)』を起動する。

そしてそこに二人目の竜殺しが降臨する。

そして二つの光の柱に少し遅れ、更に二つの光の柱が立ち上る。

そして聖剣と邪剣が開放される。

 

**

 

「邪悪なる竜は失墜する、全てが果つる光と影に」

「束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流」

「これこそは、我が父を滅ぼし邪剣」

「幻想を結び形と成す、今の俺出来る最高を!」

 

ラ・シャリテに向かうソリの上から放つ二人、ラ・シャリテから放つ二人。

 

「世界は今、落陽に至る」

「受けるが良い!」

「行くぜ!!」

「トレース・オン!」

 

黒く大きな邪竜(とその上に乗っている数名のサーヴァント)を挟んで放たれる。

 

「撃ち落とす――『幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)』!!」

「『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』アアア!!」

「『我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)』アアア!!」

「行くぞ、『勝利すべき黄金の剣(カリバーン)』!!」

 

A+、A++、A+、B―。

これだけの宝具に挟まれたのはファブニールにも初めてだろう。

そして上のサーヴァントたちにとっても。

 

**

 

邪竜ファブニールに逃げ場はない。

羽を使って上に逃げようにも、上からは頑張っているルドルフを労うため(と宝具発動の援護)に発動されたジャンヌ・略・リリィの宝具。

『優雅に歌え、かの聖誕を(ラ・グラスフィーユ・ノエル)』によるプレゼント(物理的なダメージを与えてくる)が降ってきている。

不恰好でも走って逃げようにも、マスターとの繋がりを感じとり(ジャンヌを置いて一人で)、『この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』を全力発動し、通るために邪魔だからという理由で使われた宝具。

『触れれば転倒!(トラップ・オブ・アルガリア)』によって走るための脚がない。

 

中間地点にいたためどうあっても逃げられない。ブレスも効果はない。

 

かくして、この特異点でワイバーンを産み出していたファブニールは消滅した。

この世界には本来いなかった、別世界の主人公たちの手によって。

 

**

 

ちなみに、アルトリアは。

 

「あれを相殺するとは、成長していたのか・・・・・・なにか、こう、モヤモヤしますね」

 

狙ったことを悪びれるつもりはない。だが、当時否定した時よりも成長していたのは確かだ。

微かな親心と王としての印象から複雑な感情を感じていた。

 

「なあ、セイバー」

「どうしました、シロウ?」

 

投影のための魔力をカルデアから少々多めに使った士郎は疲れが顔に見えた。

だが、とても成長していることは感じ取れた。

 

「さっきあのソリの上のサーヴァントは絶対に倒さないと駄目だって俺に言ったよな」

「・・・・・・ええ、言いましたが?」

 

私情が入っていなかったとは言わない。

むしろ私情しかなかったとか言わない。

 

「でもさっき合流したライダーのアストルフォが、マスター!!って叫んでたよな、ソリに向かって」

「そうでしたか?」

「聞こえてただろ!?」

「・・・・・・あの明らかに邪な竜を倒したので問題はないでしょう」

「・・・・・・お前たちの行動は凛に報告しておこう」

「なっ!?やめなさいアーチャー!!」

「遠坂は絶対に怒るじゃないか!!」

「怒られろ!周りの被害も考えない未熟者め!勝手に行動した結果がこれだ!」

 

サッ!

二人の主従は目をそらす。

確かに人を守ることはできた。

だが、ラ・シャリテという街の半分は残っていない。

そして残っている半分の街も上から降ったプレゼントによって凹んでいたり、穴が開いていたりする。

 

どう見ても生活出来る環境ではなくなっていた。

 




近況報告ー

PSPとエクストラを買いました。後はCCCを買ってクリアすれば・・・・・・
衛宮とエミヤが修羅場に出来る!!

あと何か来たらいいなー、でもどうせ概念礼装ならイベントで+になるのがいいなー的な感じで水着ガチャやりました。

まさかの水着フランちゃん来た。
そしてキャスギルも来た。
・・・・・・ギルいる。子ギルいる。キャスギル来た。
ギル様全種揃ったああ!?
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