陽乃「比企谷君♪どこ行きたい!?」
八幡「何処でもいいですよ」
陽乃「え〜そういうのが一番駄目なんだよ?」
八幡「分かりましたよ……んじゃ映画とかですか?」
陽乃「いいねっ!いこっか!」
八幡「何見ます?」
陽乃「私は今流行ってる恋愛ものかなぁ?」
八幡「……俺はこれをm」
陽乃「比企谷君もだ、よ、ね?」
八幡「はい!ぜひ見させていただきます!」
陽乃「よろしい!」
八幡 (誘ったのは俺なんだし……最後まで雪ノ下さんに付き合うのが筋か……)
陽乃「面白かったね!」
八幡「雪ノ下さんもああいうの見るんすね」
陽乃「私も一応恋する乙女なんだけどなぁ?」
八幡「それよか次どこ行きます?」
陽乃「ショッピング?」
八幡「りょーかいです」
八幡「んじゃ回りますか?」
陽乃「んー、ちょっと別行動してもいい?」
八幡「あ、分かりました。俺は2階にいるんで」
陽乃「おっけー!それじゃ四時にまたここで!」
八幡side
八幡「とは言ったものの見たいものはこれといってない……」
八幡「ん?あれは確か……今確か流行ってたアクセサリーの店か……寄ってみるか」
店員「いらっしゃいませ!」
八幡「……あ、ネックレスとかありますか?」
店員「こちらへ──」
陽乃side
陽乃「さて!何がいいかなぁ……」
陽乃「あ、あれなんかどうだろう……でも比企谷君興味無さそうだしなぁ……」
店員「いらっしゃいませ!」
陽乃「えーっと、あ!これいいかも!これください!」
店員「かしこまりました。それでは──」
四時
陽乃「あ!ごめん比企谷君遅れちゃった!」
八幡「あ、大丈夫です今来たばっかですし」
陽乃「ひ、比企谷君が気を遣えてる!?」
八幡「小町や一色に言われたもんで…」
陽乃「一色……?あぁ、あの生徒会長ちゃんか」
八幡「です。この前出かけた時に色々とありまして……」
陽乃「へ〜、2人きりで?」
八幡「そうですけど……なんか怒ってません?」
陽乃「別に?」
八幡「ならいいですけど……」
陽乃「……」
八幡「……」
八幡「次どこ行きます?」
陽乃「海……行きたい……」
八幡「海!?ですか……?」
陽乃「駄目?」
八幡「いや、大丈夫ですけど」
陽乃「んじゃ行こ……!」
ザパーン…ザパーン
陽乃「んー海だー!」ジャパジャパ
八幡「ちょっと雪ノ下さんなんで海の中入ってるんですか!?」
陽乃「比企谷君もおいでー!気持ちいいよー!」
八幡「しょうがないですね……」ジャパジャパ
八幡 (ん……割と気持ちいいな……)
陽乃「えいっ!」ジャパッ
八幡「ちょっ雪ノ下さん濡れちゃったじゃないすか!」
陽乃「あはは!楽しいなぁ!こんなに楽しいの久しぶりかも!」
八幡 (いつも見るような強化外骨格を纏っている雪ノ下さんではなくて、まるではしゃぐ子供のように無邪気な笑顔の雪ノ下さんが目の前にいた)
八幡「雪ノ下さん!ちょっと渡したいものがあるんですけど……」
陽乃「私に?なになに?」
八幡「これ……気に入ってくれると嬉しいんですけど……」
陽乃「あけてみても……いい?」
八幡「はい……」
陽乃「わぁぁ!これ……今流行りのメーカーのやつだよね?高かったでしょ!?」
八幡「まぁ、そこそこ」
陽乃「む、そこは「そんなことないよ」とか言うとこだよ!まだまだおこちゃまだね!」
八幡「プイッ」
陽乃「キュンッ」
陽乃「比企谷君ありがとね!これ大事にする!」
八幡「いえいえ、んじゃそろそろ帰りますか?」
陽乃「待って!私もあるの!」
八幡「え?」
陽乃「これ……比企谷君何が欲しいか分からなくて……これにしたんだけど……」
差し出された小さめの箱にはメタリックブラックの時計が入っていた
八幡「なんか高そうですね……ちなみにいくらですか?」
陽乃「教えない♪」
八幡「ありがとうございます雪ノ下さん、大事にします」
陽乃「♪」
八幡「んじゃそろそろ帰りまs!?」ジャパンッ
八幡 (またこのパターンか……!)
陽乃「比企谷君……私比企谷君のこと好きだよ?」
八幡「……」
陽乃「はぁ……やっぱり駄目かぁ」
八幡「俺もっす……」
陽乃「えっ?」
八幡「俺も!……俺も好きです……雪ノ下さんのこと……だから」
「チュッ」
八幡「!?」
陽乃「えへへっ」
八幡「俺と付き合ってください」
陽乃「……はい!」
こうして俺と雪ノ下さんは付き合うことになった。
それから数年が経った……
八幡「陽乃〜!早くしないとご飯冷めちゃうぞ?」
陽乃「分かった今行く〜」
結婚してからというもの俺は雪ノ下さんに養われている。何故なら俺は専業主夫希望だからな!
陽乃「八幡……そろそろ……欲しいな……」
八幡「欲しいって……何が?あ、」
陽乃「今日は寝させないからね♪」
八幡「お手柔らかにお願いします……」
続く
最後はどうなるのやら……!!