ゼロの使い魔~ゼロの娘と異世界魔術師~   作:鯖男三等兵

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どうも鯖男三等兵です。
ゼロの使い魔は始めて書きました。
文章緑茶皆無なので苦手な方はそっと戻って下さい
※オリ主のプロロが長めなので注意



第一章~異世界魔術師と魔法学園~
プロローグ~退屈な日常~


ここはロ・ラクシア王国

この世界では魔術の国として有名である

王国なので一応王はいる、そう魔術の王である。

 

「はあ~何か面白い事ないかな~」

今このやる気がなさ気なさげな声を上げた人物

こいつがこの王国の魔術王 「ルナ・ワイズマン・マクベス・ベティ・ラ・デズモンド・ソルト・ロンデス・アルバート・インデックス」である

前から数えて9番目までが歴代の王の名で10番目については称号のようなものだ、インデックス

とは引きだしの意味で正直嬉しくない。

 

私がこの国の統治を始めてはや5年、全く犯罪が起きず、戦争もなく、飢えなどに苦しむこと

もない。

平和なのである。

 

王の仕事は毎朝起きて事務的な資料に目を通して印鑑とサインを書き、それが終れば配下達や民の話しを聞きいたりするだけなのですぐに暇になる

なので町にこっそりと抜け出したりする。(まあすぐに連れ戻されるけどね)

 

「アリス何か面白い話しない?暇なんだけど」

「ありませんよ王様、それよりもそなような

だらし無い姿を誰かに見られたらどうするんですか?」

「大丈夫だ、今の時間帯は誰もに来ないから」

「あと、二人の時くらいは名前で読んでくれても言いだろう?幼なじみなんだし」

「そんなことをしていたら変に思われますあと寝ない!てか起きなさい人が喋っているのに起きなさい!」

「厳しいな~いまの側近スタイルじゃなくて昔のころのお兄様といっていた頃が懐かしい」

「なっ、今は今!昔は昔です!」

「だが今だって十分魅力的だがな」 

アリスが下に俯く

アリスが照れている誰がどう見ても照れいる。

彼女はあたかも自分がいわゆるクールビューティのように振る舞っているが

あの顔を見ると少女らしさが残っている。

(うんかわいい)

「おっ、王様!用事を思い出したので、失礼します!」

「そうかい、じゃあ戻って来るまで待ってるよ」

アリスが部屋から出ていく

「あ~あ、一人か」

 

退屈だ、最初の一年は良かった。

何しろラグナロクと呼ばれる戦争で先代が戦死し、その後始末に終われていたからだ。

様々な書類が届きそれを処理、兵士達に命令を出したり

と忙し過ぎてまともに寝れないこともあった。

確かその頃にアリスに「王様少しはお休みになってください!」

と言われたが私としてはまだまだ頑張れたのだが

アリスに強引にベッドまで運ばれたので仕方なく寝た。

 

(あの時のように充実した日々をおくりたい物だ)

なんか面白いことが起こらないかな~などと思っていると

目の前から強烈な光が現れ門が開く

「んん?なんだ面白いそうな予感がする」

王はその門を観察する。

すると光が輝きを増し王を飲み込んでいく

「うわっ、なんだ!ちょっと!まだ心の準備出来てないのに!」

次第に光は輝きを無くしその後には王の姿は無くなっていた。

 

門の先を(強制的に)抜ける(抜けさせる)と鮮やかな景色とともにだどりつく。

 

「ん?着いたのかな?、ここは何処だろう?誰か私に教えてくれる心優しい方はいませんか~」

「あ、あんた誰?」

目の前にいたピンク色の髪をした少女が喋りかけてくる

おっと、まずは挨拶をしょう

「おっと、これは失礼しました。確かにこんな怪しい風貌ではそう言われても仕方ありませんね」

確かに知らない者か見たら怪しいだろう、紫色のフードとローブを被り

左手に怪しい本を持ち、

フードと微妙な角度で、顔の当たりに影が出来て顔が見えないのだから

一息入れてから名乗る

「私の名前は、ルナと申します以後お見りおきを」

 

そう名乗り頭を下げる、普通なら王にこのようなことさせるのはを大変不敬な事であるが

彼女がこの怪しい人物が王だとは知らずまた、私自身王である自覚が余りないからである

「わ、私はルイズ、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」 

「ルイズ、素敵な名前ですね」

私が挨拶をするとしっかりと返してくれた、アイサツは大事である。

これは古事記にも載っていることであると何処かの誰かが言っていたような気がする。

(しかし、ルイズ?名前的にはフランス当たりの名前だろか)

と考えつつフードを脱ぐ、している必要がないからだ。

 

「・・・人間だ」

「おっ、おいルイズが人間を召喚したぞ!」

「でも、彼杖を持ってないよな」

「杖じゃなくて、本をもっているわね」

 

周りからそのような声が聞こえてくる。

召喚、ああなるほどと手をポンと叩く

どうやら目の前のルイズなる少女が私をこの異なる世界に呼び出したようだ

「ミスタ・コルベール!! 召喚はどうなるのですか!?」

ルイズがコルベールと言う教師?に話しかけている

今は情報が欲しい考えるには情報がまだ必要なのだ。

 

しばらくして、この場所がハルケギニアなる世界であり、

ここはトリステインの有名な魔法学院であることを教えてもらった。

「失礼ですが貴方はメイジでしょうか?」

コルベールが話しかけてくる

「メイジ?私はメイジではないが・・・」

そう私はメイジではない、どちらかといえば、ウィザードの表現のほうが正しい

「私はウィザードだよ、メイジではない」

コルベールが疑問に答えた

「失礼ですが・・貴族では?・・」

は?何を言っているのだろう?

(もしかしてメイジ=貴族なのか)

「違いますよ、私はただの魔術師ですよ」

王様です~と言って見てもよかったがパニックになること間違いなしなのでやめた。

「なんだ、貴族じゃないのか」

「格好は貴族みたいなのに」

また、周りが騒ぎ始める

「貴族ではないのですか・・失礼ですが、ディテクト・マジックをよろしいですか?」

“ディテクト・マジック”?意味はわからないがとりあえず魔術を執行してみろと言うとこか

無詠唱でとりあえずわかりやすい火の魔術、水の魔術、土の魔術、風の魔術を使い

それぞれの属性のゴーレムを作成しそれを組み合わせ巨大なゴーレムを作り

雷を落として粉々にした。

周りが静まり帰った。

(え、どうしたんだろう皆して黙って、これくらい“普通”じゃないか?)

 

彼は忘れていた、ここが異なる世界であることを

つまり、魔法の基準が違うのだ。

先ほどのパフォーマンスのせいでスクウェアまたはそれ以上である事を証明して

しまったのである。

やらかしたのだ。

 

(私、凄いのを召喚しちゃったのかも知れない)

ルイズは心の中でガッツポーズをして喜んだ。

 




ジョン・ドウズ様ご指摘ありがとうございます。
修正してみました。
(相変わらず見にくいかと思いますが)
そして、間違えて非公開にしていましたすみません。
読んで下さった皆様お手数をかけますが誤字脱字報告お願いします。

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