本日は梨子ちゃん生誕祭ということで
記念回です!
誕生日おめでとう!
0時ぴったりには投稿できなかったんですが間に合って
良かったですw
それでは本編どうぞ!
(ちなみに本編は零都君と梨子ちゃんが
中学生の頃の話です。一風変わった記念回です!w
お楽しみに!)
~梨子Side~
梨子「ふぅ・・・」
私は今、東京の某中学校の音楽室にいます。
最近、ピアノの調子が良くて毎日放課後ここに来て弾いてるんです。
そしてピアノ以外にも楽しみなことが・・・
零「よっ、梨子。今日も綺麗な音だったな。」
そう、毎日のように会いに来てくれる彼、榊原零都君。
私の幼馴染みなんです。
お互い中学3年生で進路についても考えなきゃなんだけど
私は音楽の勉強のために音乃木坂学院ってところに。
零都君は・・・あれ、そういえば聞いたことなかったや。
帰りにでも聞こうかな。
梨子「ありがとう。いつも来てくれて。帰ろっか。」
そういうと私はバックを持ち、零都君と一緒に音楽室を出る。
学校を出て一緒に帰路につく。
梨子「そういえば零都君は高校どうするの?」
零「あー、それなんだが・・・驚かないで聞いて欲しい。」
驚かないで?どういう意味なんだろう・・・
零「えっと、言いづらいんだけど、静岡の高校に行くことになったんだ。だから卒業したらそっちに行くことになる。
その…言うのが遅くなってごめんな」
・・・え?静岡・・・?っていうことは進学したらもう会えないってこと・・・?
梨子「じゃ、じゃあもう会えないの・・・?」
零「残念だけどそうなるな。まぁ永遠に会えないわけじゃないから・・・ってうわっ!」
私は気づけば零都君に抱きついていた。
『もう会えない』この言葉が胸に突き刺さった。
零「大丈夫、すぐってわけじゃないからさ。もっと思い出作ろうよ、な?」
そういうと零都君は私の頭をなでてくれた。
そうだ、まだ時間はある。もっとたくさん思い出を作らなきゃ・・・!
梨子「ぐすっ・・・わかった、もっと零都君と思い出作る!!」
零「おう、今まで以上に楽しもうな。」
優しく微笑みながら私の頭を撫でてくれる零都君。
それから私達は何をしたいか話し合った。
主に私がだけど。
たくさん話してるうちにいつの間にか私の家に着いていた。
零「じゃあまた明日な。迎えに来るからさ。」
梨子「うん!バイバイ!」
零都君に手を振り、足早に家の中に入った。
ホントはもっと話していたかった。
でも明日会えるから!
ちなみに明日は休日なので遊ぶ約束をしたのです。
だから明日もっとたくさんお話すればいいかなって。
自分の部屋に入ってベッドに横たわる。
梨子「もう、会えなくなっちゃうのかな…」
自然と涙が出てきた。
零都君とは家族と同じくらい一緒の時間を過ごしてきた。
だから、零都君のいない生活なんて考えたことがなかった。
でも、泣いたダメだ!
零都君を笑顔で送らなきゃ!
そう決心した私はベッドから立ち上がった。
〜零都Side〜
遂に打ち明けてしまった。
黙ってるにはいかなかったし、いつかは言わなきゃいけないことだったけど言えなかった。
それを今日言ってしまった。
それにあんなに泣かれるとは思ってなかったな…。
梨子と約束した通り、一緒に居れる時間はそう多くはない。
だからたくさん思い出を作りたいのは俺も一緒。
零「まぁ、だからこそ明日デートするんですけどねぇ…」
気づけば家に着いていた。
扉を開け、誰もいない家の中に入る。
ちなみに誰もいないっていうのは
父は病死、母は行方不明って感じ。
そんな味気ない生活の救いになってくれたのが梨子だ。
正確に言えば桜内一家だけど。
梨子がいてくれて毎日が楽しかった。
一緒に登校するのも、放課後にピアノを聞きに行くのも
もはや日課とかしていた。
それがなくなってしまう。個人的にも辛いところはある。
だけどそんな格好を見せてはいられない。彼女だって俺との思い出をたくさん作るって言ってたし、俺もそれには大賛成だ。
ま、うだうだ考えても仕方が無い。とりあえず風呂入って寝よっと。
次の日、俺と梨子は秋葉原駅前で待ち合わせてデートにいった。
ゲームセンターや少し離れたところのショッピングモール、
あと、梨子曰く本屋?とかね。色々回ってあっと言う間に夕方に。
零「今日はありがとな。楽しかったよ。」
梨子「私も。久々思いっきり零都君と遊んだ気がするわ♪」
梨子さんはダイブ上機嫌なようで。
零「また遊ぼうな。まだまだ時間はあるからさ。」
梨子「うん!!」
そして俺と梨子は遊んでは次の予定を立て、遊んでは次の予定を立てを繰り返していた。
~~月日は流れ別れの日~~
卒業式を終え、生徒が各々友人と別れを告げている最中。
俺はクラスのやつらや友達に別れを告げて、校門前で立っていた。
少し待っていると、いつもより綺麗になった梨子が目の前に立っていた。
零「よ、挨拶は済んだのか?」
梨子「うん。帰ろっか!」
こんなやりとりができるのも今日で最後。
お互いそれを意識しているのか帰路は無言だった。
それを破ったのは俺だった。
零「・・・あのさ、今日行かなきゃなんだけど、駅まで来てくれるか?」
梨子「・・・うん。」
あまり元気のない声で返事をする梨子。
正直、最後は笑顔で送って貰いたい。
だけどそれは難しいだろう、俺でさえ泣きそうなんだから。
家に着いた俺は支度をし、家を出る。必要な物だけ持って行って
残りはあとから叔父や叔母にでも送って貰うとしよう。
そして家の外で待っていた梨子と駅を向かう。
梨子「・・・本当に行っちゃうの・・・?」
零「・・・うん。」
梨子「だよね・・・。また会えるかな」
零「もちろん、戻ってくるよ。絶対に。」
梨子「約束してね。絶対だよ。」
そんな少しの会話を交えつつ駅に到着。
零「それじゃあ梨子、また」
梨子「・・・・・・」
無言で俺の服の裾を掴んでくる。
零「梨子?」
梨子は下を向いたまま抱きついてきた。
ちょうど梨子の顔にあたる部分が湿っている。泣いているんだろう。
零「ねぇ梨子、これは俺の最後のわがままなんだけど・・・笑顔で見送って欲しいな。やっぱり梨子には笑顔が似合ってるしさ。
それに、何回も行ってるけど絶対帰ってくるからさ。だから、ね?」
そう言うと少してから梨子は顔を上げた。
梨子「ふぅ・・・。今までありがとう!静岡の高校でも頑張ってね!」
そういうと梨子は今まで見たことのないくらいの笑顔を見せてくれた。
零「梨子・・・。おう!また次会うときはもっと可愛くなっててくれよな?」
梨子「ふふっ、もちろん♪そ、それと、少し眼を瞑ってて欲しいな。」
零「ん、こうか」
眼を瞑ったその時、俺の唇に柔らかい物が触れた。
驚いて眼を開けると、そこには梨子の顔があった。
梨子「ふふっ♪ほら、早く行かないと電車出ちゃうよ?」
梨子に背中を押され無理矢理改札口を通される。
まぁ、こんな別れもらしいっちゃーらしいな。ははっ。
最後に
零「”またな!”」
梨子「うん!」
いかがでしたか?
一応間に合った!w
今回の特別編は他のと違って一風変わった物語にしてみましたw
そしてそして!遅ればせながら
~桜内梨子 Happy Birthday!!~
アニメ二期では更なる活躍期待してます!
それではまた!
そして、新たに評価してくださった
☆8・アーセナル様。ありがとうございます。