ラブライブ!サンシャイン!!〜10人目の輝き〜   作:しゅ〜

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こんばんヨーソロー!
どうも、しゅ〜です!
前回、「次からは前後編に分ける」といいましたが
書きたいことが多すぎたので、章にすることにしました
急な変更申し訳ありません。
未だに稚拙な文章で申し訳ありませんが、頑張って皆様に楽しんでもらえるよう努力します!

それではどうぞ!


みんなでご飯!

少し暗めで人気のない道を、音楽を聴きながら歩いていた。

いつもよりゆっくり歩いているので十千万までは15分くらいはかかるだろう。

俺がなぜ十千万に向けて歩いているのかというと、

千歌の唐突な思いつきで2年生3人と俺の4人で千歌の家であり、旅館でもある「十千万」で

お泊まり会をすることになった。寝るときは全員同じ部屋だそうで・・・。

いや、嬉しいよ?嬉しいけどなんというか、こう・・・ね?

まぁ、手を出したりはしませんけども。

そんなことを思いながら歩いていた。

 

 

 

~15分後、十千万にて~

 

零「ふ~、やっと着いた~」

 

しばらく歩き続け十千万に着いた俺は今、玄関の前にいた。

 

零「こんばんわ~っす」

 

入り口の暖簾をくぐると、たまたま通りかかったであろう女性がこちらに気づいた。

 

「あら、零都君じゃないの~。今日はどうしたの~?」

 

この女性の名前は高海志満さん。高海家の長女でこの旅館の切り盛りをしている。

千歌の姉に当たるわけだが、千歌とは違っておしとやかで大人びている。

この旅館に来るのは初めてではないため、千歌の家族は俺のことを知っているはずだ。

じゃなきゃ泊まれないけどね?

 

零「あ、志満さん。千歌から聞いてなかったですか?今日、曜や梨子と泊まる予定になってるんですが・・・」

 

志「あら、そうなの?千歌ちゃんからは何にも聞いてないわよ~?まぁ、千歌ちゃんたちなら部屋にいると思うから上がって上がって!」

 

零「ありがとうございます。それではお邪魔しますね」

 

俺は靴を脱いで千歌の部屋に向かう。ってかあいつ、今日泊まること志満さんたちに話してなかったのか。

まぁ千歌らしいけどね

 

千歌の部屋の前に着くと部屋の中から3人の話し声が聞こえる。

俺は部屋の扉を開ける

 

零「うい~っす。おまたせ~」

 

千歌「あー!れい君!来るの遅いよ-!ずっと待ってたのに-!!」

 

零「あー、ごめんごめん。歩いてきたから遅くなった。」

 

曜「走ってきなよ~!れー君の家からここまでそんな距離あったっけ?」

 

零「・・・いや、けっこうあるから。だから遅れたんですけど・・・」

 

こんな話をしながらテーブルの近くにいる曜・梨子の近くに腰をかける。

ちなみに千歌はベットの上に座っている。

 

千歌「あぁー!なんでれい君二人の近くに行くの!チカもれい君の近くがいい!」

 

そういいながら千歌が背中に飛びついてくる。またもや千歌の豊満な二つのものが背中に当たる。

あれ、今日こんなことあったような・・・。

 

曜「千歌ちゃんずるい!私も私もーー!」

 

曜は膝の上に座ってくる。この体制だと曜が上目遣いでこちらを見上げてる状態になる。

なんだろう。この妹感。すごくいい。

そんな二人に挟まれて、騒いでいると梨子が少しムッとした表情で俺を見つめている。

 

零「・・・梨子?どうした?」

 

千歌「あっ、もしかして梨子ちゃんもれい君の近くに来たいの??」

 

千歌がそう問い掛けると梨子は顔を赤らめて俯いてしまった。

図星ですか。そうですか。まぁいいんだけどさ

試しに誘ってみよう

 

零「梨子もこっちくるか・・・?」

 

すると梨子は少し嬉しそうな表情をしてテクテクと歩いてきて、俺の横に座る。

そして頭をちょこんと俺の肩に乗せる。・・・可愛すぎません?

ってかこれ、端から見たらただの天国だよね?俺自身もそう感じてるけど!

そして俺たちはしばらくこの状態で話していた。

 

 

零「・・・ねぇ、そろそろ暑いから離れてほしいんだけど」

 

正直三人に挟まれるのは幸せだったが流石に暑すぎる。

 

千歌「むぅ~、もう少しこのままでもよかったのに~!」

 

曜「そうだよ~!私はそんなに暑くないよ?」

 

梨子「それに零都君、幸せそうな顔してたわよ?」

 

いや、自分勝手すぎるでしょ。しかも約一名俺の心を読んでる気がするんですけど!?

そんなに顔に出てましたか!?

 

零「ところで、お前ら飯は食ったのか?」

 

千歌「あぁ、晩ご飯ならキッチン自由に使っていいって志満ねぇが言ってたよ!」

 

まぁ、泊まること伝えてなかったらそうなるわな。

 

零「んじゃーみんなで作るか?」

 

曜「ヨーソロー!賛成であります!!」

 

梨子「そうね、その方が楽しいし」

 

零「それじゃあ、キッチン行こーか。」

 

3人「おぉー!」

 

 

~キッチンにて~

 

零「さてと、何か食べたいものとかある?」

 

曜「えっ!れー君って料理できるの!?」

 

零「まぁ、それなりにね。そんなに凝ったものは作れないけど。」

 

曜「それなら毎朝私が作らなくても、自分で作ればいいんじゃないの?」

 

零「まぁ、それは・・・。朝は寝る方が大事だし、曜の朝ご飯は美味しいからさ。」

 

曜「・・・ありがとう///」

 

梨子「2人してイチャイチャしない!もう・・・。早く作ろ?」

 

零「あ、あぁ。そうだな。」

 

千歌と梨子がジト目でこちらを見ている。すいませんでした。はい。

 

零「んで?何食べたいんだよ?」

 

千歌「んー、チカはなんでもいいかなぁ~」

 

曜・梨子「私も・・・」

 

零「そーか、なら適当に冷蔵庫にあるもの使って作るか。俺は作ってるから、お前らは風呂でも入ってきてもいいぞ?」

 

千歌「ほんと!やったぁ!それじゃあいこー!」

 

曜「さんせーい!全速前進ヨーソロー!」

 

千歌と曜の2人が元気よく風呂場に向かう。

だが、梨子はキッチンから動かなかった。

 

零「梨子?お前も入ってきていいぞ?」

 

梨子「いえ、私も手伝うわ。流石に慣れてるとはいえ1人だと大変でしょ?」

 

零「別に気にしなくていいのに・・・。でもまぁ助かるよ。ありがとう!」

 

そして俺たち二人は料理に取りかかった。

 

~10分後~

 

零「ふぅ、やっと終わったな。あとはテーブル持っていこうか。」

 

梨子「そうね。零都君って思ったより料理上手なのね。正直びっくりしたわ。」

 

零「まぁ、一応これでも一人暮らししてるからな。」

 

梨子「曜ちゃんに作ってもらってるんじゃなかったの?」

 

零「別に毎日三食作ってもらってるわけじゃないからな。夜とかは一人で作って食ってるよ。」

 

梨子「へぇ、そうなんだ。じゃあ今度は私が作りに行って上げるわね♪」

 

零「あははっ。それは楽しみだな」

 

笑い合う俺たち二人。なんかこうしているとカップルみたいだな。

 

梨子「へっ・・・/// かっ、カップル・・・!?///」

 

零「えっ、あっ、声に出てた?」

 

梨子「・・・うん///」

 

まずい、気まずすぎる。するとリビングの入り口から声がした。

 

曜「おやおや~?お二人さん?何の話をしてるんですかな~?」

 

千歌「むぅー、梨子ちゃん!抜け駆けでそんなことするなんてズルいよ!」

 

そこには風呂から上がったであろう二人がこちらを見てニヤニヤしていた。

・・・なんで聞かれてるんだ・・・。

隣にいる梨子はというと、案の定赤面していた。そりゃそうだわな。

 

零「ほ、ほら!飯できてるから喰うぞ-!」

 

千歌・曜「・・・・・誤魔化したね」

 

それから俺たちは4人でテーブルを囲んで晩ご飯を食べ始めた。




いかがでしたか?
零都を含め4人しかいないはずなのに台詞の配分とか難しいです・・・。
次回は夕食~寝るところまで書こうと思ってます。

それではまた!

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