ハイスクールD×D 駒王の霊界探偵   作:フルウエポン

11 / 15
前話の予告詐欺になりました。(前話の予告は修正しました)

イッセーへの説明回にしたかったのですが、長くなりましたので今回はオカルト研究部メンバーの話し合いになります。


オカルト研究部での話し合い

noside

 

堕天使が去った公園には幽馬、一誠、リアスが残った。

幽馬は後ろの一誠に振り向き、リアスに視線を向けた。

リアスも幽馬が何を聞いてくるか分かってるのだろう。

一方の一誠は状況が呑み込めていない。

「部長、取り敢えず兵藤を転生させた経緯を説明してください。

俺のいない間に何が起きたか」

「そうね、場合によっては貴方の力を借りないといけないから」

リアスは一誠に視線を移す。

「兵藤一誠君だったわね、明日の放課後に迎えを寄越すわ、オカルト研究部に来てもらえるかしら?幽馬君もそれでいいわね?」

「そうですね、兵藤には明日話した方が良いでしょうし、兵藤も知りたいことは明日教えてやるから今日はもう帰りな」

「あ…ああ、わかった。あの影原」

「ん?」

「助けてくれて…ありがとう…」

「気にすんな、明日な」

「それじゃ待ってるわ」

「はい、グレモリー先輩もありがとうございました」

明日説明することを約束し、幽馬とリアスに見送られて兵藤一誠は帰って行った。

 

side幽馬

兵藤を見送った俺と部長は夜の活動前のオカルト研究部へと向かった。

「只今、戻りました」

部長を待っていて、既に集まっていた副部長の朱乃さんや部員の祐斗と小猫ちゃんへ戻ってきたことを伝える。

「お帰り(なさい)幽馬(先輩)君」

出迎えの言葉で迎え入れてくれた。

「皆集まってるわね、活動前に話しておく事があるわ、聞いてちょうだい」

そう言って部長は今日を含めた三日間にあったことを話す。

部長の話ではこうだ。

昨日、悪魔の活動の1つである召喚陣チラシを人に化けさせた使い魔に配らせたら兵藤が受け取ったこと。

そのあと、召喚に応じたら血塗れの兵藤が部長を召喚したらしく、生きたいという願いを聞き入れ、尚且つ兵藤に神器(セイグリットギア)が宿っている事が判明したので兵士(ポーン)8個全部を使い、悪魔に転生させたとのこと。

「彼には明日、放課後に此処に招いて説明するわ。

祐斗に兵藤君を迎えに行ってもらえるかしら」

「わかりました」

「それで、幽馬君に確認したいのだけど?」

「なんでしょう?」

「眷属になるかの最終的な判断は兵藤君に任せるとして、勧誘はしていいのよね?」

「そうですね、重要なのは眷属の候補者に選択肢を与える事なのでメリット、デメリットを提示した上で選択肢を与え、それを尊重するのが眷属法の方針です」

これは眷属保護法の六、命を落とした直後の人命救助の側面があった場合に該当する。

その後の選択肢を与える事も義務付けられてるので、眷属になるか人間に戻るかを選択させる必要もある。

「分かったわ」

「俺からも確認したいことがあります」

今度は俺から部長に質問をする。

「何かしら?」

「兵藤に神器(セイグリットギア)が宿っていると言いましたが、それが何か分かりますか?さっき兵藤から人間と悪魔の駒(イーヴィルピース)以外にもドラゴンの気配が感じ取れました」

数日前にあいつをしばいたときは感じられなかったが、今回は感じられた。

「何の因果かしらね、ドラゴンが封じられた神器は三つ 。

邪龍ヴリトラが封じられた黒い龍脈(アブソリュートライン)、神を滅ぼすと言われる神滅具(ロンギヌス)の二つ、赤龍帝ドライグの赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)と白龍皇アルビオンの白龍皇の光翼(ディバィデッド・ディバィディング)のいずれかよ」

部長の告げた内容に幽馬以外の部員達は息をのむ。

二天龍を圧倒した聖光気を発現させた幽馬、その二天龍の神器を宿す生徒が同じ学校に在籍しているという事実。

運命か宿命かを感じずにはいられなかった。

当の本人はというと。

「二天龍か、ならなおさら部長の眷属になって貰いたいですね」

「それは何故ですか?」

幽馬なら人間に戻そうすると思った小猫は問う。

「神滅具はかなりレアな神器でしょう?兵藤がそうと知られれば眷属にしようとする悪魔が多いだろうから少なくとも、先に部長の眷属になったら他の悪魔は眷属に出来ないだろうし、言い方はアレですが、グレモリーの後ろ楯が得られる」

「確かにね」

「彼奴の家族にしても手は出せなくなるでしょうしね」

眷属法には眷属にしようとする相手に家族にも説明とサポートも入っている。

グレモリーの後ろ楯が在れば家族の安全策となる。

(少なくとも悪魔相手なら)

「どっちにしろ俺は鍛えるだけだがな。

兵藤がどれを選ぼうとも」

眷属法には眷属するか否かに関わらず、神器をある程度使いこなせるように面倒を見ることも含まれる。

それには理由がある。

神器を宿した人間は他勢力に狙われるため、それに対抗出来るよう本人に自衛の手段を与えるのと、此方に敵意を向けさせない事も含まれる。

余程の外道や非道徳的な奴でない限りは親切にしてくれた相手に敵意は持たないものだ(裏で何かしらの損得勘定があるかも知れないが)。

考えようによっては人の心に突け込んでいるとも言えるのだが、強力な神器を敵に回すよりもましな状態ではある。

勿論、教える代わりに眷属になれと交渉か脅しになるかはその悪魔次第だろう。

幽馬は兵藤一誠がどちらを選ぼうとも強くするつもりだ。

全ては明日、兵藤一誠の人生の分岐点になるのは間違いない。

 

sideout

 

 

 




今回は元ネタ解説はありません。

眷属法にはこういった別の意図もあったりします。

それでは皆様、良いお年をお越しください。

他作品キャラクターの是非を取りたいと思います。候補は以下のキャラクターですが、こいつは要らないと思うキャラクターやグループの票が最多のキャラクターを外します。

  • 桜咲刹那(魔法先生ネギま!)
  • 殺生丸 (犬夜叉)
  • 雪村時音、墨村良守(結界師)
  • 鬼太郎ファミリー(ゲゲゲの鬼太郎)
  • ぬら組(ぬらりひょんの孫)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。