ラブライブ!サンシャイン!!〜10人目の輝き〜   作:しゅ〜

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どもども!しゅ〜です!
今回は善子\ヨハネ/の生誕祭ということで
記念回であります!
誕生日おめでとう!!!

それでは本編どうぞ!
注:この回の善子は厨二病発言はほとんどありません。理由は察してくださいw
その分、乙女な善子を書いてますのでよろしくお願いします!


〜津島善子生誕祭記念〜

零「あいつ、おせーなぁ」

 

現在俺は善子の住んでるマンションの部屋の前にいる。

今日は善子の誕生日ということで2人で出かけることになっている。

さっき家について、LINE送ったけど既読が付かない。

多分寝坊だろうな。別にいいけどよ。

とりあえず近くのコンビニでも行くか

そう思った時、家の中からバタバタと忙しない音が聞こえてくる。

あ、起きたな

LINEは読んだと思うしここは待っとくとしよう。

 

〜数分後〜

 

善子「遅刻遅刻ー!」

 

零「よっ、やっと来たか」

 

急に開かれた玄関の扉には

いつものとは考えられないような服を着ている

善子がいた。

 

零「可愛い服じゃん。黒ローブじゃなくていいのか?」

 

善子「大事なリトルデーモンに会うんだもの。

それにヨハネだって毎日ローブ来てるわけじゃないんだから!」

 

零「それじゃあもう堕天使じゃねーじゃん?」

 

善子「うるさい!ヨハネは堕天使なの!堕天使ヨハネなの!!」

 

零「あー、はいはい。そうだな善子。ってかなんで今日は遅れたんだよ?」

 

善子「そんなの決まってるじゃない。いつもの不幸よ不幸。目覚まし時計セットしたのにならなかったのと、

そんなときのためにスマホのアラームセットしてたのにスマホが充電切れだったのよ。」

 

零「誕生日だってのに相変わらずだな、ははっ。まぁ、雨が降らなかっただけいいんじゃないか?」

 

善子「笑わないでよ-!ホントに辛かったんだから!でも…リトルデーモンに会えたから・・・」

 

不意打ちでそういうこというのはズルいだろーよ。

 

零「はいはい、良かったな。そんじゃーショッピングモールでも行こうか。」

 

善子「うん!」

 

~~ショッピングモールにて~~

 

数分歩いて目的地に到着。善子の家からさほど離れてるわけではないので

すぐについた。

ちなみに俺の家は沼津だけど善子の家とは少し遠い。少しだけね。

どっちかって言ったら曜の家に近いかな。

 

零「最初はどこ行きたい?」

 

善子「零都が行きたいところでいいわよ?」

 

零「今日はお前の誕生日なんだから今日くらいわがままになれよなー?」

 

善子「いいの!?それじゃああそこにいくわよリトルデーモン!」

 

こういう子供っぽいところもまた可愛かったりする。

善子はAqoursメンバーの前では大人っぽい一面やいじられ役だったりするから

こういう一面を見れるのは新鮮である。

 

善子を見失わない程度に早歩きで追いかける。

最初はどこに言うのだろうか。

 

善子「ここよ!着いたわ!」

 

善子が両手をばっと広げる。

そのバックには堕天使グッズなどが置いてある黒魔術ショップ。

まぁ善子が行きたいところと言ったらここくらいだわな。

 

善子「入るわよリトルデーモン!」

 

零「おーう」

 

こういうとこ入るのって勇気いるよな。特に俺なんかが入ったら浮きまくるだろ。

まぁ入るけどさ。善子の後についていく。

中には大きめなドクロの置物やいつも善子の着てる黒ローブや

よくわからないものもたくさん置いてある。

 

零「今日は何買いに来たんだ?」

 

善子「ん~?特に何買いに来たわけじゃないわよ。何か無いか見に来ただけ。」

 

零「ふーん、そっか。俺もしばらくこの店見てるから。」

 

善子「うん」

 

俺はしばらく店の中の見て、善子に合流。こういう店ってどんな物置いてあるかわかんなかったけど

色々面白そうなものも置いてあるんだね。ちょっと興味出た気がするよ。別に厨二に目覚めたわけじゃないよ?

 

零「なんか欲しいものはあった?」

 

善子「特になかったわ」

 

と、言う割にはさっき店の中見て回ってたとき一個の商品に目が釘付けだったな。わかりやすいくらいに。

ちなみにそれはリサーチ済みさ(ドヤ)

だからタイミング見計らって買いに来てプレゼントしようか。

他の誰かに買われるとダメだから店員さんにキープしててもらおうかな。

善子の目を盗みすぐに店員のところにいき、頼む。

 

零「すいません、あそこにある……をキープしておいて欲しいんですけど大丈夫ですか?」

 

「はい、大丈夫ですよ」

 

零「お願いします。あとで取りに来るのでラッピングなんかもしてもらえたらありがたいです。

誕生日プレゼントとして送りたいので。」

 

「わかりました。」

 

黒魔術ショップの店員の割には普通だったな。なんかこう…みんな善子のヨハネモードのときみたいな

人しかいないと思ってた。

とりあえず善子のとこ戻って次の場所行こうか。

 

零「よっ、お待たせ。」

 

善子「何やってたのよ!はっ、もしかして零都もついに堕天・・・!?」

 

零「安心しろ、そんなことはない。」

 

善子「もう少しノってよぉ~!」

 

〜〜フードコートにて〜〜

 

零「そろそろ昼飯食うか。善子、何食べたい?」

 

善子「だから私はヨハネ!…まぁ零都と同じものならなんでもいいわ」

 

零「おっけー、んじゃ買ってくるわ。席取っといてくれ」

 

善子「はーい!」

 

そういうと善子は空いてる席を探しにフードコート内を歩き始めた。

ちなみに俺は昼飯を買うのに並んでいる。

ちなみに焼きそばね。

多少混んでるが注文する時はあまり並ばなかった。

素早く注文を済ませ、物を受け取る。

あまり混んでいないため、善子が座ってる席を探すのも簡単だった。

 

零「おまたせー。ほれ」

 

善子「あ、来たわね。ありがとう」

 

それから俺ら2人は話しながら

昼食をとった。

Aqoursのことや最近の調子、1年生組の話などなど。

特に1年生組の話になると善子は楽しそうに話してくれた。

 

〜〜帰路にて〜〜

 

昼食をとったあと、俺達はゲームセンターとか色々見て回った。

あ、ちゃんとプレゼントも取りに行ったよ

ちなみにこれは善子の家に着いたら渡そうと考えてるぜ!

まぁ、そんな遠くない分、帰り道もそんな長い時間ないんだけどね。

 

零「今日は楽しかったか?」

 

善子「えぇ!久々に不幸がない幸せな1日だったわ!」

 

零「それはよかったな堕天使様。」

 

善子「遂に零都がヨハネを堕天使と認めた…っ!」

 

零「そんなことないっす」

 

善子「なんでよーー!!」

 

そんなことを話してるともう善子のマンションの入り口。

エレベーターで部屋の階まで上がって善子の部屋へ。

 

善子「上がっていく?」

 

零「いや、今日は遅いから失礼するよ。それと、はい」

 

善子にさっき買ったプレゼントを渡す。

?といった表情で箱を見つめている。

 

零「誕生日プレゼントだよ、開けてみ」

 

善子「・・・うん」

 

ラッピングされた包装紙を剥がす。そこから出てきたのは長細い長方形の箱。

善子が恐る恐る箱を開けるとそこに入っていたのは

ロザリオのネックレス。

そう、さっき黒魔術ショップで善子が欲しそうな目でみていたものだ。

 

善子「これ・・・なんで?」

 

零「なんでってあの店で欲しそうに見てただろーが。見逃すわけ無いだろ」

 

善子「零都・・・。ありがとうっ!!」

 

善子が抱きついてくる。うん、女の子特有の匂いがする。いいじゃないか。

 

零「どういたしまして。そんじゃ、俺はもう行くから。また練習のときな。」

 

手を振り再びエレベーターに戻ろうとする。

明日も練習あるからね。うん。明日も会えるから

 

善子「待って!」

 

どうした?と思ったのを心にとどめつつ振り返る。

その瞬間だった。

 

俺の唇と善子の唇が重なったのは。

数秒だったのか数十秒だったのかはわからない。

だけど甘い時間とはこのことをいうんだと思った。

 

零「・・・!?」

 

唇を離した善子が笑顔で言う。

 

善子「今日はホントに楽しかったわ!ありがとう!それじゃっ!」

 

顔を赤らめて、でも俯くことなく部屋に走って戻っていく。

俺はまだ何が起きたのかわからないまま、再びエレベーターに足を運ぶ。

 

そして俺は自分の家に帰っていく。

 

零(俺のファーストキスが善子か。最高じゃないか。

ところで…明日から気まずい気がするなぁ)




いかがでしたか?

なんとか間に合いましたw
今回は少し文字数頑張りましたw
次回からは通常ストーリーに戻りますよ!

そして最後に…
~津島善子(ヨハネ)Happy Birthday!~

それではまた!

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