やっぱり俺が美少女達を攻略するのは無理がある。 作:ainex
前回のまとめ
「ラブコメを始めましょう?」ってどういう意味じゃゴラァアアァア
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はて、ラブコメって何でしょうか?ラブコメって言ったらアニメとかで良くあるやつだよね?それを俺と如月で始めるってどういうこと?と言うかまじで頭の整理が出来ない。俺のクラスに美少女転校生がきて、その転校生が俺に屋上に来て欲しいと言う。まぁまぁ、この辺から既におかしいとは思うけどさ、トドメにラブコメ始めましょうってこの女頭沸いてんじゃね?
「あれ?理解して頂けませんでした?」
「いやいや、普通いきなりラブコメ始めようって言われたら普通の人なら理解出来ないだろ。」
「まぁ、確かにそうですね。んーそう……ですね。」
転校生は顎に手を置きながら悩む素振りを見せる、そしておもむろに口を開く。
「よし、では言い方を変えましょうか。天音 空牙、私と一緒にギャルゲーを作りましょう?」
(……いや、もっと意味わからねぇよ。)
「あの、やっぱり理解出来ないんだけど……。」
「え!?こんなに簡潔にまとめたのに理解出来ないってあなたアホなんですか!」
いや、いきなりラブコメ始めようとかギャルゲー作りましょう、とか言うお前の方がアホだろ、と言うかバカだろ。なんでいきなり俺に話しかけて来たのかと思ったらこれかよ!残念だよ!べ、別に期待とかしてなかったんだけどね!
「ようは私の作るゲームを手伝って欲しい、ということです。」
「いや、最初からそう言えよ!回りくどいんだよ!どうすればラブコメ始めましょうからゲーム作る手伝いにつながんだよ!」
「だって、その方が雰囲気出るじゃないですか?」
「雰囲気とかどうでもいいだろ!お陰で頭パンク仕掛けたわ!」
「はぁ、うるさい人ですね。」
「誰のせいでこうなったとおもってるのかなぁ!」
なんなのこの子!めちゃくちゃ接しずらいんだけど!?と言うかゲーム作る手伝いって何よ!俺そっち方面のこと全然詳しくないんだけど!
「と言うかなんで俺なの?別に俺じゃなくてもよくないか?そのお願い。」
「そうですね、誰でも良かったので1番近くにいたあなたにお願いしただけです。」
「グハァ!!責めて少しぐらい理由あってもよくないか?」
「理由、ですか?近くにいたから。と言うのが理由ですが?」
うん、もういいや会話のキャッチボールが成立しない。ほんの少し告白かも?って舞い上がった俺がバカだったな。
「よし、もういいや。とりあえずそのお願いは拒否します。」
「あなたに拒否権があるとでも?」
「俺だって一応人間ですけどもぉ!人権ってもんがありますけどもぉ!」
「そんなことはどうでもいいですよ。」
「どうでもよくねーよ!むしろ重要だよ!」
美少女なんてもんは性格が悪い。見た目がイイ女ほど性格が悪い!やっぱり俺のトラウマとなったギャルゲープレイの末の結論は間違ってはいなかった!ありがとう。badendしか出来ないクソゲーでも役に立つことがあるんですね。運営さん今まで散々バカにしてすいませんでした。反省します、でもプレイは今後もすることは無いでしょう。
「落ち着いてください。あ、それはそうと私新しい部活作ろうと思ってるんですけど、天音君どうですか?」
「いやいや!さらっと話し進めないでくれる!?まず俺手伝うって一言もいってないけど!?」
「はぁ、本当にうるさい人ですね。まるでラノベのツッコミ主人公の用です。私ああいうタイプの主人公好きじゃないんですよね。」
「また話が!逸れていくぅ!」
この調子だと俺ツッコミ過ぎて本当にラノベのツッコミ主人公になっちゃう。どうしよう、俺難聴系主人公の方が好きなんだけど。
「確かに話しが進みません!天音君私と会話する気、あるんですか?」
「いやいや!何回も君と心通わそうとしたよね?」
「何言ってるんですか?私とあなたの心が通うことなんてハーレムアニメで主人公が1人の女の子を選んでそのまま終わってhappyendになる程にありえませんよ?」
うむ、確かにハーレムアニメってそんな終わり方絶対しないよね。
「まぁいいや。とりあえず俺は君のお願いを聞く気はない!他の人に頼め。これで話は終わり!」
「あら、本当にいいんですか?私のお願いを聞いてくれるんだったらあなたがアニメの学園ハーレムのようになれる可能性だって0ではないですよ?」
ほほぅ?俺が学園ハーレム?ありえないね。ギャルゲーもろくにクリア出来ない男がハーレムなんて作れるわけないだろ。
「そんなことありませんよ?」
「勝手に心読まないでくれる!?」
「え?別にあなたの心を読んだつもりはありませんよ?大体考え事してる相手には、そんなことありませんよ?とか言っておけば何とかなるとおもってそれを実行に移しただけです。」
「それはそれでひでぇよ!と言うかゲーム作る話と俺が学園ハーレムになれる話しってどう関係してるんだよ!」
コイツのゲーム作りと俺が学園ハーレムになれるって全く関係なくないか?コイツ俺に何させようとしてるんだよ!
「あら、あなたの割にはいい所に気が付きましたね?」
「俺の割にはって言うのは気に食わんが話しだけは聞いてやる。。」
「その上から目線は気に入りませんが、まぁ、結論から言ったら私はよりリアルっぽいギャルゲーを作りたいんですよ。なので、サンプルを集めるためにあなたにはギャルゲーの主人公のように学校の女の子を攻略してもらえればいいんですよ。」
俺がギャルゲーの主人公のように女の子を攻略?
「つまり、アンタは俺にギャルゲーの主人公の真似事をして学校の女の子を落としてサンプルをとりたいといいたいのか?」
「はい、そういう事です。そしてそのサンプルを元に私はリアルっぽいギャルゲーを作る、ということです。そうすればあなたは学園ハーレムになれるかもで私はリアルっぽいギャルゲーが作れる、という言わばwinwinの関係です!」
いや、それってまず俺が女の子を攻略しないと話しが進まないじゃないか。どう考えても俺だけすげー苦労するわ!
「なるほどね、よし。じゃあ……」
「ではさっそく始めましょうか?とりあえず新しい部活の申請をしに行きましょう!」
「いやまって!結局俺手伝うって一言もいってないから!」
結局この後いい感じに諭されて俺はこの女のよりリアルっぽいギャルゲー作りとやらを手伝うことになりました。はぁ、泣きたい。
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「もう、あなたが話を逸らしてばっかでもう下校時間になったじゃないですか!」
俺と転校生はあの後新しい部活の申請のために職員室に向かったのだが。結局職員室につくより先に下校時間が来てしまい申請するのは明日に持ち越しとなった。
「いや、ほとんどお前が話し逸らしてたからな!俺ちゃんと対話しようとしてたから!」
「すいません、何を言ってるのか良く聞き取れませんでした。」
くそ、むかつく。と言うかSiriの真似が上手すぎて余計腹立つな。
「はぁ、何でこんなことになったんだろう。」
「すいません、何を言ってるのか良く聞き取れませんでした。」
ウザイ、無視しよ。
「ってもうこんな時間かよ!絶対アイツ怒ってるぜ。」
ちなみにアイツとは妹の瑠衣の事である。って誰にいってんだか。
「すいません、口が臭すぎて良く聞き取れませんでした。」
「うるせぇよ!Siriはそんなこといいません!」
は!ついつっこんでしまった!
「すいません、面倒くさくて良く聞き取れませんでした。」
「おいおい、そのSiri不良品だろ。」
「私は不良品ではありません。不良品はどちらかと言うとあなたの方かと?」
よし、今度こそ無視を貫くぞ!耐えるんだ!俺の中に眠りしツッコミの神よ!と言うか早く帰らないとアイツ1人で飯食べちゃうだろ。頼む、残ってて下さい。
「………………。」
「すいません、良く聞き取れませんでした。」
(……何も言ってねーよ!)
ツッコミたい衝動を何とか頭の中でおさえる。
「すいません、良く聞き取れませんでした。」
「………………。」
「すいません良く聞き取れませんでした。」
「………………。」
「すいません良く…………ねぇ、私帰ってもいいかしら?」
「さっさと帰れよ!」
そう、じゃあまた明日ね。と言うと転校生は俺と真逆の方向に歩いていった。いや、道違ってたのかよ、わざわざSiriの真似せんでも良かろうに。てか、なんと言うかこの1日で一気に体力使った気がするぜ。
「それにしても、学園ハーレム、ねぇ?」
果たしてそんな簡単にハーレムって作れるものなんかね?俺は不安9割期待1割を抱えながら家路に付いた。
尚、家についた頃には妹が夕飯を、食べ終わっていて泣く泣く俺は近くのコンビニで夕飯を済ませたとさ。……何この仕打ち。
あ、そう言えば手紙貰ったんだった。いいや、明日にでもみよーっと。
今回は転校生と主人公のみでした。次は会長さんと手紙の差し出し主についててす。
ちなみにまだヒロイン全員決まってません。